滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

嬉し涙

2018年08月14日 10時20分52秒 | Weblog
今までの西医体で、たくさんの涙を流してきた。

2年生。奈良。自分のミスで3位決定戦に勝てないのではないかと思った。それでも上級生がしっかりリカバリーしてくれて結局勝てた時に流した安堵と感謝の涙。上級生の大きさを感じた。

3年生。キャプテンとして乗り込んだ愛媛。最終日、あってはならないコート外でのミスが起こった。その日の決勝は負けてしまった。もしコート外のミスがなかったら。そう思うと、全てをかけてハンドボールをしてきた最上回生、頼りない僕にもついてきてくれて、期待してくれたチームメイトに対して申し訳なくて流した涙。

4年生。自分がチームを背負うと意気込んだ大分。結果は1回戦負け。自分がもっとシュートを決めていれば十分勝てる可能性はあった。1番お世話になった先輩達に恩返しできなかった。1年間、幹部としてチームを引っ張った同回生に結果を出させてあげられなかった。そういう悔しさで流した涙。


今まで本当にたくさんの涙を流してきた。

でも、去年誓った。もう嬉し涙以外流さないと。
優勝して流す嬉し涙以外流さないと。

去年見た、自分達がプレーしていない、上位トーナメント。観客席で感じた、悔しさ、悲しさ、恥ずかしさ、どうしようもなさ、言葉にできない気持ち達。

そんな思いはもう2度と感じたくないし、学生生活をかけて、ハンドボールに、ハンドボール部に向き合ってきた卒業生達に、チームのために心を砕いてきた幹部達に、悩み、苦しみながらも自分の役割を見つけ、懸命に走ってきた後輩達に、絶対にそんな思いをさせてはいけない。
だから、悔し涙は流さない。

そのために、信じてくれる仲間がいるという誇りを胸に、熱く、大きな期待を背負って、精一杯の、最高のプレーをする。それだけ。

そして、コートの中も外も関係なく、楽しめるような試合にする。


勝って、勝って、勝ち進んで、そして優勝しよう。


最後にみんなで嬉し涙を流せるように。


11番 阿部和樹

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