おさむです。あけましておめでとうございます。昨年度滋賀医科大学ハンドボール部に関わってくださった皆さま、OBOG様方、本年も滋賀医科大学ハンドボール部をよろしくお願い致します。
今回のブログで話すことは、中高大問わず、最近の学生の部活離れについてです。
ぼくが中学生だった頃、学生が部活に入ってスポーツをする。芸術や音楽を楽しむ。これは当たり前の光景でした。実際に自分が好きな部活を選んで、それを極めていく。その中で人間的な成長や、社会との関わり方を学んでいく。学校教育で重要な役割を担っていました。
しかし、指導者不足や少子化によって、学校でできるスポーツや部活動をしている学生が減っているのが現実です。
学生の母体数が減っているが故に、部活動人口も減るのは仕方ないですが、それだけじゃなくて、スポーツに関心を持たない学生が減っている気がします。自分としては、それだけはやめてほしい。スポーツ、部活動=しんどいこと、辛いこと。こういう風には思ってほしいかない。決してそうじゃない。
こういうことを最近ふと思ったのは、12月1月というのは高校スポーツの集大成の大会が多く、その試合を目にする機会が多かったからです。実は今も青森山田と静学の試合を見ながらブログを書いてます笑
その中で、特に感動したのは、バスケットボールウィンターカップの決勝、福岡第一と福大大濠の試合でした。高校バスケ界で圧倒的な強さの福岡第一が点差をつけて優勝すると思ってました。試合の後半にそのチームの地力が出る。スラムダンクでもそういう言葉がありました。実際に福岡第一は後半に一気に点差をつけるような強いチームです。しかし、この試合はちがいました。一時20点差をつけられた大濠が最後横地選手の3Pで7点差まで迫り試合が終わりました。ここで普通優勝した第一の選手は喜びはしゃぐと思っていましたが、実際彼らはまず大濠の選手と互いの健闘を称え合いました。これはバスケットにバスケットに打ち込み、同じ福岡のチームとして切磋琢磨してきたからこそできたことだと思いました。
この姿を見て何をみんなに伝えたいのかというと、一つのことに打ち込む。そういう時間の使い方をすることは学生時代にしかできないということです。スポーツでも勉強でもなんでもいいから好きなことを見つけて、それに熱中する。それが将来的に自分の宝になることは間違いないです。
その点でハンドボールを選んで良かったです。
4月から滋賀医科大学に通う新入生の皆さん。滋賀医科大学ハンドボール部は皆さんを待ってます。週末はセンター試験ですね。落ち着いて、合格目指して頑張ってください!