滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

目指すものは

2014年08月11日 21時37分26秒 | Weblog
副キャプテンのかずまです。


ブログの更新が遅くなってしまいすみません。


いよいよ明日、西医体に向けて出発します。早かったような長かったような。。。
この1年間、いろいろなことがありました。思ったままに書くとまとまりのない文書になりそうなので、軽く1年間を振り返ってみようと思います。



僕とわくとの幹部が始まったのは、去年の西医体が終わってから。まず、どちらがキャプテンをするかというところからだった。キャプテンに求められることは何か、チームに求められることはなにかなどを考え、わくがキャプテンをすることになった。そして、チームの西医体までの方針や大会ごとの目標を決めた。来年の西医体のときにどうなっていたいか、正直ピンとこなくて、今思えばとても抽象的なことを考えていたと思う。


「チームを本気にさせる」というテーマのもと、始動した新チーム。
秋学連は、西医体で負けてしまった悔しさの勢いのままに、全勝で3部に昇格することができた。


11月の秋医歯薬では、医歯薬上位チーム、特に京府医との差を見せつけられた。
11月から2月は体育館が使えず、練習場所を転々としながら限られた時間を有効に使おうと考えたが、なかなか思うような練習ができず苦しい時期だった。ただ、あのときにしていたピロティ練やグラウンドでの練習は、間違いなくプラスになっているし今の基礎を築けたと思う。寒空の下での筋トレや外周は今となってはいい思い出。


3月の西日本医歯薬は結果もチーム状態も最悪だった。幹部の意図がチームに伝わっていない。幹部が緩すぎる。と言われ、どのようにしていけばいいのか、頭を悩ませていた。
4月。いきのいい1年がたくさん入ってくれて臨んだ春の学連。チーム当初の目標であった2部昇格を果たすため、念入りに準備をして1試合1試合、勝ちを積み重ねた。試合を重ねる度にチームの成長が目に見え、とても充実した学連だった。結果的に2部には行けなかったけれど、みんなが「本気」になれた瞬間だった。


6月の春医歯薬では2勝したものの、やはり京府医との差はまだあると感じた。

7月に入って試合も練習量も格段に増えた。試合が続いた日でも欠かさずしっかりと練習し、本当にギリギリまで追い込んだと思う。勉強で忙しくじけそうになりながらも、みんなで乗り越え、やりきった。この1ヶ月で一回りもふた回りも大きくなったと思う。みんなこれまで以上に「本気」になることを意識し、西医体優勝を意識していた。
そして今日の最後の練習が終わるまで、ひとつひとつ不安を潰し、やれることはやってきた。



1年間を振り返ると良いときもあり悪いときもあり、波のあるチームだったなぁと思う。でも悪いときがあってもそれ以上にいい方向に向かい、成長してきた。今はチーム全員が西医体優勝という同じ方向を向いている。楽しいことも苦しいことも分かち合ってきたこのチームが好きだし、このチームで優勝したい。


去年の西医体は福井と浜医に負け4位。めちゃくちゃ悔しい思いをした。
最近改めてそのときの試合のビデオを見たが、個々人の実力不足感が否めない。僕の場合はスクリーンでカットインまで行けたけど、体幹が弱くて思ったところにシュートを打てずに止められる。パワースタンス・位置取りが悪くすぐにずらされてしまう。みたいな場面がたくさんあった。

ただそれは去年の話で、今年は違う。シュートは1本1本気持ちを込めて打ってきたし、キーパーと話し合ってどこに打てば良いか考えた。1対1もパワースタンスとケア側を意識して、抜かれる数は減った。
去年の自分たちと比べると、確実にみんな上手くなっている。不安も少しはあるだろうけど、それを上回るくらいの努力はみんなしてきた。コートに立てば自信を持ってプレーしよう。

きっとみんな去年とは、西医体に対しての想いが違うと思う。それは立場や役割が変わり、各々の責任が変わったから。去年とは違うオレたちを、他のチームに見せつけてやろう。







オレたちは西医体で優勝するためにこの1年間やってきた。


目指すものはただ一つ。


今こそオレたちの「本気」みせてやろうぜ。


副キャプテン 7番 佐々木一真



p.s みんなに向けたメッセージを書きたかったのですが、ちょっと時間内に書けそうになかったので、個人ごとに伝えます。

リベンジ

2014年08月11日 08時39分41秒 | Weblog
去年の西医体のチームの結果、4位。
個人のプレー時間、結果。
数分、1点も決めれず、2分間退場1回。

これが、幹部として臨んだ、西医体の成果。

不甲斐なさすぎて、死にたくなる。

大会1ヶ月前に、いきなりトップとフローターを任せれ、戸惑いながらも全うしてくれた一真。
1年間共に、最弱と言っても過言じゃなかったチームを成長させようと頑張った、キャプテンゆうき。
弱くても、情けないチームでも叱咤激励しに来てくださったOBOGの方々。
4年間いろんなことを犠牲にして、部活を支えてくれたマネージャー、みく、しずか、あさみ、あさこ。
唯一の経験者で、個人のことでもチームのことでも多くのことを手助けしてくれたひでおさん。


今更でも、去年の恩返しがしたい。
去年の辛い経験を無駄にしたくない。

だから、今年の西医体は、2年間分の気持ちをぶつけて望む。


単純計算で、2倍の力が出るはず。


そして、今年こそ、卒業する人たちに、
笑顔で、お前らと一緒にハンドボールやれてよかったと思ってもらいたい。
悔いなく終えてもらいたい。



だから


何をしてでも勝つ。

何が起こっても勝つ。


今年こそ

やってやろうぜ、王者奪還

Baby steps to Giant strides

2014年08月11日 04時34分20秒 | Weblog
Baby steps to Giant strides


キャプテンの若です。
ごめんなさい。ブログくそ長くなってしまいました。削ろうと何度も思ったのですが、キャプテンの言葉やと思って頑張ってみんなには読んでもらおうと思いました。


Baby steps to Giant stridesの題名は奥田をマネして完全にカッコつけました。
これは僕の大好きなベイビーステップというテニスのマンガに出てくる言葉です。
いわば、自分にとってバイブル的なものです。
訳せば、「千里の道は一歩から」になるんかな。マンガでは、主人公がアメリカでの留学から日本に帰国するときに、アメリカでできたライバルがこっそり主人公のテニスノートにBaby steps to Giant stridesって書いてるんですよね。

ライバルは主人公を「小さくても無数にある夢を一つずつ叶えていくやつなんだ。」と評していて、「先のことよりも、まず目の前の1ポイントに勝つことを優先する。これはプロの発想。」と言っています。
これって、櫛田コーチから教えていただいた「意識を常に現在に。未来でも過去でもなく、今に。」ということと、今日の櫛田コーチの夢先生を通して教えていただいたことに似ていると思います。
みんな今日櫛田さんは、絶望的に苦しい状況でもなんとか前を向いて一つずつ乗り越えていてすごいと思ったでしょう。
本気ってすごい。本気になればなんでもできる。逆に言えば、本気にならなければ何も成し遂げられない。

今年の幹部、キャプテンとしての1年のテーマは「チームを本気にさせる」
なぜこのテーマにしたかというと前年度ちからはあるのに出しきれていないという悔しさがあったから。
本気になるということにムラはあったかもしれないが、去年チームが始まったころより、今プレーヤーもマネージャーもみんな本気や。絶対。
そして、チームが始まったときより、みんな確実に本気ってどういうことかわかってるとおもう。それは、あべ・ともき・横・メロ・はるかも分かってるやろうし、キャプテンの僕も今は前より深く、深く分かってると思う。

こんなにみんなで深く「本気」について考え、「本気」に向かい合っているチームないと思う。これが僕のこのチームの一番の強みじゃないかと思う。みんなのブログ読んでたら本気な気持ちが分かる、感じる。2億パーセント、西日本でNO.1本気チームやで。



1年間こんなつたないキャプテンについてきてくれてありがとうございます。

8月 夏休み返上で、新チームのことかずまと話した。西医体優勝するためにどうするか。学連2部昇格するためにどうするか。まず目前にある学連4部全勝優勝するためにはどうしたらいいか。新チームどのようにスタートをきるか。みんなをどう本気にさせるか。
話しに話した夏休みで悩みに悩んだ。ちなみにいうと、こういうとき助けてくれて相談にのってくれるのが、しゅんごさん。ありがとうございます。


9・10月 学連4部から3部へ。これはとても自信につながった。


11・12・1・2月 学校の体育館が3月の卒業式まで使えなくなる。近隣の中学校に電話を何度もかけ、お願いしに足を運び、ボランティアでもなんでもするから貸してくださいと頭を下げた。そこで、唯一体育館を貸してくれたのが青山中学校で、本当に感謝してもしきれない。みんな体育館が使えなかったのがつらかったことは覚えているとおもうが、感謝の気持ちも忘れないでほしい。また、グラウンドでも練習するために下級生中心に草を刈って、抜いて、土を均して、ラインをひいて、コートを作った。
この期間、体育館での練習は決して十分にはできず、ピロティでのトレーニングやグラウンドでの松ヤニを使っての練習で、試合でも結果は残せていないが、逆境でもなんとかしてあきらめずやってきたから今がある。
こんな不十分な環境でも練習に足を運んでくださった満先生をはじめとするOBの方々も本当にありがとうございます。


3月 西日本医歯薬11位 このときがチームとして最悪の状態。幹部のリーダーシップのあまさ、体調管理のあまさなど、やるべきことができていない。僕としても留年してしまい、いっぱいいっぱいになる。


4・5月 一度どん底に落ちて火が付いた。もう一度本気になることを強く意識した。2部にあがるにはどうしたらいいか、秋の3部の試合のデータを洗いざらい調べて、櫛田さんに力を貸していただきながら、みんなで対策をした。また、パワフルで最高の1年生が入ってきてくれ、勢いもつき、いい闘いができた。2部との入れ替え戦で阪大には負けてしまったものの、みんな本気になる楽しさを知った。


6月 関西医歯薬3位 京府医との差とまだまだ力が足りないことを感じた。


7・8月 毎週のように練習試合をいれ、練習も追い込んで行った。みんな文句を言いながらもよく乗り切った。確実に力がついたと思う。また、本気ということについても「本気になることは楽しい」ということだけじゃなく、そこに厳しさを求めていけるようになってきたと思う。


1年を振り返ると、3歩進んで2歩さがるといった感じですが、確実に僕らは前にすすんでいる。成長している。強くなっている。それこそBaby steps to Giant strides。



不安も毎回一つずつ、つぶしてきた。


やりたいと思ったこと、やったほうがいいと思うことも、やってきた。


チーム目標の「本気」もみんなに纏っている。


やけど、まだこのチームで足りてないことがひとつ。


分かるよな?


最後にひとつまだ足りていないのは


西医体優勝という目標達成!!!


優勝したい。優勝したい。

まっちさん、たすくさん、しゅんごさん、しゅんさん、かほのラストを優勝で飾りたい。
まっちさん、たすくさん、しゅんごさん、しゅんさんはプレー面でもなんでもチームにとって大きな存在で、頼りになって、ときには厳しく、ときにはやっかいで、なんといってもチーム思いで面倒見がいい。この4人に恩返しがしたい。優勝しよう。
そして、個人的な意見ですけど、たすくさんには得点王、しゅんさんにはベスト7に入ってほしい。
かほりちゃんは同回生(元)で、これで西医体引退かと思うと寂しくなる。去年西医体後ふたりで話したな。かほのラストは嬉し泣き。


かずま、ふたりで幹部がんばってきたな。西医体後まで言いたいこととか全部とっておくわ。最後の最後まで僕らのチームを引っ張っていきましょ。


での、かなつん、約束覚えてるよ。西医体優勝して、僕ら5人で喜んでいるところが目に浮かぶようになってきた。でのもかなつんもいつも僕の心に響くブログ書く。ありがとう。頑張れる。


ゆい、さほ、しょーこ、幹部ありがとう。3人の支えがあっての今のチームやで。みんな忘れてないよ。僕らが3歩進んでる時も、2歩さがってるときも、いつも支えてくれてありがとう。優勝させてあげたいとはおもわんわ。一緒に優勝しよう。


すけさん、ゆーきさん、去年の雪辱はらしましょう。今のチームは二人が幹部のときからスタートして、それを今の幹部が受け継いで出来上がったチームです。僕たちが作ったチームで優勝しましょう。


健太郎、奥田、宮田、頼りにしてます。最高の後輩(元)。いつもありがとう。一緒に過ごす時間も多く、おまえら好きや。優勝しよう。


じぇりー、優勝報告を首を長くして待っとけ。


さき、りな、あべ、メロ、よこ、ともき、はるか 優勝って最高やで。今年優勝しよな。

優勝して喜ばせたい人考えてたらみんなでした。優勝してみんなで笑いたい。自分も喜びたい。
そして、いつも滋賀医大ハンドボール部を気にかけてくださっているOB様方、とくに1年間通して僕らに関わってくださり、応援してくださり、アドバイスをくださる満先生、チームがどこをむいていいか分からなくなっているときに道を示してくださる櫛田コーチを優勝して喜ばせたい。優勝を肴に酒を一緒に飲んでほしいです。





明後日から西医体が始まる。
泣いても笑ってもこれがこのチーム最後の闘い。
みんなの本気ぶつけてやろうぜ。

アーアウアウア アーアウアウア アーアウアウア えいえいえいえいえーい


主将 9番 瀧川 若