5回生のゆうきです。早いものでもう西医体まであと少しになりました。
去年はキャプテンとしてそしてキーパーとして最初で最後の西医体に出場しました。
結果は4位、、、キャプテンとして出場する重圧、レギュラーとして1人でキーパーをする重圧に自分がまだまだ耐えれなく未熟だったということを痛感しました。
今年は去年の借りを返そうと自分が何が足りなかったのかを西医体終わってからノートにまとめて、もっと頭を使って技術面や精神面で成長して上手くなってやろうと思い、実際に秋の学連でも自分の思った通りの止め方が増えて、満先生にも上手くなったと言われ充実感を感じていた。
でも目にボールが当り網膜剥離をしてしまった。
練習中の怪我だったのでそのことに関しては誰も責めるつもりはないけど、やっぱり心の中ではもうキーパとしてはできないし、今までは練習してきたことが全て無駄になったんじゃないかという悔しさがあった。
正直怪我をしてから6月頃からプレイヤーとして少しずつ練習をし始めるまで、部活をやめようと思ったことは、何十回もあった。タスクさんにやめたいと相談して一緒にご飯を食べにいったこともあった。
長いこと怪我をしていて見学だけしていたことがある人はわかると思うけど、自分が身体を動かさずに見ることは相当辛かった。
試合でも今まで出ていたのに、みんなが必死になってハンドボールしてるのをベンチワークして見ているだけ、自分が出てないビデオをみて反省するというのも耐えられないこともあった。
でも僕が怪我をしてしまったがためにキーパーをすることになった宮田を少しでも上手くなるように教えることが責任だと思い唯一のモチベーションとしてなんとかやっていた。
6月頃から眼科の先生にも網膜はしっかり貼り付いているし、動き始めてみても大丈夫だよと言われて再びハンドボールを本格的に始めることにした。
最初は今年で最後だし、人数もかつかつだから少しでも練習に入ってみんなの役に経てばいいなぐらいの考えだった。
プレイヤーは1年生の夏までしかしたことないし、できるはずもないと思って、迷惑をかけないで手伝う程度でやろうと、、、、
でもやり続けているうちに、練習試合のB戦とかでも出さしてもらって意外と自分でもやってる中で自分が思った以上にDFやサイドシュートいけるなとは感じていた。
ハンド部で今までの経験が生きてるのかなとは思った。
リーサル君にもサイドシュート入るたびに来年残って欲しいのか、大声で来年逆サイドと言われ続けた。リーサルかわいい 笑
その頃から西医体にまた選手として出たいと密かに思い、自分なりに準備をして練習して外周をしたりもしていたけど、どことなく自分に自信がもてなかった。
本当にできるのかなっていう悩みが常に頭の中に存在していた。
このなんとも言えない葛藤が吹き飛んだのが、この前のプレ西医体合宿だった。櫛田さんに来ていただき、初日のB戦を見てくださったのか、2日目の朝に戦力として考えていいんやなって言われてはいと答えた。
いきなりA戦の逆サイドとして出さしてもらった。A戦には出たいなぁとは思っていたが、なかなかつい最近練習を始めた僕には言い出せずにいたので、櫛田さんに出さしてもらったのは本当に嬉しかった。この3日間で今まで考えていたことなんかどうでもよくて、ただただ去年と同じように西医体に出て試合に出たらいいんだと。余計なことは考えずにサイドで1点を奪い、DFで守りチームを盛り上げる。
去年と役割は違うけど西医体で優勝したい気持ちは変わらない。
今年は峻悟さん、マッチさん、俊さん、タスクさん、かほが引退する西医体。
4人は僕がハンド部に入った時の1つ上の先輩で1番長いこと面倒を見てくれた先輩たち。
意味不明ないじりをされたりするけど、ここでは書ききれないほど色々思い出があって本当に長いこと一緒にハンドボールをしてきた。
この4人と一緒に西医体に出て、引退するかほやマネさんたちの応援を背に優勝したい。
西医体の借りは西医体でしか返せないのだから。西医体で1番暑苦しく盛り上がるチームになろう‼︎‼︎