こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

丁型海防艦 1

2012-11-29 22:47:40 | Weblog
本来ならば、御蔵型の次に建造されたのは丁型ではありませんが、
残りの海防艦で未組み立て品が無い為、最期の量産型海防艦である丁型を作ります。

この丁型、元々は丙型に使用していたディーゼル機関の生産が追いつかない為に
スチームタービンを搭載した艦として設計されました。

基本的に武装は同一で、機関の違いにより最高速力や航続距離が違っています。
外観上の識別点は、丙型が直線的な煙突を持つのに対して、丁型は丸みを帯びています。

これらの量産が開始される頃、日本輸送船団の航路はズタズタにされていましたので、
短期間で大量に建造するべく船体は直線のみで構成されています。
(生産性の悪い三次元曲面を全く持っていません)

しかも大量に建造された為、丙型と丁型には固有の艦名は与えられておらず、
単なる艦番号だけになっています。

この艦番号、丙型には奇数、丁型には偶数が付けられており
丁型は2号、4号、6号・・・となり、63隻が完成し25隻を喪失しました。

さて製作は恒例の艦首部分のヒケ埋めからです。
このキットもピットロード社の製品で、発売から20年近く経過していると思います。

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