ユーロな日々

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日本代表が学ぶべきボスニアの戦い 〔欧州予選G7 スペイン-ボスニア 1-1〕

2005年06月10日 | Confed. Cup
まさにヨーロッパ予選の厳しさ、レベルの高さを物語るゲームだった。
ネスタージャにかかわらずアルベルダが致命的な過ちを犯し、前半でボスニアが先制した。スペインはその後の攻め続けたがゴールを割れなかった。
ゲーム終了が近づくと、ボスニアは遅延行為とファウルを繰り返し、レフリーを刺激した。レフリーはロスタイムを5分とった。マルチェナが同点ゴールを決めたのはゲーム終了の10秒前。
ボスニアには気の毒ではあったが、レフリーがアンフェアだったともいえない。やりすぎだった、というしかないだろう。
はっきりしたのは、このレベルでは、戦術、組織力にまさったほうが勝利を手にする。個々の選手の質が高くても、組織化されなければ勝てない、と言い換えてもいい。
日本代表が今日のボスニアのように戦えば、スペインに勝つ可能性がある、ということだ。
個々の選手の能力でいえば、日本の選手たちもボスニアの選手に劣ってはいないだろう。
では、いまの日本代表に、こういう戦い方ができるだろうか。
浮かれている場合ではない。
ジーコも選手達も、いますぐこのビデオを見るべきだ。

〔欧州予選G7 スペイン-ボスニア 1-1〕スペインスペイン