ユーロな日々

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インタビューを読んでわかったジーコのナカタへの思いいれ ~バーレーン戦まであと8時間~

2005年06月03日 | 日本代表
昨日発売のナンバー。
戸塚啓のインタビューで、ジーコはナカタに寄せる深い信頼、大きな期待を語っていた。その思いいれの強さに驚かされる。
なるほどだからこれほどまでに、ジーコはナカタを使いたいのか、と改めて思った。
しかしジーコの目は節穴か、勉強不足といわざるを得ない。
ゾフがまだナカタを使っていた何ゲームかのビデオをジーコは見ていないのだろうか。その後ゾフはまったくナカタ使わなくなるのだが、それも仕方ない低いパフォーマンスだった。
監督が誰であれ、好みがあるのは当然だが、優遇された選手がいい働きをしなければ割を食った選手の不満は募るだろう。ましてやそれがビッグネームであればなおさらだ。
フランス大会の予選も頃を思い出す。王様はカズだったがプレーの質は落ちていた。ナカタはカズに従わず、自分がFKを蹴るべきだと主張し、カズがそれを無視して先に蹴ると、はっきりと不満な態度を示した。そういうことが続いて、カズはキングの座を失っていき、最後には岡ちゃんにひどい仕打ちを受けたのだった。
ナカタはかってのキングカズのような難しい存在になりつつある。
ジーコの期待に応えて、格の違いを見せつけるようなパフォーマンスを発揮すれば他の選手達も納得するだろうが、それはありえない。
なぜならこの2、3ヶ月、ナカタはまともにゲームに出ていないからだ。
4、5日練習しただけで復調すると考えるのは愚かな判断だ。腐っても鯛を使うしかないほど選手層の薄いチームなら別だが、日本代表はもはやそういうレベルではないだろう。