けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2007年のまとめ

2007-12-30 23:59:38 | football
MARCA辺りのトップページには連日バレンシアのカオスっぷりがこれでもかと晒し続けられているわけですが、本日はとりあえずそちらは放置。
本年も押し迫りましたということで、MARCAがまとめる2007年「Resumen 2007」から気になるものを抜書きです。おまけで、適当に過去記事へのリンクを貼ってみました。


Sevilla! Sevilla!! Sevilla!!! 2007年5月~6月

Lo Mejor、重大ニュースで一番最初に出てくるのはセビージャ、2冠達成です。5月16日、グラスゴーのハンプデンパークでのUEFA杯ファイナルは同国対決(エスパニョール)。試合内容は2度リードされるもエスパニョールがその都度追いつき(退場者も出してたのに)、最後はペナルティ戦で決まるという熱い好試合でした。セビージャはこれでUEFA杯連覇。さらに6月には国内でのコパ・デル・レイでヘタフェを破り、こちらも優勝。リーグ戦も3位で終わってCL出場権をゲットと、06/07シーズンは実に華々しい活躍をみせたセビージャでした。今シーズンは初CL挑戦で、グループリーグを首位で抜けるなど、なおもヨーロッパで力を発揮。ま、リーガがちょっと苦しそうなところが気にはなりますが…(現在1試合少ない状態で8位)。


Golazo de Messi!! ヘタフェ戦は4月
次は、メッシスペシャル。06/07のコパ・デル・レイでヘタフェの選手を5人ほどかわして決めたスーパードリブルゴールから、優勝争いが激化していたときのエスパニョール戦で決めた神の手(というか、手)ゴールまで、メッシが解剖されています。マドリーもクラシコでやられたなあ……。


El triunfo 2007年6月

大変良くできましたなのが、30回目のカンペオン・マドリー。グダグダなスタート、カペッロ批判、ベッカムはずし~復帰、おとぼけ会長の舌禍…などいろいろありましたが、終盤はいかにもマドリー的な勝負強さ、失点もすれば取り返す、ある意味スペクタクルな展開でリーガを奪還しました。カペッロは辞めさせられてしまいましたが、シュスターになって以降もそれなりに守備組織がある(ような気がする)のは、カペッロの遺産が実を結びかけている、のかもしれません。


2007年8月末 Hasta siempre, Antonio Puerta

そして決して忘れてはならない、忘れられないのが、Lo Mejorの方に記事が組まれ、Nos dejaron(我々を残して逝った人々)ではトップに出てくるアントニオ・プエルタ。心疾患で試合中に昏倒し、多くの人たちの必死の願いもむなしく、わずか22歳でこの世を去ったプエルタのことは、スペイン現地ではとりわけ印象深い出来事のひとつなのではないかと思います。個人的にも、このニュースは特に印象深く辛いものでした。
あれから4ヶ月。昨日、スコットランドでも試合中に選手が亡くなったそうです。これだけ医療も進歩し選手への健康も気遣われているだろうに悲劇がなくならない。残念です。



スペインサッカーの話題のみ抜き出してきました。サッカー絡みでは、他にACミランのCL制覇やカカの活躍、トーレスの移籍と笑顔なんて話題も出ていますし、もちろんフェルナンド・アロンソの話題は欠かせないし、一方でNos dejaronではノリック・アベの記事も。そんなスペインMARCA紙で振り返るスペイン周りのサッカーの話題でした。

1月にはいると移籍マーケットが開いて話題には事欠かなくなるでしょうし、目を覆いたくなるほどのバレンシアのゴタゴタっぷりは当分落ち着くわけもなさそうですし、この先もいろいろなことが……何が言いたいかまとめますと、当ブログをごらん頂いている皆様、今年もどうもありがとうございました。また来年もよろしくお願い申し上げます、ということです。よいお年を。