本日は12月28日です。皆さんご存知、イノセンテの日です。大嘘ついてもいい日です、スペインでは。
バレンシアでは、ここしばらく沈黙を続けていたソレールが会見を行いました。曰く、
「彼ら(アルベルダ、カニサレス、アングロ)は戦力外でもないしチームから分断されてもいない」
「願わくば彼らがチームと共にあって欲しい。監督は彼らをもう戦力外としたが、私は彼らを呼ばないことに重要性を感じない。私の夢は彼らが再びバレンシアと共にあることだ」
「私はアルベルダが会見で泣いているのを見て心を突き動かされた。彼はすべてをクラブに捧げてきた人間だ」
各紙で報道されてるのでこのインタビュー自体は実際に行われたようなのですが…どの口が言うかボケ。これがソレールの大嘘だったら最低以下の事態ですし、本気で言っているとしたら全部の罪をクーマンになすりつけてしまおうという魂胆か。MARCAの記事に寄せられているコメントも「イノセンテだろ?」がけっこう目立ちます。今日が終わらないことには真実がわかりません……。
本当のイノセンテ?
昨年は「FIFA最優秀選手はカンナバーロじゃなかった!」とかいうイノセンテネタで全世界を混乱に陥れたMARCAですが、今年は……たぶんこちらでしょうか?
「ラモン・カルデロン会長は、今期3冠(リーガ、CL、コパデルレイ)を達成した際には、1人辺り90万ユーロ(1億5千万円弱)のボーナスを出す」
ちょっとわかりづらい上に本文中に「イノセンテじゃないんです」と書いてありますが、1人辺り90万ユーロはやり過ぎということで、これがイノセンテ記事なのではないかと推測されます。昨年ほどの壮大さがあるわけでもなく少々微妙なネタでした。ま、あくまで本当の可能性もありますが。
バレンシア、トレーニングスタート
現地時間18時から行われたミニバカンス後のトレーニングは基本的に非公開、プレスには20分ほどだけ公開されたそうです。シルバはカナリア諸島代表のフレンドリーマッチがあるのでこの日は欠席。
クーマン戦力外発表の後チームはイルンとサラゴサの遠征がありそのままクリスマス休暇に入ったので、ほぼ全選手が揃うのは久しぶりのことになります。皆が注目するのは、もちろんアルベルダ、カニサレス、アングロの動向。それからソレールの発言後のクーマンの動向。スーペルにトレーニング時の様子を書いた記事がありました。適宜抜粋。
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アングロ、アルベルダ、カニサレスは、他のチームメイトたちと共にグラウンドに入り、フィジコの指示の下でゆっくりしたウォーミングアップをスタート、一方でクーマンや他のコーチ陣はコーンやミニゴールの準備をしていた。その後、選手たちはグラウンドを変えてトレーニングセッションを続けた。アルベルダとアングロはトレーニング時間のすべてを他の仲間たちと共に過ごしたが、カニサレスは数分間1人でジョギングをしていた。
トレーニングの間、何人かのファンが3人の選手たち、そしてロナルト・クーマンとセカンドコーチのホセ・マリ・バケーロに向かって叫んでいた。「アニモ・アルベルダ、俺たちはお前と一緒にいる」「クーマン、俺たちはお前が嫌いだ」「アルベルダ、お前は俺たちのキャプテンだ」「クーマン、バケーロ、バルセロナに行け」。さらに選手たちがトレーニングに入る前、数名のファンが選手たちをサポートするバナー(横断幕)を出していた。
トレーニングセッションはコーチ陣の希望で非公開で行われ、ジャーナリストたちには最初の20分間の取材が許された。いつもと違うのは、プレスが私立警備員のコントロールを受けなければならず、入る前に手渡された通行パスの提示を求められていたこと。
クリスマス後のこのトレーニングで、エドゥ、ヒルデブラント、ビジャは全体練習に合流した。ダビド・シルバはカナリア諸島代表に召集されているためバレンシアには現れず、ミゲルは室内で物理療法士の治療を受けていた。同様にピッチに入れなかったのはラウル・アルビオル、フェルナンド・モリエンテス、アレクシス・ルアーノ。それぞれの負傷に応じたリハビリを行った。
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戦力外通告をされた選手は全体トレーニングからも外される、という可能性もあるわけですが、トレーニングを通じて3人は全体と一緒だったようです。ただMARCAによれば、クーマンは3人に「自分が監督である以上は戦力としない」旨を再度伝えたそうで…何か状況が変わる可能性はあるのか、それともソレールの発言は本当にイノセンテ?
ちなみにモリエンテスですが、全体集合より1日早い27日にパテルナに姿を見せていました。ニュース映像をちょっと見ましたが、さすがにクリスマス直後。パテルナには他の選手が来ている気配はなく、本当にバカンス後の一番乗りだったようです。
バレンシアでは、ここしばらく沈黙を続けていたソレールが会見を行いました。曰く、
「彼ら(アルベルダ、カニサレス、アングロ)は戦力外でもないしチームから分断されてもいない」
「願わくば彼らがチームと共にあって欲しい。監督は彼らをもう戦力外としたが、私は彼らを呼ばないことに重要性を感じない。私の夢は彼らが再びバレンシアと共にあることだ」
「私はアルベルダが会見で泣いているのを見て心を突き動かされた。彼はすべてをクラブに捧げてきた人間だ」
各紙で報道されてるのでこのインタビュー自体は実際に行われたようなのですが…どの口が言うかボケ。これがソレールの大嘘だったら最低以下の事態ですし、本気で言っているとしたら全部の罪をクーマンになすりつけてしまおうという魂胆か。MARCAの記事に寄せられているコメントも「イノセンテだろ?」がけっこう目立ちます。今日が終わらないことには真実がわかりません……。
本当のイノセンテ?
昨年は「FIFA最優秀選手はカンナバーロじゃなかった!」とかいうイノセンテネタで全世界を混乱に陥れたMARCAですが、今年は……たぶんこちらでしょうか?
「ラモン・カルデロン会長は、今期3冠(リーガ、CL、コパデルレイ)を達成した際には、1人辺り90万ユーロ(1億5千万円弱)のボーナスを出す」
ちょっとわかりづらい上に本文中に「イノセンテじゃないんです」と書いてありますが、1人辺り90万ユーロはやり過ぎということで、これがイノセンテ記事なのではないかと推測されます。昨年ほどの壮大さがあるわけでもなく少々微妙なネタでした。ま、あくまで本当の可能性もありますが。
バレンシア、トレーニングスタート
現地時間18時から行われたミニバカンス後のトレーニングは基本的に非公開、プレスには20分ほどだけ公開されたそうです。シルバはカナリア諸島代表のフレンドリーマッチがあるのでこの日は欠席。
クーマン戦力外発表の後チームはイルンとサラゴサの遠征がありそのままクリスマス休暇に入ったので、ほぼ全選手が揃うのは久しぶりのことになります。皆が注目するのは、もちろんアルベルダ、カニサレス、アングロの動向。それからソレールの発言後のクーマンの動向。スーペルにトレーニング時の様子を書いた記事がありました。適宜抜粋。
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アングロ、アルベルダ、カニサレスは、他のチームメイトたちと共にグラウンドに入り、フィジコの指示の下でゆっくりしたウォーミングアップをスタート、一方でクーマンや他のコーチ陣はコーンやミニゴールの準備をしていた。その後、選手たちはグラウンドを変えてトレーニングセッションを続けた。アルベルダとアングロはトレーニング時間のすべてを他の仲間たちと共に過ごしたが、カニサレスは数分間1人でジョギングをしていた。
トレーニングの間、何人かのファンが3人の選手たち、そしてロナルト・クーマンとセカンドコーチのホセ・マリ・バケーロに向かって叫んでいた。「アニモ・アルベルダ、俺たちはお前と一緒にいる」「クーマン、俺たちはお前が嫌いだ」「アルベルダ、お前は俺たちのキャプテンだ」「クーマン、バケーロ、バルセロナに行け」。さらに選手たちがトレーニングに入る前、数名のファンが選手たちをサポートするバナー(横断幕)を出していた。
トレーニングセッションはコーチ陣の希望で非公開で行われ、ジャーナリストたちには最初の20分間の取材が許された。いつもと違うのは、プレスが私立警備員のコントロールを受けなければならず、入る前に手渡された通行パスの提示を求められていたこと。
クリスマス後のこのトレーニングで、エドゥ、ヒルデブラント、ビジャは全体練習に合流した。ダビド・シルバはカナリア諸島代表に召集されているためバレンシアには現れず、ミゲルは室内で物理療法士の治療を受けていた。同様にピッチに入れなかったのはラウル・アルビオル、フェルナンド・モリエンテス、アレクシス・ルアーノ。それぞれの負傷に応じたリハビリを行った。
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戦力外通告をされた選手は全体トレーニングからも外される、という可能性もあるわけですが、トレーニングを通じて3人は全体と一緒だったようです。ただMARCAによれば、クーマンは3人に「自分が監督である以上は戦力としない」旨を再度伝えたそうで…何か状況が変わる可能性はあるのか、それともソレールの発言は本当にイノセンテ?
ちなみにモリエンテスですが、全体集合より1日早い27日にパテルナに姿を見せていました。ニュース映像をちょっと見ましたが、さすがにクリスマス直後。パテルナには他の選手が来ている気配はなく、本当にバカンス後の一番乗りだったようです。