ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 44ページ目 手の平のブドウのあざ   

2013-02-18 23:27:31 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【44ページ】


 良子は、和音をこたつに座るように勧めた後、彼からプレゼントされたスミレの

ペアのワイングラスをボードに並べた。


「とても素敵な切子のスミレのワイングラスね?

でも和さんを苦しめている作者の作品なのね・・・・・・」


 良子はこのワインを褒めすぎると、和音に失礼かしらと思って、

彼の顔を見た。


「この作者の作品は世間に出回っていないため、皆に知られていないが、

とてもすばらしい切子のワイングラスであることには間違いない!」

「私の宝ものにしてもいいかしら?」

「もちろん!」


「ポムロールのワインを飲む前に、おつまみを用意するわね」


そう言うと、良子はキッチンの方へ行き、冷蔵庫を開け、

中から数種のチーズとドライフルーツとナッツを取り出した。

それらを皿に盛り付けると、それを持って、和音の座っているこたつの

上に置いた。


「さあ、朝までお付き合いするわ!」


 良子は笑って宣言した。


「よろしくお願いします。」

 
 その後、二人はポムロールのメルロのワインを飲み続けた。

和音は、これまでの数々のテイスティング対決の激闘を良子に話した。


日本スミレ5種入手 2-2 コモロとコモロ白花

2013-02-18 23:13:55 | 園芸店のスミレ
 四つ目に手に取ったスミレのポットはコモロスミレです。

私が持っているスミレの中でもゆうぎり、ミスズについでお気に入りのスミレです。


 コモロスミレもうまく冬越しできそうですが、品種を途絶えさせないように買いました。

このスミレは八重の花が特徴です。







 五つ目に手に取ったのがコモロスミレの白花です。

これは持っていないので、初めての購入になります。






 このスミレも八重咲きです。

白花といっても、紫というか青系の筋が花に入っています。