ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき ファースト(改訂) 98ページ目 知れば知るほど迷路に

2012-04-24 23:11:15 | ワインバーでのひととき1改訂四話 完
【98ページ】


「ヒナセって、兵庫県の赤穂の近くの漁港の町じゃないかな?」


和音は、日生に行ったことがあった。日生には、お好み焼きで有名な店があり、

そこで食べたお好み焼きには、カキが7から8個のっていた記憶がある。


「確か日本の日に、生まれるの生でヒナセと呼ぶようですよ!」

「その通りです。日生は知る人ぞ知るカキの名産地なのです。」


マスターが、和音の説明に補足した。


「うーん、おいしい!」


良子は、日生のカキフライを食べ、ミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌを飲んだ。


「これ、これ! 成人して初めて飲んだワインがミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌ

で、その夜の夕食がカキフライだったの。 なんてワインと料理がおいしく感じたことか!

これが私のワインと料理のベストマリアージュ。」


良子が、ミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌがお気に入りなった訳を話した。


「ソムリエになってからは、ミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌよりも高価で

おいしいワインをいくつも飲んだわ! そしてフレンチのおいしい料理も何度も食べて

いる。それでもこのワインとカキフライのおいしかった印象を超えることがないわ!」


「最初の印象が強烈だったのだね?ところで先程のアドバイスの続きに戻るけれど、

二つ目のアドバイスは『狭める』ということです。」

「狭める?」

良子は、まだ意味が飲み込めなかった。

「広く、奥深く、高いワインを攻略するには、勉強するターゲットを狭める必要があると

いうことです。 目標と期間の設定・・・・」



貝塚のスミレ

2012-04-24 20:36:33 | 野路・里山のスミレ
 仕事の帰り、大阪南部の貝塚市のスーパーに立ち寄りました。

出口近くのフロントの小さな庭の横に車を止めて降りました。


 街中なので、スミレが咲いているなんてまったく意識をしていなかったのですが、

前庭を見るとスミレの宝庫になっていたのです。


 携帯の画像だと咲いている全体像がよく見えません!

紫ぽっい花が点在しているのがなんとなく判る程度です。





 しかしアップの画像にすると、こんなにかわいいスミレですよ!