expの独り言

音、文字、映像...殆どお買い物日記

咳をしても一人

2011年06月27日 | 読書

□ 吉村 昭 「海も暮れきる」 講談社文庫

中学校の教科書で読んだ自由律俳句が強烈な印象を残す尾崎放哉。帝大を卒業、一流企業に就職するも酒癖が悪く解雇、女房とも別れ、極貧の中で41歳で結核のため小豆島で病死。その最期8ヶ月をリアルに描く。その情けない人物像に共感。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やさしさに包まれて

2011年06月22日 | ブラジル

BETATINHA / DIPLOMACIA 1998年作の再発盤

今日は暑かった。突然夏が来てしまった。1924年生まれバイーアの重鎮サンビスタ(当時72歳)、豪華ゲスト参加遺作ということしか知らないが、夏バテの夜にピッタンコ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒いアフリカの姉御

2011年06月11日 | アフリカ

ASABIOJE AFENAPA (& Traditional Hal Orisha Musical Band) / ISESE L'AGBA

1974年生まれのヨルバ伝統音楽の歌手の2007年作。ドスの効いたホントいい声。曲間もあり聴きやすい。ジャケとCD盤面はキズだらけながら、音トビもなく再生できる。恐るべきナイジェリア謹製紙ジャケ。

【追記】2011年6月19日

● SISTER ROSETTA THARPE / COMPLETE RECORDED WORKS 1 (1938-41)

● 〃 / COMPLETE RECORDED WORKS 2 (1942-44)

黒い肌の姉御といえば、この米人の説教を思い出す。3集まであるDocument社制作盤の一部を。基本はギター説教師ながら、やはり、Lucky Millinder楽団との共演が好き。

▲ http://www.youtube.com/watch?v=VnWz2AJ4I7s&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=Dpe2wYcO8bc&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=tVXJAGrl3AU&feature=related

Lucky Millinderとの共演映像(口パクだけど)を見つけた。生で体験したかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そのトーリ

2011年06月10日 | 読書

□ 田中 克彦 「漢字が日本語をほろぼす」角川SSC新書

思いつくまま書き飛ばした本ながら、初めて知る新鮮な知識が満載。日本語にとって負の側面をえぐり出す。漢字嫌いにとって、快著。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所詮、男と女

2011年06月05日 | あれやこれや

NANCY AJIRAM / NANCY 7

去年の話題作。1983年生まれ、発売時女ざかりの27歳かあ。重ね録りされた声の厚みとコブシまわしの心地良さが、ようやく実感出来た次第。

● 藤 圭子 / 新宿の女 ★演歌の星 藤圭子のすべて

20週連続1位だったという1970年発売 デビューLPのストレートCD化(1999年発売)。1951年生まれ、当時19才かあ。1歳年上のギリシャのハリスを連想。次作の「女のブルース」は既に廃盤品切れだった。残念。

 ● EFTIHIA MITRITSA / MISTIKOS PROORISMOS

昨年末に購入した欧美女歌手(中国語サイトのジャンル表示)。ロック調の伴奏に乗るさりげないギリシャ歌唱がジワジワ滲みてきて、本日遂にヤラレテシマッタ...

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なるほどねえ

2011年06月04日 | 読書

□ 堀田 善衛 「方丈記私記」ちくま文庫

平安末〜鎌倉の悲惨すぎる世相とそこから超絶した京の貴族社会を背景とした古典を解読。古文が大の苦手のため読み通すのに疲れたけど、隠遁生活後も楽器を手放せない音楽マニアでもあった鴨長明を身近に感じた。コレハオレダ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沼地入門

2011年06月03日 | 米国

● CAJUN CLASSICS - Kings of Cajun at their very best

LP<大衆音楽の真実>で泣き節が強烈な印象を残したIry LeJeuneの他は数名しか聞いたことがなかったこのジャンル、90年代初頭の2CDをACE社が2002年再編纂したオムニバス盤(1956年〜85年までの音源)を使って探索開始。

【追記】2011年6月12日

● IRY LE JEUNE / CAJUN'S GREATEST:THE DEFINITIVE COLLECTION

1928年生まれ、26歳で死亡。10年以上前にACEが編纂した決定盤。

● MAMA, I’LL BE LONG GONE THE COMPLETE RECORDINGS OF AMEDE ARDOIN 1929-1934

1898年〜1942年、死亡時 Iry LeJeune は14歳。装丁もよく満足度が高い再発。確かに元祖でありお手本。

【追記】2011年6月25日

● THE ESSENTAIL COLLECTION OF LAWRENCE WALKER

1907年〜1968年生まれ。レココレで紹介されていた晩年の録音盤。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする