□ スティーヴンスン「ジーキル博士とハイド氏」
ネタばれで面白くないと思いながら読み進んだら、これって単なる二重人格者の苦悩を描いたお話ではなかったんですなあ。自ら望み薬を飲み、心のダークサイドを抽出し、結果肉体も別人のようになり、良心の呵責を感じることなく悪を堪能する。魅惑的。
□ スティーヴンスン「ジーキル博士とハイド氏」
ネタばれで面白くないと思いながら読み進んだら、これって単なる二重人格者の苦悩を描いたお話ではなかったんですなあ。自ら望み薬を飲み、心のダークサイドを抽出し、結果肉体も別人のようになり、良心の呵責を感じることなく悪を堪能する。魅惑的。
ハイチ同様なかなか手にすることが出来ないのがこのジャンル。いつの間にか販売され、気付いたら入手困難というケースがとても多く残念。最近、運よく入手できた極上の二品。
● Edouard Benoit joue HENRI DEBS 1962年~70年代録音 2007年制作
● LOLA MARTIN 1969録音 1992年制作CD
以下は09年に入手したその他。
● CARIBOP / WEEK-ENDO A SAINTE-ANNE
● TUMBELE ! BIGUINE, AFRO & LATIN SOUNDS FROM THE FRENCH CARIBBEAN, 1963-74
レアながら次々と楽しい曲が現れる。シリーズ化を希望(2010/1/16記)
● ORCHESTRE DE BIGUINE/ ALBUM D'OR DE LA BIGUINE
【追記】2009/12/20
Henri Debs制作のリイシュー盤を中心に購入してみた。この他様々出ていたようですが、既に入手困難になっている盤も多い模様。
● AL LIRVAT & ROBERT MAVOUNZY / MME MAVOUNZY 1969年録音
以下はDebs制作のカダンス・ランパ系
● MICHEL DESGROTTES Chant Emile VOLEL 1960年代録音
今年入手できた復活Verckys制作の復刻CD。雑音が入ったり突然ぶち切れる音源があったり曲目表示がいい加減だったり...何ともイイカゲンな仕事振り。とはいえLipua-LipuaとVeveの盤はお気に入り。
● Orchestre BELLA BALLA /Verckys presente EVVI16
● PEPE KALLE & EMPIRE BAKUBA/ Dianzenza EVVI144
● NYBOMA. LIPUA-LIPUA / Verckys Présente EVVI145
NYBOMA抜きの曲もあり。唄と演奏が絡んだアンサンブルが素晴らしい。SaxはVerckysと推測。Kamaleやkiamも出ないかなあ。
● Orchestre VEVE / Verckys et Le Veve Immortel EVVI150
VEVEの盤でPersonalが書いてあるものをはじめて見た。Vocalは後のTrio Madjesi、VerckysはSAXの他にLead Guitarを弾いているらしい。下手になったFrancoみたいだが、電化Likembeのようにも聞こえる。
● KOFFI OLOMIDE / Etoile Du Nord VEVE151
VEVEについては、ここが詳しい。
http://www.muzikifan.com/veve.html
● ORCHESTRE POLY-RYTHMO DE COTONOU / ECHOS HYPNOTIQUES 1969-1979
マニアックな内容と豪華装丁に魅かれ付き合っているanalog africa社。70年代マイルスバンドが薄味のvocalを入れてチューニングの怪しい楽器でリハーサルしている感じ。africaらしさは求めずafro rockと思って聴くとなかなかいい感じ。過去の同社シリーズも一度聴きなおしてみよう。
● Mulatu Astatke / From New York City to Addis Ababa
これはエチオピア。妖しいムードが漂います。
● MARIA TERESA DE NORONHA / SAUDADE DAS SAUDADES
● 〃 / O MELHOR DE
これは美しいファド。幻の4枚組BOXは日本に2組しか存在しないらしいとの噂。
● ELIZETE CARDOSO / A DIVINA
言わずと知れたブラジルの名花。
● THE UNTHANKS / HERE'S THE TENDER COMING
偶然、店頭で試聴させていただき即購入。今まで知りませんでしたが3枚目とのこと。久し振りに買ったUKトラッド系。爽やか。
● LUMIERE
これも...美しい響き。
文庫本で出ている絲山 秋子さんの小説を、ここ1ケ月で一気に読んだ。独身女が主人公だが、車・ロック・煙草・鬱病など道具建てジェンダーは男。乾いたタッチで60年代生まれの女の心象を描く。
□ 「イッツ・オンリー・トーク」
□ 「沖で待つ」
□ 「海の仙人」新潮文庫
□ 「袋小路の男」
【追加】2009年11月11日 □ 「ニート」
【追加】2009年11月15日 □ 「逃亡くそたわけ」
【追加】2009年12月30日 □ 「エスケイプ/アブセント」新潮文庫
【追加】2010年9月1日 □ 「ダーティー・ワーク」
【追記】2010年12月6日 □ 「ばかもの」新潮文庫