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「やる気」を上手く引き出す上司とは『白昼の死角』

2020-06-07 12:19:09 | 経営・リーダーシップに必要な事
@人は誰でも罪と意識しなければ「お金」には目がなくなる。少額の儲け話は少々の難題があろうが誰もが一度だけと黙認、その後バレなければ継続したいと思う。行動する人間の「野心」をうまく利用した、知能犯の凄い推理小説だ。 「適材適所」、予想以上の成果を出せるのはまさに上司の人材の選択・選別である。「欲」を「意欲・やる気」にさせること、さらに個人の才能を引き出すことも上司の役割だ。 世の中は適材適所から適所適材へもある。 
http://www.joho-fukuoka.or.jp/kakugen/kakugen46.html
『白昼の死角』高木彬光
・時は戦後間もない東京、「紙一重」天才的な頭脳を持った法学部出身の学生四人(隅田、鶴岡、九鬼、木島)が「完全犯罪」を仕組み、多くの企業、役員、人材を犠牲にして金を奪う、巧妙な詐欺を実行する。だが、一度したことは二度と同じ詐欺はしない。法律の盲点を知り、資格を利用した巧みな詐欺は、検事、警察の目をも誤魔化せる天才的な知能犯として繰り返す。
・結果として、リーダーであり社長だった隅田が詐欺の事実を隠しきれなくなり火災自殺、木島は鶴岡を庇い自首投獄、その後病死。鶴岡の一人目の妻は鶴岡の逮捕後自殺、二人目の妻も鶴岡を庇い九鬼と無理心中(自殺)、鶴岡も結核が移るが生き延びて海外に逃亡する。
・詐欺は手形横領として手形の振返利子悪用、手形にある印鑑の転写の悪用、転売を利用した手形交換悪用、為替相場の利鞘と偽手形悪用など

組織より自分の行動信念を貫く『ボーダーライン』⭐️5

2020-06-07 07:59:16 | 映画から見える世の中の動き
組織の人間として動くべきか、自分の信念で動くべきか。 そこには仲間への裏切りと幼い少女を守りたいと言う葛藤がある。守るのは「家族」であり「組織」ではないと。 命をかけた決断とその後の行動は感動する。 仕事をする理由を改めて考える。組織内の葛藤:
コンフリクト管理とは https://docoic.com/5671#i-3
『ボーダーライン』
アメリカとメキシコの国境で麻薬カルテルを摘発するCIA捜査官のマットは、カルテルに家族を殺されたアレハンドロと組む。麻薬王の娘を誘拐し、カルテル同士の混乱を招こうと試みたがアメリカの方針変化で関係者を皆殺しにする要請が下る。だがアレハンドロは娘をカルテルに連れ戻そうと動く。