世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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ヘイトを許して良いのか?が問われている〜下北沢カオスビール(の企画に罪はないけれど、大きな)問題が生じています

2022年04月12日 | 議員活動

すでにご存知の方も多くいらっしゃると思

ますが「下北沢CHAOS(カオス)ビール」

が問題となっています。

 

この企画自体はとても良いと思いますし、

ビールそのものに罪はないと思います。

 

しかし製造者が問題発言(ヘイトスピーチ

と取られる発信)をHPでしており、その

ことをきちんと謝罪していないではないか、

ということが取り沙汰され、区には40件

以上の苦情のメール等が殺到している、と

いうことです。

 

わざわざ区に直接苦情を届ける人はそれ程

いないので、40件以上というのは、潜在的

にはその何倍もの方々がおかしいと思って

いるであろうと思われます。

 

以下は、関連企業のHPのスクショです。

 

 

 
 
上記の記事によれば、DHCビール関係者
 
は以下の通りです。
 
企画:株式会社日テレ7、株式会社オオゼキ
協力:世田谷区、下北沢商店連合会、京王電鉄株式会社
ラベルデザイン:タツノコプロ
製造:株式会社ディーエイチシー

 

ヘイトスピーチではないかと問題になっ
 
ている株式会社ディーエイチシーの会長
 
のメッセージはこちら
 
 
ディーエイチシーは特定民族を差別する
 
文章を自社のウェブサイト掲載してい
 
ことを、取引先には謝罪した旨の報道が
 
あったが、広く世間一般への謝罪はされ
 
ていないと認識しています、とある区民
 
の方からの訴えがありました。
世田谷区には、世田谷区多様性を認め
 
 
る条例」という条例があります。
 
ディーエイチシーの発言はこの条例とは
 
全く相入れないものです。
 
 
しかし、区は、
 
●企画者と協力者などを繋ぐ役割を担っ
ただけ
 
●お金は使っていない
 
●製造者をどこにするかは企画担当が決
めたこと
 
●限定20万本で終わる企画
 
ということで、「確認が不十分で迂闊だ
 
った」ことは認めていますが、謝罪や、
 
企画担当への見直しの申し入れなどをす
 
るつもりはない、という態度です。
 
 
 
私は、少なくともこれだけ問題となっ
 
いるのだから、区としてきちんとHPなど
 
に「製造者の問題発言についてきちん
 
把握していなかった」ことを謝罪べき
 
ではないか?と、区の担当(経営改革・
 
官民連携担当課長)に強く要請しました。
 
 
しかしながら、何度、言っても、区とし
 
ては、何事もなかったかのようにスルー
 
て終わらせるつもりのようです。
 
 
「今後は、官民連携指針の中にしっかり
 
チェックすることを盛り込み、同じ失敗
 
がないよう取り組みます」
 
でおしまいにするつもりということでし
 
た。
 
 
こういう大きな問題は、いち課長が決め
 
られることではありません。
 
 
やはり、区のトップ、保坂区長の信念が
 
試されることだと思います。
 
 
つまり、
 
 
 
を本気で貫こうとしているのか?
 
ということが問われているのではないで
 
しょうか。
 

 

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  田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka


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