先週、GW10連休明けに、あえて休暇をとって江戸に出奔した。当然、美術館めぐり。朝、冷え込んだので、上野に近づくと、なんと、この時期に富士山を観ることができた。頂には、まだ雪が残っている。稜線もくっきり。なんとなく、得した気分になった。働き方改革で、年次有給休暇の取得も義務化されている。率先して、休暇を取得することにする。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
今日はJR京浜東北線・大井町。以前の仕事で、よく大井町で下車、東急大井町線で尾山台で下車、大学の研究室を何度も訪問した。
あっちには行ったことがあるが、こっちには行ったことがない、という類氏。高架下方面を歩く。安納芋の専門店「Seed Rings」へ。安納芋にこだわったお店で、焼きイモを材料にしたスイーツを提供している。「安納芋フライ」550円に「ドリンクセット」200円、ホクホク感を楽しむ。「安納芋アイス」500円は、素早く食せねばならない。あったかい芋と冷たいアイスがいい感じでコラボしている。
暗がりになり、昭和28年創業、「ふぐ、うなぎ、串」と書かれた暖簾「かねまん」へ。人形町にある鰻のかねまんの暖簾分けのお店である。カウンターはないので、御常連が座する手前のテーブルへ。「ハイボール」400円は、岐阜県産のピークウイスキーを使用、炭酸も強炭酸、御常連と乾杯した後でピリピリ感を楽しむ。厨房前の壁には、お品書きの短冊が無造作に貼られている。「ふぐ、うなぎ、串」に関わらず、店の大将が食したいものがメニューとなっているそうだ。その中からチョイスしたのは、「ハラミ卸しポン酢」780円、ふぐのお店につき、ポン酢は自家製である。見るからに、ボリュームがある。
お次のお酒は、お隣の御常連が呑んでいる「残波」700円を水割りで。そのお隣さん、すっぽん鍋を注文していた。類氏、それを御相伴に与るのかと思いきや、「スッポンの血・リンゴジュース割り」をゲット。味はほとんどジュースとのこと。「海鮮ばくだん」1,000円はタコ、イカ、カンパチなどを賽の目に切ったものを海苔に巻いていただく。そして、「チョコブリのカブト煮」880円。チョコブリとは、チョコレートを餌にした養殖ブリとのこと。
ここで酒が続く。「神亀」850円をぬる燗で、これはお隣の御常連、しかも女性にお酌してもらう。そして「ひれ酒」880円、天然のトラフグのひれを使っている。酒も、琥珀色になっている。
「うな茶漬け」950円で、本日の〆。
今週は、水曜日、金曜日と酒宴が続く。本来であれば、休肝日を設定しなければならないのだが、呑まないと精神衛生上、よろしくないような気もするので、2合程度、熱燗(熱め)でいただくようにする。