呑兵衛たちの月９ その１８

　今日は、朝から雨。いやな季節がやってきた。梅雨はどうしても好きになれない。暑いんだか寒いんだかわからないが、やたらベタベタする。やはり、すっきり爽やかがいい。

　で、そんな時は、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

　類氏の故郷、高知。高知では、市が盛んである。類氏、街路市でひやし飴、液体だ。ナレーター曰く「ひやし飴の焼酎割りがほしいのでは」とのこと。ただ、甘すぎないか。
　類氏、西日を浴びながら放浪。お店は「一軒家」。先ずはビール、そして、冷や奴と煮こみを注文。冷や奴には出汁が入っている。煮こみも出汁まで飲めるように味付けている。ニラ豚も旨そうだ。類氏の近くには「土佐のハチキン」が座っていた。
　日はまだ高い。類氏、あと４、５軒行くそうだ。

　番組を観ていると、驚くべきことが・・・。類氏、コマーシャルに出ている。それも、パンシロンＡＺという胃薬。そうか、これを飲んで、あと１、２軒、というわけだ。

　次は、吉祥寺へ。山本有三記念館、大正期のいい建物だ。中央線沿線。またまた、「中央線な人」を思い出してしまう。
　元力士のお店「玉秩父」へ。類氏は周囲に「乾杯コミュニケーション」責め。生牡蠣を日本酒の熱燗で流し込む。周りのお客が飲んでいる「焼酎のお茶割り」を類氏も呑む。ある意味、健康的な呑み方かもしれない。小生も、安い焼酎でたまにお茶割りをやるときがある。なかなかである。
　締めにすり身汁。メニューの半分の量、半すり。旨そうだ。酒を呑んだ後の汁物は、何とも言えない。

　そして、東急東横線、学芸大学駅へ。類氏の目はランランと輝き、その先に酒場が控えていた。お店は「久慈川」、茨城と関係があるのか。
　まずは、ハイサワー白水割り。ホッピーとはまた違った味なのであろう。ハイサワーも呑んでみたいものだ。またまた、周りの乾杯のコミュニケーション。ここで店の主人がお出まし。やはり、茨城出身であった。山菜中心の料理は健康的だ。類氏のお隣の席では、熱々のニンニク豆腐。類氏もご相伴に預かるが、猫舌の類氏、お約束のとおり、しゃべれず。
　日本酒も、岩手の久慈川。鯵のなめろうには、栃木の純米鬼ころし辛口。いずれにしろ、日本酒が合うお店だ。

　今日は、量り売り焼酎のオンザロック。すっきりとしている。東北南部（北関東）のいわきも梅雨入りしたそうだ。じめじめとしたこんな時にこそ、すっきり爽やかな酒呑みをしたいものだ。