〜これぞ東京の浴場〜
「東京浴場」という浴場は品川区でも2軒あって、
こちらは大井町駅から徒歩10分くらいの東京浴場さんです。
この銭湯、素晴しかったです。
〜全景からため息〜
都内の銭湯によくあってもどかしくなるのは、
全景が見えない事が結構多いと言う事。
都内の地価は高いし、生活に密接な銭湯だし、仕方ないのです。
しかし・・・品川区でこんなに堂々と銭湯の全景が観れるとは!
しかもちゃんと格天井が外から見え、もっと言うと天井の絵が1つ見えるのです。
あと鶴の絵も見えますね。
「銭湯あるよ。ここにあるよ。」と、全景が語っていますよね。
〜カウンター式だけど全ては残っている〜
カウンターの奥様はとってもやさしい物腰。そこからして品性というものを感じます。
そして中に入ると、脱衣所。
格天井の絵がすごく繊細に、優しく迫ってきます。
少し間隔を置いて、この三つの絵が見えるのです。主張しすぎないけど、ものすごく美しい天井。
これは序章にすぎないのですが、カウンター式でペンキ絵じゃないけど、
こんなに古(いにしえ)を感じ入れる銭湯は無いですね。
〜中庭と金魚と〜
東京浴場さんの素敵ポイントは中庭。
男湯と女湯の境目にあります。
だから女湯は1つの独立した空間感があってちょっと不思議。
昔見学させて頂いた文京区乙女湯(廃業されております)さんを思い出します。
唯一薬湯のある部分(奥だけ)は、男湯と高めの天井がありここから音が聞こえてきます。
また中庭のキワには水槽があり、
洗い場から金魚がスイスイ泳ぐ様子が見れます。
〜タイルは全部素敵〜
タイルに痺れる場合、シンプルな浴場の場合が多いです。
でもこれだけ見せ場が有るのに!タイルが素晴しい。
まず浴槽面のタイル。白ベースに舟とカモメが半立体でくっきり彫り込まれています。
触っても大丈夫で、浴槽からきれいなその彫り込みを撫でてみたり。
また全てのタイルが「ぼかし」が入っていてきれい。
言葉にできないけど、釉薬によるグラデーションではなくぼかなのです。
色がきれいですよ。他の浴場でも青タイルの「ぼかし」等はあるけれど、すごくきれいなぼかしで目立ちました。
そのぼかしが統一されているから、尚更なのかもしれません。
浴槽際も、洗い場の道具置きスペースも、洗面所もこのぼかし入ったタイルです。
加えて浴槽に入っているオリエンタルな模様も良いですよ。
あとさり気なく外壁も凝ったタイルです。
東京浴場さんに来たら、タイルのことをもっと知りたくなりました。
こんな細部まで楽しませていただけるなんて素晴らしい。
〜浴槽からの眺め〜
東京浴場さんはペンキ絵ではなく、写真プリントです。大きな写真シートが貼られています。
富士山です。
桜が上に見え、富士山の麓には民家や建物が見えます。ちょっと現実的。
お湯はとっても柔らかく気持ちよかったです。
***最近は昔程銭湯で地元のお客様に話しかける事は少なくて、
(もちろん挨拶はするのですが)ちょっと己との時間だったのですが
ここで久しぶりに奥様に話しかけていただきました。
赤の他人と、ゆるく会話しながら入るのは久しぶりです。私含む三名と、寒くなってきたこと、お料理のことなどおしゃべり。。楽しかったです。
そんな訳で最高な思い出ができて、
またまた訪問したくなる銭湯でした。
やすこ。
「東京浴場」という浴場は品川区でも2軒あって、
こちらは大井町駅から徒歩10分くらいの東京浴場さんです。
この銭湯、素晴しかったです。
〜全景からため息〜
都内の銭湯によくあってもどかしくなるのは、
全景が見えない事が結構多いと言う事。
都内の地価は高いし、生活に密接な銭湯だし、仕方ないのです。
しかし・・・品川区でこんなに堂々と銭湯の全景が観れるとは!
しかもちゃんと格天井が外から見え、もっと言うと天井の絵が1つ見えるのです。
あと鶴の絵も見えますね。
「銭湯あるよ。ここにあるよ。」と、全景が語っていますよね。
〜カウンター式だけど全ては残っている〜
カウンターの奥様はとってもやさしい物腰。そこからして品性というものを感じます。
そして中に入ると、脱衣所。
格天井の絵がすごく繊細に、優しく迫ってきます。
少し間隔を置いて、この三つの絵が見えるのです。主張しすぎないけど、ものすごく美しい天井。
これは序章にすぎないのですが、カウンター式でペンキ絵じゃないけど、
こんなに古(いにしえ)を感じ入れる銭湯は無いですね。
〜中庭と金魚と〜
東京浴場さんの素敵ポイントは中庭。
男湯と女湯の境目にあります。
だから女湯は1つの独立した空間感があってちょっと不思議。
昔見学させて頂いた文京区乙女湯(廃業されております)さんを思い出します。
唯一薬湯のある部分(奥だけ)は、男湯と高めの天井がありここから音が聞こえてきます。
また中庭のキワには水槽があり、
洗い場から金魚がスイスイ泳ぐ様子が見れます。
〜タイルは全部素敵〜
タイルに痺れる場合、シンプルな浴場の場合が多いです。
でもこれだけ見せ場が有るのに!タイルが素晴しい。
まず浴槽面のタイル。白ベースに舟とカモメが半立体でくっきり彫り込まれています。
触っても大丈夫で、浴槽からきれいなその彫り込みを撫でてみたり。
また全てのタイルが「ぼかし」が入っていてきれい。
言葉にできないけど、釉薬によるグラデーションではなくぼかなのです。
色がきれいですよ。他の浴場でも青タイルの「ぼかし」等はあるけれど、すごくきれいなぼかしで目立ちました。
そのぼかしが統一されているから、尚更なのかもしれません。
浴槽際も、洗い場の道具置きスペースも、洗面所もこのぼかし入ったタイルです。
加えて浴槽に入っているオリエンタルな模様も良いですよ。
あとさり気なく外壁も凝ったタイルです。
東京浴場さんに来たら、タイルのことをもっと知りたくなりました。
こんな細部まで楽しませていただけるなんて素晴らしい。
〜浴槽からの眺め〜
東京浴場さんはペンキ絵ではなく、写真プリントです。大きな写真シートが貼られています。
富士山です。
桜が上に見え、富士山の麓には民家や建物が見えます。ちょっと現実的。
お湯はとっても柔らかく気持ちよかったです。
***最近は昔程銭湯で地元のお客様に話しかける事は少なくて、
(もちろん挨拶はするのですが)ちょっと己との時間だったのですが
ここで久しぶりに奥様に話しかけていただきました。
赤の他人と、ゆるく会話しながら入るのは久しぶりです。私含む三名と、寒くなってきたこと、お料理のことなどおしゃべり。。楽しかったです。
そんな訳で最高な思い出ができて、
またまた訪問したくなる銭湯でした。
やすこ。