~個性派微笑み銭湯~
先週の金時湯に引き続き名古屋の銭湯です。
地蔵湯。東京にも同名の銭湯はありまして好きな銭湯でありますが果たして。
場所としては名古屋駅から歩いていけるかもしれないのですが、地下鉄中村区役所前駅から10分ほどということで地下鉄を利用しました。地蔵湯に向かって歩きながら、背後には名古屋駅界隈の高層ホテル等がキラキラ。でも街並みはすっかり味のある民家が並んでいます。不思議な感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/38/1f97823f7caabae0acf752f49e9cc86d.jpg)
入口は意外におとなしいつくり。というよりかは暗くて建物が見えない暗さでした。名古屋の民家等は瓦屋根も多いので、もしかしてそのような屋根・・・なのかもしれません。しかしいづれにしても入口はシンプル。金時湯もそうであるように、このエリアの特色なのでしょうか。
*アーチスティックなつくり
金時湯でも記載したように地蔵湯もやはり、全ての造形の角は丸くなっているのです。アーチであります。勝手に名付けてローマ風。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/bf/12a9017e17e9152317cc45fb2fee0938.jpg)
さらに地蔵湯は節々にアーチデザインが組み込まれています。浴室ドア横の窓もアーチ型、浴槽横の飾りくぼみも出窓のようなアーチ型、全てがゆるやかなアーチで統一。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ba/a14444e820e753e8ccc107258b9f629a.jpg)
このゆるやかさは、銭湯といってイメージしがちな和風印象を洋風な気分に誘うのです。おしゃれである。特に地蔵湯はタイルのメイン色がターコイズブルーに統一されていて、ラピスラズリに囲まれているような気分になれます。
*あったかい壁画
関東ではないので壁画には期待しないようにしましいたが、心温まる壁画に遭遇!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/f2173db63ecbe4a45e676c054632cb27.jpg)
富士山。と、富士山に向けて帆をはためかせる船、そして砂浜にいるお地蔵さん。平和です。とりあえず中島さんらのようなペンキ絵タッチではないのですが、なんだか安心する壁画です。お地蔵さんの表情も柔和。私が見た印象だとこんな顔をしていた気がしますがどうでしょう。
*いろんな世界が入り混じる
地蔵湯はファッションで言う「差し色」的なアイテムが沢山ありました。
まず脱衣所のロッカーもピンクと白のテレコで、おしゃれな色合い。
また浴室の奥にある湯船には差し色だらけです。
アーチ型に据えられたタイル枠内には、ミッキーミニー・白雪姫・こびとさん等ディズニーキャラの立体人形が勢ぞろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/81/cf05de7c85ca8c36c671fa37f9f09240.jpg)
(あれ、金時湯もディズニータイルでしたが名古屋の方はディズニー好き??)こういう人形、浴室に置くとすぐ黒カビが出たりするのですが(経験者談)、そんな様子もなく独特の世界観を作り上げていました。ファンシー!
でもその横にある壁画のすぐそばに、お地蔵さんの石像があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cc/a6d6a6be8f2b97b7767fee599353384f.jpg)
ファンシーな世界と同居するお地蔵さん。もはやおとぎ話つながり、世界名作劇場つながりな気分ですね。
改めて考えると、お地蔵さんのお姿はありがたいし、眺めながら入ると心が浄化される気がします。でもね。お地蔵さんだけ浴室にあると、もしかしたら怖いかもしれないのですね。特に幼児とかは。そう考えるとお地蔵さんの隣のファンシーエリアって、尚更意味があるスペースなんだなと思います。老若男女、楽しめますよね。
*名古屋の人やっぱり優しい
今回入場した際は、番台さんが20代くらいのイケメンで直視できなかったです笑。でも、大荷物の置き場所を相談する前から教えてくれる丁寧っぷりはちゃんと直で受け止めさせて頂きました。
洗い場で隣のご婦人も、ケロリン桶の置き場を教えてくれたり、石鹸の話をしたり。果ては東京から来たことを話すと、花が咲きました。
交代で入ったイケメンのお母様?も帰り際に「高速バスなんでしょ?」と優しい眼差しでした。
さらに、イベントで余ったからねとあめちゃんをいただきまして。かわいい千歳飴、嬉しいです。嬉しいですと連呼してしまいました。
ちなみにお母様は、どうやらイケメン男子のお母様のようでした。どうりで美しいわけです。
家族で番台を守っているのですね。そんな当たり前のような話が、これまでなかなかナマでは見受けられた事がなかったし、一番は学生くらいの若い人が番台にいるのを見たことがなった気がします。でもこれが本当の銭湯の家族経営ですよね。しみじみ思いました。
**今回は初めての名古屋ということもあって、2軒まわっただけですが、それだけでも関東の銭湯との違いを少しだけ触れる事ができました。これで全てを知ったようなことは言えないけれど、けどこの関東と中部というわずかな距離でもこんなに様式が変わる事を肌で感じれてよかったです。
そしてやっぱり人柄がいい。銭湯は優しいですよね。ホームタウンじゃなくても、受け入れてくれる感じを地蔵湯からは感じました。また地方で銭湯行くのがクセになりそう。そんな機会をくれた地蔵湯に感謝です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/1a682110c8edd614689bf6a3b7e80de0.jpg)
*ケロリン桶あり
*藤かご(長方形)あり
*座式ドライヤーあり
*自販機:伊藤園、JT
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/82/2e19e19abede082116d2f27173a136bd.jpg)
やすこ。
先週の金時湯に引き続き名古屋の銭湯です。
地蔵湯。東京にも同名の銭湯はありまして好きな銭湯でありますが果たして。
場所としては名古屋駅から歩いていけるかもしれないのですが、地下鉄中村区役所前駅から10分ほどということで地下鉄を利用しました。地蔵湯に向かって歩きながら、背後には名古屋駅界隈の高層ホテル等がキラキラ。でも街並みはすっかり味のある民家が並んでいます。不思議な感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/38/1f97823f7caabae0acf752f49e9cc86d.jpg)
入口は意外におとなしいつくり。というよりかは暗くて建物が見えない暗さでした。名古屋の民家等は瓦屋根も多いので、もしかしてそのような屋根・・・なのかもしれません。しかしいづれにしても入口はシンプル。金時湯もそうであるように、このエリアの特色なのでしょうか。
*アーチスティックなつくり
金時湯でも記載したように地蔵湯もやはり、全ての造形の角は丸くなっているのです。アーチであります。勝手に名付けてローマ風。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/bf/12a9017e17e9152317cc45fb2fee0938.jpg)
さらに地蔵湯は節々にアーチデザインが組み込まれています。浴室ドア横の窓もアーチ型、浴槽横の飾りくぼみも出窓のようなアーチ型、全てがゆるやかなアーチで統一。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ba/a14444e820e753e8ccc107258b9f629a.jpg)
このゆるやかさは、銭湯といってイメージしがちな和風印象を洋風な気分に誘うのです。おしゃれである。特に地蔵湯はタイルのメイン色がターコイズブルーに統一されていて、ラピスラズリに囲まれているような気分になれます。
*あったかい壁画
関東ではないので壁画には期待しないようにしましいたが、心温まる壁画に遭遇!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/f2173db63ecbe4a45e676c054632cb27.jpg)
富士山。と、富士山に向けて帆をはためかせる船、そして砂浜にいるお地蔵さん。平和です。とりあえず中島さんらのようなペンキ絵タッチではないのですが、なんだか安心する壁画です。お地蔵さんの表情も柔和。私が見た印象だとこんな顔をしていた気がしますがどうでしょう。
*いろんな世界が入り混じる
地蔵湯はファッションで言う「差し色」的なアイテムが沢山ありました。
まず脱衣所のロッカーもピンクと白のテレコで、おしゃれな色合い。
また浴室の奥にある湯船には差し色だらけです。
アーチ型に据えられたタイル枠内には、ミッキーミニー・白雪姫・こびとさん等ディズニーキャラの立体人形が勢ぞろい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/81/cf05de7c85ca8c36c671fa37f9f09240.jpg)
(あれ、金時湯もディズニータイルでしたが名古屋の方はディズニー好き??)こういう人形、浴室に置くとすぐ黒カビが出たりするのですが(経験者談)、そんな様子もなく独特の世界観を作り上げていました。ファンシー!
でもその横にある壁画のすぐそばに、お地蔵さんの石像があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cc/a6d6a6be8f2b97b7767fee599353384f.jpg)
ファンシーな世界と同居するお地蔵さん。もはやおとぎ話つながり、世界名作劇場つながりな気分ですね。
改めて考えると、お地蔵さんのお姿はありがたいし、眺めながら入ると心が浄化される気がします。でもね。お地蔵さんだけ浴室にあると、もしかしたら怖いかもしれないのですね。特に幼児とかは。そう考えるとお地蔵さんの隣のファンシーエリアって、尚更意味があるスペースなんだなと思います。老若男女、楽しめますよね。
*名古屋の人やっぱり優しい
今回入場した際は、番台さんが20代くらいのイケメンで直視できなかったです笑。でも、大荷物の置き場所を相談する前から教えてくれる丁寧っぷりはちゃんと直で受け止めさせて頂きました。
洗い場で隣のご婦人も、ケロリン桶の置き場を教えてくれたり、石鹸の話をしたり。果ては東京から来たことを話すと、花が咲きました。
交代で入ったイケメンのお母様?も帰り際に「高速バスなんでしょ?」と優しい眼差しでした。
さらに、イベントで余ったからねとあめちゃんをいただきまして。かわいい千歳飴、嬉しいです。嬉しいですと連呼してしまいました。
ちなみにお母様は、どうやらイケメン男子のお母様のようでした。どうりで美しいわけです。
家族で番台を守っているのですね。そんな当たり前のような話が、これまでなかなかナマでは見受けられた事がなかったし、一番は学生くらいの若い人が番台にいるのを見たことがなった気がします。でもこれが本当の銭湯の家族経営ですよね。しみじみ思いました。
**今回は初めての名古屋ということもあって、2軒まわっただけですが、それだけでも関東の銭湯との違いを少しだけ触れる事ができました。これで全てを知ったようなことは言えないけれど、けどこの関東と中部というわずかな距離でもこんなに様式が変わる事を肌で感じれてよかったです。
そしてやっぱり人柄がいい。銭湯は優しいですよね。ホームタウンじゃなくても、受け入れてくれる感じを地蔵湯からは感じました。また地方で銭湯行くのがクセになりそう。そんな機会をくれた地蔵湯に感謝です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/1a682110c8edd614689bf6a3b7e80de0.jpg)
*ケロリン桶あり
*藤かご(長方形)あり
*座式ドライヤーあり
*自販機:伊藤園、JT
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/82/2e19e19abede082116d2f27173a136bd.jpg)
やすこ。