銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【長野銭湯】長野 アルプス温泉

2017-04-22 06:26:22 | 銭湯レポート
〜ただただ、あったかい銭湯〜

長野駅から徒歩圏内に、
こんな優しい銭湯があるなんて。

アルプス温泉。
外観は確かにアルプスの(行ったことないけどさ)の山小屋みたいで雰囲気もあっています。

またなにより、長野は北アルプスや南アルプスをのぞめるから、実はご当地ならではの浴場名ですね。


〜お湯を分け合う設計〜
アルプス温泉さんで特徴的なつくりは、
浴室のサイドに洗い場があり、
浴室のセンターにカランだけ島というか、
箱のようにカランが設置されているとこです。
かけ湯として、シャワーを浴びている隣のカランにお湯を貰いにくいときなどもあるから、これはとても合理的です。


〜優しくて、甘酸っぱいタイル絵〜
アルプス温泉さんの壁面は、石灰風なツヤ消しタイルをつかったタイル絵壁面。
一軒の家と小さいサイロ(灯台という人もいます。やっぱり北海道出身だからサイロって思うのかな)キワにある太陽。私は夕陽かなと思いましたが、受け取り方は人それぞれ。

黄色とオレンジのあたたかい混じり合いの中に、ポツンとある家は、なんだかあたたかさと淋しさが一緒にキュンとくるようなデザインです。

お湯は左に浅めでジェットマッサージがあり、右は深めでジャグジーがあります。
温度は深風呂がちょっとだけ熱め。
身体も身体も、芯からあたたまりました。


***訪問当日は、大きなイベントがあったとかで若い一見さんがかなり来客していた中の常連さんと女将さんのご対応。
女将さんは優しく使い方を一見さんには教え、常連さんが側で細かく説明。

常連さんもピリピリしていなくて、皆んなで見守る感じでした。私もそのイベント参加者ではないし、銭湯の使い方自体は慣れていますが、その優しくあたたかい空気がすっごく心地よかったです。

ちなみに若い一見さんは「いっぱいで押しかけて、皆さんがゆっくりできなくってすみません」と話していました。
もちろん常連さんらが一蹴。

いいなぁ、こうして銭湯のあたたかさを地元に持ち帰るんだと思います。


やすこ。

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