竹村整骨院

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私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「カレーとスキヤキ。」

「インド人が作る料理はカレーばかりだが、インドにはカレーなんてない」

今日のお話はこのパラドックスを通してカレーという料理を語りましょう。


我ながら面白い話に仕上がっているので是非ともお付き合いを。


昔々、インドがイギリスの植民地だった時に、インド人が作っていた料理を

覗き込んだイギリス人が「これは何だ?」と尋ねると、

その中身を聞かれたのかとおもったインド人が「カリ(魚という意味)だ。」

と答えたのを聞いて、スパイスを使った煮込み料理はカレーとして世界中に広まった。


まぁ嘘かホントかはわからないけど、それっぽいね。


で、インドではスパイスを使った煮込み料理のことをカレーと

ひとくくりにする発想はなかったハズなんです。

わかりずらい?

じゃあ、このインドのケースを日本にあてはめてみましょう。

例えば日本人は料理によく醤油を使いますね。


醤油を使った料理特有のいい匂いをかぎつけたアメリカ人がコレワナンダ?と聞き、

日本人はスキヤキだと答えた。

アメリカ人は醤油を使った日本特有の料理をスキヤキと認識した。

肉じゃがも、かけそばも生姜焼きも焼鳥もモツ煮もアメリカ人からするとみんなスキヤキ。

ただ、材料が違うだけ。


我々からするとんなアホなと思うけど、アメリカに端を発した

「醤油を使ったいい匂いのする料理はスキヤキ」という認識が我々日本人の

認識とは関係なく世界中に広まったので、まぁ海外でそういう伝わり方をしたなら

別にいいか・・と放っておいた。

日本の国内ではいままで通り、生姜焼きはあくまでも生姜焼きだし

肉じゃがはあくまでも肉じゃが。

「材料の違うスキヤキ」という発想は全然無い。


でも外国で日本食を出すレストランの経営者は「肉とジャガイモのスキヤキ」とか

「鶏肉を串に刺したスキヤキ」といったメニューのほうがウケたのでそうした。


・・・それと似たようなのがインドのカレー事情だと思うんです。


「ほうれん草とパニール(チーズ)の煮込み」も「レンズ豆と野菜の煮込み」も

「マトンの辛い煮込み」も「魚のヨーグルト煮込み」も日本食が醤油を使うように

インドではスパイスを使うというだけの話。


院長は毎日カレーを食べてるというと「え!?」と思う人もいるかもしれないけど

毎日何らかの煮物を食べてるって言ってるだけなんですよ。

煮込むときに醤油ではなくスパイスを使ってるんですがね。


日本にはスキヤキはあるけど、インドにはこれがカレーですってモノは

元々は無かったんじゃないかな?



そういう仮説、どう思います?
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