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タマゾン川と呼ぶらしい・・・

2015年04月21日 | 動物のこと
先日テレビで
外来魚で困っているという番組がありました。

東京の多摩川という大きな川なんですが
ピラニアとかアリゲーターガーという3m超になる巨大肉食魚なんかもいるらしく
一部ではタマゾン川などと言われて在来種が危機に瀕しているのだとか・・・

こういう話は昔から聞きますね。
古くは琵琶湖や芦ノ湖のブラックバスやブルーギル、コクチバスというのもいましたね(ブラックバスはオオクチバスの通称ですが、だいたいどっちもブラックバスでいいと思います)

さて、
もともといた貴重な魚たちが食べられてしまうのは確かに問題だと思いますし
生態系が壊れてしまうというのもいけません。

ですが、そもそも地域の生態系って何?と考えれば
古来から動物は何らかの方法で移動してきたのであって
個人的には時代によってその手段が変わってきているだけなんじゃないかと思っています。

繰り返しになりますが、人為的な理由で
元々あった生態系が壊れるのはいけません。

人間の責任もあるだろうし
守れる力があるなら守らなければならないのは
万物の霊長などと言われる人間の責任でしょうし、
壊した人が責任を取るのは法的にも道義的にも当然でしょう。

しかし
外来種は何も悪くないんですよ。

在来種の命は宝物だけど外来種の命はゴミ、
そんな風に命の価値を選別することは、自然破壊の動機と同じく人の傲慢に過ぎないと思うのです。

ピラニアもガーパイクも
別に来たくて来たわけじゃないのに、
勝手な人間の都合で地元とは全く違う気候に放たれて、
周りの仲間がどんどん死んでいく中で一生懸命に環境に適応した個体が命をつないで
なんとか生き抜いたら今度は自分たちを連れて来た人間に害獣扱いされるわけですよ・・・

もちろん
本来そこに存在しなかった病原体やウィルスなんかを持ち込む危険性とかはあると思います。
でも在来種のウィルスだって解明され切ってるわけでもないと思いますし、
現地では住民とも共存しているんですから今すぐに致死性の病原菌を持ち込んでいるというものでもないはずなんですよ。
(野生化したペットならもともとそういう菌は保有してないはずですし、新世代なら尚更です)

強いものや他者との関係も含めての適者生存であるなら
今いるものは仕方ないと受容し、ゲームフィッシングや新しい地元料理で地域振興など
新しい流れを作ることこそ万物の霊長の仕事ではないでしょうか?

川だけに。

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