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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

弱いという強み

2015年04月12日 | 格闘技とかスポーツとか
誰が呼んだか『世界最弱のプロ格闘家』という選手が僕の身近にいます。

ヒデズキック所属
トシヤ選手です。

格闘技経験は無し、
ジム入門もつい最近です。

何でプロ格闘家なのかといえば
社長命令で会社業務として練習に来ているからです。

仕事は半分くらいで終了、
その後はすぐにジムに来て毎日8~10時間くらい練習しています。

途轍もない練習量です(笑)

もちろんまだ始めたばかりですし
線も細いので、単に強いか弱いかでいえば一般会員さんにも軽くあしらわれるようなレベルです。

ただ、会社ぐるみでバックアップを受けているという事は
いうなれば生活面もフルサポートのスポンサードを受けられるプロということですので
おそらく国内でも待遇面では最上級のプロ格闘家と言えます。

僻み根性のある人からは
そういう環境を羨ましいと言われるかもしれませんが、
チャンスが来るのは運ですが、それを掴むのは意思と実力です。

そして
始めたばかりなので伸び率も凄まじく、
ほんの一週間くらいでまるで別の生物レベルの成長です(笑)

ところで
『一番弱い』というのは実はすごく良いポイントで
自分自身でもそれが分かっているので技術指導に対して真剣ですし集中しています。

また、スパーリングなどでも習った技をすぐに使います。
これが大切で、ある程度の経験ができてくると後輩の目などもあって
新しい技術を使って失敗することを恐れてしまいますし、
本人としては失敗するということに対して未然に防ぐ気持ちでやってるのでも『試さないから失敗しないけど向上もしない』という現象です。

伸び悩む選手の大部分にこういう傾向があると思います。

ある程度できると格好つけてしまう
今習った技などできるはずもないのに、上手くできないことを恥ずかしいと思ってしまう

試すことで、使うことで出来るようになるのを知ってるはずなのに、出来るようになることが楽しい事だっていうのを体感してるはずなのに
変なプライドが自分の成長も邪魔してしまうんですよね。

練習での失敗とか極められるとか、それもまた楽しいはずなのに、
もったいないと思います。

仕事でも似たようなもんですので
新入社員の人達は許されるうちに一通り失敗しといて、
挑まない安全よりも挑んだ結果の失敗を経験していただきたいものです

「お前の新入社員時代はどうだったの?」と聞かれましたら
「初めて仕事したのはもう小学生の時でしたが、世の中舐め切ってましたね・・・というか舐め切り続けてますね」と
恥ずかしい職歴を軽く披露しますので、同情票を一票よろしくお願いします
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