辞任の理由は油断から

ただし
今回の辞任劇による油断は
所謂舌禍事件とは多少趣が違うように感じます。

鉢呂経済産業大臣原発を視察して「死の町」云々言ったとか
まぁこれ自体はそんなに悪いとは思わないのですが、
現状こういう状態だから復興がんばろうって意味だと思います。

でもその後
オフレコの場面で「放射能付けちゃうぞ」みたいなことを言ったとか言わないとか

この発言自体はたしかに噴飯ものでしょう。

ですが

どういう経緯でこんな話になったのか
あるいはそういう雰囲気になったのかです。

この大臣だけが新ポストに舞い上がって調子に乗ったのか
あるいは記者連中がそういう雰囲気を作って話題作りにしようとしたのか、

記者会見の様子が動画サイトに出回ってます。

このチンピラは他のジャーナリストのブログなんかでも結構話題になっているようで
こいつをたしなめた人は会見後名刺交換をしようとしたら無視されて
結局名前も所属も名乗らなかったそうです
しかも身分証みたいなパスを首から下げているんですが
それもシャツの中に隠したとか・・・

謝罪会見なんかで頭を下げられても
記者連中にとってはその時点で被害なんて受けてないわけですから
マイナスがないままプラスを積んでいる状態なので
どんどん増長するんでしょうね、
我こそ正義みたいな勘違いはいろんなメディアで見かけます。

さらに相手に対して自分の素性も明かさないってことは
安全な場所からやりたい放題、
まるでどこかの掲示板です。

この大臣は
実際どこでどんな話をしたかははっきりとは覚えてないと思います。

ただ、それは油断です。

政治家たる者
暗殺と謀殺の備えはいついかなる時もしていなければならないのです。

敵か、敵でないかを判別できる能力こそ
必須条件だと思います。


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