2013年 花沢類 誕生日企画。音楽で1つになる。

2013-03-30 12:22:51 | 誕生日。
外は、ちょっと肌寒いです。
家の中は、シャツ1枚でちょうど良い位。
去年は、もう暑くて、エアコンを
つけたこともあったかも。
それに比べて、今年は妙な感じです。






今日は、花沢類の誕生日ですね。
ハッピーバースディ。









それでは、いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。









----------------------------------------








2013年 花沢類 誕生日企画。
~音楽で1つになる。~








いつからだったかなぁ。
あたしは、ソファにゆったりと座って、
本を読んでいるんだ。
そんな中、花沢類はピアノの側に
立って、バイオリンを奏でている。
花沢類の愛器のバイオリン、
ストラディバリウスから、
紡ぎ出される音たちが、
あたしは、大好きになって。

紡ぎ出される音たちは、
花沢類から紡ぎ出されて、
空に舞う言葉たちで。
その言葉たちが空に舞うその空間は、
優しくて、愛おしくて、
たまらなくなる。


「牧野。」


花沢類が、くっつきそうになる位、
近くに寄ってきていた。


「わ。な、何?」
「今日さ。俺の誕生日じゃない?」
「そ。そうだね。」
「だからさ。牧野にわがまま言っていい?」
「私にできることだったら。」


「前に、ピアノ教えたじゃない?」
「うん。」
「そのピアノ弾いて欲しいんだ。」
「へ?」
「ダメかな?」
「今?」
「うん。ダメ?」


子犬みたいな目をして、あたしに言う
花沢類を拒絶出来るわけないじゃない。


花沢類は笑った。


「何?」
「今のは、聞こえてないよ?」
「もう。」


あたしは、花沢類を押しのけて、
ピアノへ向かう。
ピアノの前へ座って、鍵盤の蓋を開けて、
少し腕まくり。
そして、近寄ってきた花沢類を見る。


花沢類が、ヴァイオリンを構えて言う。


「いつでもいいよ。」


あたしは頷いて、花沢類が作曲した曲を
弾きだした。
しばらくすると、花沢類の音があたしの
奏でる音に重なって、空間に舞っていく。
そして、一つになる。


ちらりと花沢類を見ると、
穏やかで、とてもいい表情で弾いていた。


「良かった。」
「ん?」
「花沢類が嬉しそうで。」
「牧野と一緒に弾けて、嬉しいよ。」
「そ、そう?」
「最高のプレゼントだよ。」


あたしは、頬が赤くなってしまう。
その様子を見て、花沢類はバイオリンをピアノの
上へ置いて、近寄ってきた。





あたしは、抱きしめられる。


「は、花沢類?」
「牧野。ありがとう。抱きしめたくなっちゃった。」


あたしは、逃げようにも、逃げられないほどに、
すっぽりと花沢類の腕の中に居た。


「ねえ。牧野。キスしていい?」
「き、聞いてしないでよ。」
「聞かないと怒られるかと思って?」


顔をあげるとそこには、花沢類の
ビー玉みたいな目がいたずらっこな目に
なっていた。。


花沢類の手が、あたしの頬に触って、
顔を上へ向けさせて。


「牧野。」


花沢類の顔が近づいてきた。
今度は、花沢類の優しい深い笑顔が、
そこにある。


あたしの唇にキスが降りてきて。
あたしの頭の中には、さっき二人で弾いた
メロディがふわりと流れてきた。


*******




Happy Birthday!!RUI HANAZAWA.



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Are you all right? | トップ | 伝言お願いできますか?2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

誕生日。」カテゴリの最新記事