レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

元祖「見せてください」改30

2010-09-29 15:33:11 | 小説
元祖「見せてください」改30

第一話は以下から始まります。

元祖「見せてください」改1

 しかし、
 ネネからは返信がなかった。
 直哉は、
 メールの内容がよくなかったのではないか
と思って、
 もう一度、
 自分が書いたメールの内容を読み直した。
 

 そして、
 直哉は、
 龍之介から、
 
 まとめて借金返してやれば、
 結婚してくれるかもしれないぞー。
 
 と言われたことを思い出し、
 下心はないと2度も書いたので、
 かえって怪しまれたと思いこんで、
 メールを書き直して、
 ネネにまたメールを送ることにした。]
 書き直した内容は、
 

 直哉です。
 何度も何度も、
 メールしてすいません。
 僕としては、
 後輩を助けたいだけです。
 ソウセキ、
 やすお、
 龍之介にも、
 例のことは一切話さず、
 秘密にしていますし、
 今後も話す気はないので、
 心配しないでください。
 僕が借金を全部肩代わりするつもりですので、
 とにかく、メールをください。
 メールだけでいいんです。
 電話も結構ですし、
 会わなくても結構です。
 よく考えてください。
 このまま借金を抱えたまま、
 あんな仕事をし続けるんですか?
 くどいですが、
 僕はただ後輩を助けたいだけです。
 本当です。
 それ以外のやましい気持ちは、
 まったくありません。
 ですから、必ず返信ください。
 尚、
 おかあさまにも
例のことはすべて秘密にしています。


と。
 直哉としては、
 今度こそ完璧なメール内容だと思い、
 ネネにメールを送った。
(続く)
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新第3弾ゾンビ校長編「ネネとキミカの決意」

2010-09-29 11:45:38 | 小説
新第3弾ゾンビ校長編「ネネとキミカの決意」

 「わるいねえ。
 でも、それしかないと思うよ」
 ふうたはほっとしたような顔をして、
二人に頭を下げる。
 「気にしないで、ふうたくん」
 「そうよ」
 ネネとキミカは笑顔でふうたを見る。
 「だば、
 僕とふうたで
まずもとめ先生のところに行って、
事情を話してから、
校長のところに行ってくるだすよ。
 二人は、
 今のうちに作戦を考えるだすよ。
 部屋はここと、
 校長が
泊まってなかったネネちゃんの部屋を使う
といいだすよ」
 「じゃあ、
 とりあえず、
 あたしはここを使わせてもらうわ」
と、
 キミカが言うと、
 「じゃあ、
 あたしは前の部屋に行くわ。
 後でね」
 「うん」


 こうして、
 3人はキミカを部屋に残して、
 ネネは自分の部屋に、
 たまおとふうたはもとめの部屋に向かった。
 

 もとめはたまおたちの話しを聞いて、
 意外にもすんなり納得した。
 校長も理事の話をすると、
 何か勘づいたのか、
 何も文句は言わなかった。 


 こうして、
 みはる、永久、ネネ、キミカの1回限りの対決が
始まることになった。
(続く)
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「そして3人しかいなくなった?」228

2010-09-29 06:45:25 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」228

 最初は以下から始まります。 

 「そして3人しかいなくなった?」 


 リカは自分のやり方を話した。
 「外にいる巨人というのは、
 このビルよりも背が高いんですよね。
 だとすると、
 最初に私たちが見たように、
 玄関の位置に顔が正面になるようにするには、
 寝転がって、顔を上げるしかないですよねえ。
 もうひとつの玄関から中を覗く方法は、
それだけの背の高さと
首の長さがあったらの話しですが、
 玄関と反対側に身体を置いて、
 ビルをぐるっと縦に曲がるように、
 真っ逆さまに顔をして、
玄関を覗くしかないですよね。
 だとしたら、
 そうするには、
 時間がある程度かかるんじゃないか
と思います。
 例の10秒間を使うなら、
 例えば、
屋上の下の階にたけるさんがいて、
 それからエレベータで、
 玄関に向かえば、
 巨人が、
 たけるさんが玄関を出て、
 初めて、
 たけるさんに気づく
ということができるじゃないですか?
 違いますか」
 たけるはリカの真剣な表情での話しを聞いて、
 どこかの階で、
 自分そっくりの大きな顔が
逆さだったことを思い出し、
 その作戦なら、
 最初はいけるような気がしたが、
 リカの作戦には
ある弱点もあることに気づいた。
 しかし、
 それを話したらリカに止められてしまうので、
 たけるは
 「さすが、リカさん!
 それなら、大丈夫だよ。
 じゃあ、
 僕がエレベータから降りてきたら、
時計を受け取ってくれるね。
 くれぐれも他のみんなには内緒でね」

 わざと笑顔で言ったのだった。
 そして、
 たけるは、
 「じゃあ、僕は上に行くから、
リカさんはみんなに適当に話して、
1階のエレベータ前で待っていてね」
と言うと、
 停止していたエレベータのボタンを押すと、
 すぐに開いたエレベータの中に
入っていったのだった。
(続く)
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続エスカレーター「フラチン屋殺人事件?名探偵?ガキの推理?別に真犯人?」

2010-09-29 06:19:54 | 小説
続エスカレーター「フラチン屋殺人事件?名探偵?ガキの推理?別に真犯人?」

 続エスカレータの一話は以下から始まります。
 続エスカレータ「弟モドキ」  

「えー、重要なことなので、
 もう一回だけ確認させてもらうけど、
いいかな?」
 ケチガキの話しを本気にしたってか?
 「はい」
 一応。
 「うん、いいよ。
 真犯人を見つけて、
 タマちゃんに呪ってもらうんだ!」
 ケチガキ!それは違うだろ!
 「気持ちはわかるぞ。 僕ちゃん。
 あんな小さな子を、
 他の人間に罪を被せて殺し、
 さらに、
 君たちまで殺そうとしたんだからな。
 死刑でもいいくらいだ!」
 「どうせ、
 死刑にはならないんでしょ。
 でも、
 タマちゃんなら呪い殺してくれるよ。
 僕も手伝うからさあ」
 何を手伝うんだよ。
 「で、いいかな」
 「うん」
 「はい」
 「我々の調べでは、
 例の自殺した女は肉だけしか買っていない。
それは間違いないのだ!
 しかし、
 実際に、
 君たちは
ポテトとニンジンとブロッコリーを食べている。
 ポテトは、
 現場にもたしかにあったが、
 問題の菌は発見されていなかった。
 他方、現場から肉が1枚消えていた。
 そこで、
 我々は、
 消えた肉に菌がついていたのではないか
と考え、
 温野菜のことまで、
 考えていなかったのだ」
 店員ならわかるはずだけどなあ?
 ニンジンもブロッコリーも
ケンタにはないことを?
 うーん?
 たしかに、店員が怪しいぞ?
 「まあ、
 肉がひとりで歩くワケはないからだ」
 刑事さん、
 いくらガキがいるからって、
 その例えはないんじゃない?
 「刑事さーん、
 お店の人は、
 どうして、
 店にニンジンもブロッコリーもおいてないことを、
 刑事さんたちに話さなかったのかなあ?」
 ケチガキに先を越されたか!
 「僕ちゃんは頭がいいな。
 たしかに、そうだ!
 うん、待て!
 あの女が
温野菜を購入していなかったことがわかったのは、
 しばらくしてからだ。
 だから、
 全員に確認してなかったかもしれないな」
 なんだよ。
 じゃあ、
 店員の中には
あの女の人が買ってきた
と思いこんで、
 特に、
 警察に
話しをしなかっただけかもしれないんだな。
 だけど...たしか...
 「刑事さーん! いいかなあ?」
 「もちろんさ! なんだい?」
 「あの肉を焼いて、
 運んできてくれたのは、
 自殺したお姉さんじゃなかったよ」
 また、先を越された!
 「僕ちゃん、それは重要だ!
 そいつが最重要容疑者だ。
 あー。
 興奮して悪かったな。
 で、
 僕ちゃんたちは覚えているかな」
 うーん?くそー...
 思い出せない。
 あの女の人でも、
 ホウレンでも、
 チョビ髭でもなかったけどなあ。
 「刑事さーん、男の人だったよ」
 「凄いぞ! 僕ちゃんは!
 写真を見ればわかるかな?」
 「うん」
 畜生!
 ケチガキにまた先を越された。
 「あんた、やっぱりバカね」
 かあちゃん、
 刑事さんのいる前で言うなって!
 「でも、
 僕、にいちゃん、大好きだよ」
 でも、だと、ケチガキめ!
 これから汚名挽回、いや、返上だ!
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モップおとこ「ジョウレン」

2010-09-29 06:02:07 | 小説
モップおとこ「ジョウレン」

 よし。
 いけ!
 よし、そうだ。
 とおっていいぞ。
 おはよう!
 いいぞ。
 うん、これでいいんだ。
 よし!
 とおれ!
 うん?
 おい、テッペンはげがミえてるぞ。
 それはチガウぞ。
 アタマを、
 さらにさげてどうする?
 オレをおちょくっているのか?
 イチド、アタマをあげー!
 おー、またかあ。
 そんなうれしそうなカオするなよ。
 そのウシロ、
 1プンだけマっていてくれよ。
 ジョウレンが、
 オレとハナシがしたいんだってさあ。
 そう。
 そうか。
 ニセモノがえらそうにしてた?
 モップをさわらせていた?
 ああ、きいてる。
 イヤガラセだな。
 ああ。
 そう。
 おー、
 ジカンがジカンだけに、
 ウシロがあっというマにならんだよ。
 わるいな。
 コンドすいてるときになあ。
 ああ。
 モノホンだ!
 おミゴト!
 それこそ、
 イチレイちゅうのイチレイだ!
 さすが、
 ジョウレンはちがうな。
 ウシロも、
 イマのイチレイをオボえておけよ。
 ああ、じゃあな。
 わるいな、またせたな。
 ベンキョウになった。
 うん。えらいぞ!
 よし。
 とおれ!
 よし!
 とおれ!
 よし!
 とおれ!
 よし!
 とおれ!
 おお、なんだ。
 また、ジョウレンか?
 うん?
 ダレだ?
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失敗仕分け人レイジー編「おのれらまた騙されるな!口先男失格者にマジの仕分けができるか?」

2010-09-29 02:45:41 | 小説
失敗仕分け人レイジー編「おのれらまた騙されるな!口先男失格者にマジの仕分けができるか?」

侏儒の脳「船長釈放の歴史的大失態を
仕分けでごまかせですか?」
ブエナビスタ「また、
騙せると思いこんでいるか、
本当にまた騙されるか?」
侏儒の脳「さらに、
仕分け人に、
元クビなしカンジチョウと、
元ミスター年金、
実績ゼロのコンビを
追加ですからね」
ブエナビスタ「あそこには、
人材が、
まったくいないしな。
それに、
ケチをつけるだけの口先だけなら、
国民を騙せる
と思っているんだろうな」
侏儒の脳「結構、
日本人は役人とか偉そうなのを
いじめるのが意外好きですからね。
また、
騙されて、
お遍路さんには
さすがに騙されてませんので、
仕分けパフォーマンスで、
レンホウ総理でごまかしとか。
で、仕分けの見返りに、
大増税!」
ブエナビスタ「そうなったら、
世も末だ」
侏儒の脳「あっ!お題を。
はい」

リーマン・ショックから2年。景気回復は? - gooランキング


ブエナビスタ「まあ、
こんなもんだろう。
で、今後は?」
侏儒の脳「もっと悪くなるが、
1位でしょうね」
ブエナビスタ「まあ、
そんなところだな。
寝る」
侏儒の脳「でも、
こうなったのは、
誰のせいでしょう?」


正直者レイジー編「偉いだす!久々に正直者ランキング!まずはお相手だすな」

2010-09-29 02:30:45 | 小説
正直者レイジー編「偉いだす!久々に正直者ランキング!まずはお相手だすな」

あおむ「秋の夜長というだすが、
眠いだすなあ。
正直者の一言で、
ほ!の一言で
ランキングコメ即終了!」

恋人や結婚相手にかけて欲しい言葉は? - gooランキング


ほ!「わかりましたあ!
正直者はおれさあ以外にも
いるんだなあ。
では、
一位のとおり、
まず相手が欲しい!
よろしく!」
あおむ「後何十年かかるだすかなあ?
金を貯めまくるだすよ!
アルベデルチー!」
ほ!「冬までにはきめるどおー!
速攻で、
バーイ!」

ババドル劣化レイジー編「嘘だ?どこが変わってない。バブルの化石おばさん?80年代アイドル」

2010-09-29 02:15:45 | 小説
ババドル劣化レイジー編「嘘だ?どこが変わってない。バブルの化石おばさん?80年代アイドル」

ゴッホ「どこが不変だ!
劣化しまくりランキング」

昔と変わらずキレイな80年代アイドル - gooランキング


トンチンケ「セイコおばさんが
第一位!テレビで見たけど、
全然違うじゃない」
オッハ虫「目がぱっちりしたような」
ゴッホ「何故か、
最近、みかけるおばさんだが、
金がなくなったのか?」
ゴッホ「バブル化石女が
自分を同一化して、
自分もまだキレイだと、
思いこみたいだけだと、
実際は劣化してます」
トンチンケ「草食男子化による、
熟女ブームとか?」
オッハ虫「バブル化石女に向けた
化粧品屋の策略か?
それとも、
その頃のおじさんが、
業界で偉くなったのか?」
トンチンケ「それはあるかもな。
自分も劣化しているから、
劣化に気づかない」
ゴッホ「だって、
冷静に考えて、
もう50近くだろ。
少なくとも45前後だろ。
孫がいてもおかしくないぞ」
トンチンケ「でも、
票数が多いということは、
そう思いこんでいる
のも多いわけだ。
まあ、同世代が投票したと見た」
オッハ虫「そう言えば、
ノリピーが入ってないな」
ゴッホ「当たり前だろ。
イヤミ言うなよ」
トンチンケ「それに、
80年代のアイドルって
一部を除いて、
顔は
そうでもなくない?」
ゴッホ「個性的で、
一部を除いて、
音痴ではある」
トンチンケ「テレビで見た、
イヨはまだじゅうろくだから...
は凄かった」
オッハ虫「修正技術の差だろう。
おばさんいじめは
この辺にしよう。
俺たちも
いずれ今のアイドルはクソ!
昔は良かったなあ。
になるって。
では、失礼します」



本編リメイク「露店風呂」

2010-09-29 01:50:21 | 小説
本編リメイク「露店風呂」

 「おー...
 誰もいないじゃないだすか?」
 「よく見ろ!
 ここからじゃ遠いが、露店風呂に、
 明かりが見えるだろう」
 「おー、そういうことだすか?
 だば、
他にもブレーカーがあるということだすな」
 「多分な。
 一度、全部、ブレーカーを開けて、
明かりを付けるぞ。
 そうだ!
 トイレが流れるか試してみよう。
 あおむ、一人で行け」
 「僕だけだすか?」
 「前は行っただろう!
 臭いからイヤなんだよ」
 「わかっただすよ」
 「おーい、
 いったんここに来てくれ!」
 エイタが大声で木太郎といつきを呼ぶ。
 「何か見つかったのか?」
 「ああ」
 「わかった、行くぞ」
 「あおむは早く水が流れるか試して来い!」
 「わかっただすよ」
 こうして、あおむはトイレに向かい、
 木太郎といつきは
更衣室に向かって走ってきた。
(続く)



第3弾リメイク「カミサン?伝説屋敷編?9」

2010-09-29 01:37:42 | 小説
第3弾リメイク「カミサン?伝説屋敷編?9」


 「あらあ?」
 「もとめ先生の遺体がないぞ」
 「そんなバカな?」
 「早過ぎたんだすよ。
 いったん戻るだす」
 「ああ」
 「そうしよう」
 たまおたちが屋敷に入ったときは、
ソファーの上に寝かせたはずのもとめの遺体が
消えてしまっていたので、
 3人は慌てて屋敷を出た。
 しかし、
 門のそばにいるはずの、
 ネネ、みはる、サヤの3人まで
消えてしまっていたのだった。
 「これはどういうことだすよ?」
 「わからない?」 
 「えー...」
 3人は屋敷の扉を出たところで、
立ち尽くしていた。
(続く)

大地獄(新)「スケープゴート」

2010-09-29 01:19:32 | 小説
大地獄(新)「スケープゴート」

 第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」


 「そうだ!
 もう一人のスケープゴートを造るんだ!」
 「はあ?」
 「まあ、
 身代わりとでも覚えておけ」
 「はあ?」
 「七奉行派と新七奉行派と黒幕。
 いずれも門番たちだ」
 「はあ?」
 「で、一色茶に騙されたのは、
 七奉行派なワケだ。
 で、
 新七奉行派と黒幕は一色茶を捜しだして、
 今回のインチキ裁き騒動と
 誤審騒動を暴いて、
 七奉行派を完全に失脚させるつもりだ」
 「くどいすよ。
 で、身代わりはなんすか」
 「スケープゴートをここにいる連中ではなく、
 奴ら門番の誰かにする」
 「はあ。
 そんなことできるんすか?」
 「だから、する」
 「どうやってすか?」
 「いいか。
 俺の言うとおりにしろよ」
 「はあ」
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エレベータ「5階の上、下」

2010-09-29 01:10:04 | 小説
エレベータ「5階の上、下」

 「うーん。
 でも、ここにいてもエレベータが来たら、
やられる可能性が高い。
 5階の階段にはいても一人だ。
 よし!行くか!
 で、
 問題は上に行くか。
 下に行くかだな」


 「エレベータは、
 4階のままで膠着状態ですね」
 「油断するな!
 いつ下りてくるか、
 わからないからな」
 「はあ!」


(続く)

ドア女「ドア女Ⅷ」レ

2010-09-29 01:01:34 | 小説
ドア女「ドア女Ⅷ」レ

 「ドア女Ⅰ」は以下から始まります。
 「ドア女Ⅰ」壱


 「助けてください。
 実は...
 ...
 えっ?
 ご存じ。
 ...
 自衛隊?
 ...
 無理。
 はい。
 待ちます。
 どうか早くよろしくお願いします」
 「どうしただすか?
 自衛隊って」
 「暴徒の鎮圧は警察じゃ無理だから、
 今自衛隊を呼ぶことにしようとしたけど、
それがなかなかうまくいかないってさ」 
 「なんだすか?」
 「世論が反対してるとかで」
 「世論?
 なんでそんなおおげさに」
 「俺に言うなよ!」
 「テレビだ!
 もう一回つけろ!」


「ドア女Ⅷ」ミ


 「ひでえ!」
 「あおー!」
 「ドア女殺人事件の真犯人
と思われる5人組を立件不可能と判断した警察と
その5人が潜伏しているマンションに、
 殺された女性のファンたちが
猛抗議・暴徒化してるってさ」
 「なんだすか?
 これじゃあ、
 僕らが真犯人みたいじゃないだすか」
 「ネットから抗議運動が広がったみたいだなあ?」
 「ネットの情報信じるなんて、
 バカが多いなあ」
 ピンポーン!
 ピンポーン!
 ピンポーン!
 「こっちはマスコミかな?
 俺たちが入るときはマスコミだけだったのになあ」
 「おまえらがここに来るからいけないんだろう!」
 「まあ、
 そんなこと今さら言ってもしょうがないだす。
 どうにか自衛隊が来て、
 制圧してくれるのを待つだすよ。
 その後、僕らの会見を開くだすよ」
 「会見?」
 「そうだすよ!
 僕らが潔白だということの会見だす」
 「でも、自衛隊来てくれるのかな?」