レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

ドア女「ドア女Ⅷ」レ

2010-09-29 01:01:34 | 小説
ドア女「ドア女Ⅷ」レ

 「ドア女Ⅰ」は以下から始まります。
 「ドア女Ⅰ」壱


 「助けてください。
 実は...
 ...
 えっ?
 ご存じ。
 ...
 自衛隊?
 ...
 無理。
 はい。
 待ちます。
 どうか早くよろしくお願いします」
 「どうしただすか?
 自衛隊って」
 「暴徒の鎮圧は警察じゃ無理だから、
 今自衛隊を呼ぶことにしようとしたけど、
それがなかなかうまくいかないってさ」 
 「なんだすか?」
 「世論が反対してるとかで」
 「世論?
 なんでそんなおおげさに」
 「俺に言うなよ!」
 「テレビだ!
 もう一回つけろ!」


「ドア女Ⅷ」ミ


 「ひでえ!」
 「あおー!」
 「ドア女殺人事件の真犯人
と思われる5人組を立件不可能と判断した警察と
その5人が潜伏しているマンションに、
 殺された女性のファンたちが
猛抗議・暴徒化してるってさ」
 「なんだすか?
 これじゃあ、
 僕らが真犯人みたいじゃないだすか」
 「ネットから抗議運動が広がったみたいだなあ?」
 「ネットの情報信じるなんて、
 バカが多いなあ」
 ピンポーン!
 ピンポーン!
 ピンポーン!
 「こっちはマスコミかな?
 俺たちが入るときはマスコミだけだったのになあ」
 「おまえらがここに来るからいけないんだろう!」
 「まあ、
 そんなこと今さら言ってもしょうがないだす。
 どうにか自衛隊が来て、
 制圧してくれるのを待つだすよ。
 その後、僕らの会見を開くだすよ」
 「会見?」
 「そうだすよ!
 僕らが潔白だということの会見だす」
 「でも、自衛隊来てくれるのかな?」


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