里山人雑記

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仕事帰りの観察

2019年10月04日 23時46分20秒 | Field Note<観察>
仕事帰り…?ん?お前働いてたの?
改めてそう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかにちょっと前までは大学院生でしたが、今はもう…泣
念のため(笑)

さて、ウィークデーとはいえ、やっぱり生き物は観察したいもので…
仕事帰りに、日没後でも観察できる大通り沿いの鳥のねぐらを観察してきました。

ムクドリ Sturnus cineraceus です。
近くに、コムクドリやスズメもねぐら入りしていました。
鳥の個体数は優に4桁?いや5桁?にも上るので、その音量と迫力も圧巻。
フン害や騒音の問題と切っても切れないねぐらではありますが…

日没前、空が赤く染まるころには多くの個体が集まってきます。
近所にそんな場所がある!と心当たりのある方。
観察するとなかなかに興味深いので、ライトを当てたりすることは避け、プレッシャーをかけすぎないように注意しながら観察してみてくださいね。
観察のコツは、空や単調な背景を選び、シルエットを追うことです。
背景がごちゃごちゃしているとシルエットがうまく浮き上がらず観察が難しい…
上手に浮き上がる背景の場所で、シルエットを追いながら、個体間の関係や種類などをみて楽しんでください。
「あいつら、ぎくしゃくしてんな…」
「あ、でかいのと小さいのがいる!別の種類かな?」
「別の集団が入ってきた!」などなど…
鳥に詳しくなくても、十分に楽しめます。

あ、暗い時間帯にもなりますので、ご自身の身の安全にもお気をつけください。

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ちなみにコムクドリが見られるのは、この時期限定。
みたい方は急ぎましょう。