CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

有川浩・著「旅猫リポート」

2013-07-18 12:21:51 | Weblog




~カバーと、表紙はそれぞれのエピソードが描かれています~

<あらすじ>
サトルのシルバーワゴンに野良猫が気持ち良さそうに寝ている
ネコ好きの彼とは付かず離れずの関係

ところが、その猫が交通事故にあって、
サトルのところへ助けを求めにやってくる

一応命はとりとめ、しばらくはサトルのところで養生
名前はナナ

生来野良気質のナナは、出て行こうとするが、
またサトルのところへ戻ってきてしまう

彼らの相性は抜群

ところがよんどころない事情でナナを手放すことになり・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*


やられました~~、ノックアウトです

30過ぎのサトルと、♂猫ナナのロードストーリー
小学生、中学生、高校生のときの友人を訪ねて

話は九州から北海道まで及ぶ

よんどころない事情が読み進んでいくうちにおぼろげながら分かってきます

すると、もういけませんよ
涙が、ぅぅぅぅ・・


まあまあこんだけ猫と人との深~イ関係って、ちょっとない話ですよ
~いやいやお話だから、でも、「マイ・キャット・スピット・マギー」は実話だよね~

良く出来た猫たち、習性もよくわかる、
有川さんの猫レベルの高さたるや


こころがきれいになる一冊です
ぜひ、





「キリマンジャロの雪」

2013-07-17 16:50:37 | 映画・洋画
LES NEIGES DU KILIMANDJARO/THE SNOWS OF KILIMANJARO  2011年  フランス DVD



≪ストーリー≫
マルセイユの港町、
ミシェルの働く会社でリストラが行なわれ、クジで対象者を決める事になり、
組合の委員長をしている彼自身もそのクジを引いてしまう

妻のマリ=クレールも働いているし、失業手当もなんとかなる

そんななかで、夫婦の結婚30周年記念パーティが、息子や娘たちの手で開かれ、
解雇された多くの仲間たちも招待された

そしてサプライズで、
ミシェルとマリ=クレール夫婦にカンパとキリマンジャロ行きのツアーチケットが贈られた

しかしその数日後、強盗が入り、プレゼント全てを盗まれてしまう

犯人は、仔細を知っているもの、
そして、それは同じくリストラされた若者クリストフ
彼は、勤め初めてまだ6ヶ月しか経たず、手当ても支給されなかった
まして幼い二人の弟の面倒を見、借金と生活に苦しんでいた・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*


アフリカの映画だとばかり
遠景に船が行き交うシーンが多くて、

キリマンジャロへ行くことが夫妻の夢だったんですね
パーティーで、家族が歌う「キリマンジャロの雪」・・ってことです

ミシェルが「画家と庭師のカンパーニュ」それからこの前見たばっかりの「ル・アーブルの靴磨き」のジャン=ピエール・ダルッサン、でした

夫婦がおたがいを心底愛し合い、尊敬しあっている
妻のスタンスがまた良いんですよ

結局、クリストフを救うべく努めるんですが、無理で、
弟たちを引き取るんですね

スパイダーマンのコミック本が小道具として使われますし、
展開も良いです

妹夫婦のエピソードも映画を深くします


「たとえ貧しくても
やさしい心さえあれば

たとえ貧しくても
思いやる心さえあれば

世界はあたたかい」

これどっかに載ってたフレーズ

なかなか良かったです、おススメです

牙を抜かれちゃいました

2013-07-15 11:39:20 | 
♂推定2歳、ワチャは、
一年経ってやっとわたし達に爪を向けることもなくなり、
完全に家ネコになり
少しは抱けるようにもなり、ウロウロするようにもなって

階段で




暑いときは、裏で







寝ているそばを通っても知らんぷり


夫が帰る時間になると、玄関の方をじっと見、
その後、楽しみのおやつをさばく間も待ってられなくて
足元をあま咬みする

あま咬みする?な~んて、信じられないよ

つぎは、目薬と爪きりだね

「最高の人生のはじめ方」

2013-07-13 12:38:49 | 映画・洋画
THE MAGIC OF BELLE ISLE  2012年  DVD



≪ストーリー≫
作家のモンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン)は、
車椅子生活、数年前に妻を亡くし、物書きをする気力がなく、酒びたりの毎日

この夏、甥の勧めで湖畔の避暑地へやってくる
~その町がBELLE ISLE~

ひねくれた性格はイヤミな言葉ばかり
ところがひょんなことから、隣人のシングルマザーと、3人の娘と知り合い、

なかでも次女が抱く想像力は、彼の存在に興味が湧き、一方的に近づいていくが、
モンテの方も、真に受けるでもなく、からかうでもなく付き合うようになって・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

そんなにうまくいくか?ってとこですが

素直に、邪心なく見ればいいお話です

プライドばかり高いおじいちゃんが、子どもたちと触れ合って素直になっていくのは、
何ともほほえましい風景でしたね

越した家にはラブラドール犬が居て、モンテは名前を「スポット」って変えるんですよ
モーガン・フリーマンってシミがありますよね
それで、そんな名前にしたんかなあ・・ってこれは私の勝手な憶測

最高の人生の見つけ方と同じ監督(ロブ・ライナー)
前作はとってもヤンチャな老人物語でしたが、
今回はほんのりほのぼの映画です

本来、優しいこころを持ったモンテが、再びこころを開いて人生を楽しむ、って感じかな
世の中捨てたもんじゃないですよ、

劇中、可能性を語るところ、
次女に、なんで車椅子生活になったかを話しているとき
「ひとつの扉が閉まると、また違う扉が開く、」
この言葉名言ですよね




「声をかくす人」

2013-07-12 12:28:45 | 映画・洋画
外熱をさえぎるため雨戸を閉め、スクリーンを架け、
息をひそめるように、じっと午後になるのを待ち、
~朝日があたる家、なもんで(^_^;)

でも、この閉塞感もう限界
朝からクーラー入れました
でも、今日はまだ7月の12日・・この先がコワ~~~イ


THE CONSPIRATOR  2011年  DVD
CONSPIRATOR:共謀者、陰謀をたくらむ人



≪ストーリー≫
1865年、北軍が南北戦争に勝利し、湧いていたころ、
リンカーンが射殺される、そのとき国務長官ら二人も重傷を負う

犯人は南部の抵抗グループ、
下宿屋を営んでいた南部出身のメアリー・サラット(ロビン・ライト)は
そのアジトを提供していた共謀者として捕らえられ、
民間人でありながら、陸軍省が率いる軍法会議にかけられる

はじめは、ジョンソン上院議員(トム・ウィルキンソン)が弁護に立つが、
彼は南部と関わりがあるため、フレドリック・エイキン(ジェームズ・マカヴォイ)にその任を託す



エイキンは、南部者を弁護する事に拒絶する気持ちがあったが、
彼女がもし無実であれば・・とのジョンソンの言葉に、



徐々に真の正義とは、を
確信するようになっていく・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

ここでは南部に対する蔑視が強いため、
メアリーを弁護することは、非常に抵抗があって、

そのときの陸軍長官(ケヴィン・クライン)の息のかかったものが、判事として名を連ね、ジャッジはその方向に持っていかれるんですね


アメリカで初めての女性死刑囚の話ですが、
ここでは無実のようです

ロバート・レッドフォード監督らしい、骨太な映画でした

シリアスで重いし、息を継ぐ間もない感じでしたが、

重厚な俳優陣の法廷劇、良かったです


気にはなってましたが、ジェームズ・マカヴォイがわたしはちょいとイマイチなもんで後回しになってました、..でも良かったです



「大いなるの陰謀」と通じるものがありますね
エイキン氏は、後にワシントンポスト紙の初代社会部長になったようです




「RED/レッド」

2013-07-10 11:36:20 | 映画・洋画
RED  2010年  CS



≪ストーリー≫
CIAエージェントを引退したフランク(ブルース・ウィリス)は、
極普通の暮らしをする毎日、
この年になって役所に勤めるサラとの電話が楽しくて、どうやら恋をしている

ところがある日、突然何者かに襲われる

たどって行くとCIAが絡んでいる

かつての仲間、
老人ホームに居るジョー(モーガン・フリーマン)
ちょっとイカれてしまったマーヴィン(ジョン・マルコビッチ)、
そして、元MI6のヴィクトリア(ヘレン・ミラン)たちにも危険が及ぶことを知り、
彼等と共にその根源を探り出す・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

RED=RETIRED EXTREMELY DANGEROUS:引退した超危険人物

その誰もが凄腕のスパイ
そこへ、素人のサラも巻き込まれて、でもフランクを見る目が熱い

アクションは切れ味いいです
現役のCIAエージェントは突っ走ってて若くて青い、


それにしても、
みんないいお年になったようで、
こんな同窓会的な映画が多いですよね
「エクスペンダブルズ」とか・・

痛快活劇でした
アレコレ考える事なしで見れます

時間つぶしにはGOOD


ちなみにわたしは、ヨーロッパ映画を続けて見てたもんで、
なんだかなあ・・って感じでしたが



「ル・アーブルの靴みがき」

2013-07-09 11:50:06 | 映画・洋画
LE HAVRE  2011年  フィンランド/フランス/ドイツ   DVD



≪ストーリー≫
フランスの港町ル・アーブルで靴磨きをしているマルセル、
家には愛する妻と犬

パン屋で今日もパンをくすねるが、なぜか女店主は嫌ってはいない
酒場で時間を過ごすのも、居心地がいい

ある日、妻が入院することになり、状態は思わしくないよう

次の日、港に仕事に出かけたマルセルは、ガボンから密航者で逃亡中の少年イリオッサと出会う・・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*

このおじいさん、ひとくせありそうな肝の据わったムードを持ってて

冒頭の駅のシーンで、ヤクザらしき男が撃たれるんですが、
(靴磨き代の)お金も貰ったし、巻き込まれんうちに早よ行こう、って言うんですね
とっても冷静

なんだか今まで修羅場をくぐってきた人って感じがしたんですけど

結局イリオッサを匿って、ロンドンへ行くのをヘルプしてあげて
それは、近所の人たちの善意ちゅうか、心意気ちゅうか、
終いには、執拗に追いかけていた警視(「画家と庭師とカンパーニュ」に出てた)も見て見ん振り、

うまいこと事が運んで、最後奥さんが病床に居なくて、遂に逝っちゃった、
と思わせながら、
不思議にも病巣が消えちゃってて、晴れて退院、

どこまで上手いこといくねん、って思いましたよ

でも、でも、良かったです


フィルムは何だか昔風の映像ぽくって
レコードもいい音だし
昔のロッカー、リトル・ボブ(って知らんケド)がライブをしたりと、
かなりノスタルジックな雰囲気がまた良かったです

監督はアキ・カウリスマキ、フィンランドの巨匠
特典映像の解説もおススメです










小川糸・著「リボン」

2013-07-08 12:07:38 | 読書


≪ストーリー≫
すみれちゃんと呼ばれるおばあちゃん
そのおばあちゃんが名付けたひばりちゃん

ひばりちゃんが小学生の頃、
お庭の木に鳥の卵があって、

すみれちゃんは、頭のお団子のなかで抱卵するんです
それをひばりちゃんが手伝っていたんです

3個のうち1個が孵って、ふたりで甲斐甲斐しく育てて、
ところが半年くらいたったころ、戸を開けたすきに逃げちゃうんです


そして、次は
臨月で死産だった女性
ふと出合った小鳥

次は、
「とりの家」で保護された子

そして、
余命を告げられたひとり暮らし女性の肩に乗ったインコは
そのまま家に一緒に帰って、
 
本の絵表紙を書くことになった彼女の元に来た編集者の女性

その女性の悲しいお話

そしてそして、
最後に20年もの時を経て、ひばりちゃんとリボンが再会します

・.・*・.・*・.・*・.・*

「食堂カタツムリ」は映画で見ましたが、
本は初めて、

最近オカメインコを飼い始めた友だちが、この本を貸してくれました

すみれちゃんのイメージは、
「西の魔女が死んだ」のおばあちゃん風

モダンで不思議なひと

物語の最後は「ベルリンの壁」が出てきて、ちょっとそっち?みたいな


けっこう感動しました
特に命が残り少なくなった女性の話では涙が・・・

どの章の話も良かったしあったかくなりました
私ならチョイスしなかった本です、
ありがとう


でも、オカメインコってとっても賢いんですね

あんなにちっちゃな頭なのにね






「クリスマスのその夜に」

2013-07-07 16:01:25 | 映画・洋画
HJEM TIL JUL/HOME FOR CHRISTMAS  2010年  ノルウェー  DVD



≪ストーリー≫
テレビでツリーの点灯式を見ていた男の子と女の子
その男の子が、近くの戦禍で荒れた教会へ行き、ナタを持ち出し、樅ノ木を切り落とす
しかし、そこには兵士が居て彼らを狙っている  
・・・ここはコソボ

~~~

男がドクターのところで別れた妻のグチをいい、薬を貰って帰ります
その男が次にしたことは、
元妻が子どもたちと恋人と楽しく過ごしているところへ忍び込み、
納屋で、サンタの衣装とマスクを被り、
恋人が入ってくるのを待ち伏せ、彼を失心させ、
恋人に成りすまし、プレゼントを持って家に入り込みます



子どもたちを抱きしめプレゼントを渡した後、
失心した恋人を連れて、キリストの生誕オマージュのところへ行き、
ぬいぐるみの人形とすり替える



~~~

家に帰ったドクターは妻と過ごす時間もなく、
緊急の電話で呼び出されて、
そこには、ワケありの様子の夫婦、妻は陣痛に苦しんでいた
その彼らは、コソボから逃げてきた、アルメニア人の女とセルビア人の男

~~~


クリスマスに家に帰りたい男、
かつてはサッカー選手として活躍していたが、
今は堕落し、ホームレスに成り果てて、
しかしお金もなく、たまたま出合ったキャンピングカーの女性が元恋人
彼女としばらく時間を過ごし、
再び年老いた両親の元へと、電車に乗ります

~~~

不倫関係の女性は、クリスマスムードたっぷりの家で男と過ごしますが、
スカーフをプレゼントされ
男は自宅に帰ってしまいます

~~~

そして、イスラム教徒の少女は、下級生の少年と一緒に星空を見つめ
望遠鏡で「ペガサス」を見つめます



・.・*・.・*・.・*・.・*

この暑いときに「クリスマス」
雪の降り積もったノルウェーでの群像劇

それぞれがいろんな思いでイブを迎え、過ごしていくんですね

ゆ~っくりと展開していきます
ちょっと退屈しそうになるけど、なかなかいい作品でした
不倫関係の女性が仕掛ける意地悪なシーンには苦笑

逃亡中の夫婦が最後に見たオーロラがとてもキレイで
感動しましたね


I shoud go home!
Let me go home!







「ハングオーバー1と2」

2013-07-05 11:43:31 | 映画・洋画
めったと行かないCD売り場で、DVD旧作3枚3000円とあり
ついつい、「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」と、「~!!史上最悪の二日酔い、国境を超える」
そしてなぜか、「リアル・スティール」を買っちゃいました

この前見た「~!!!最後の反省会」、ホントはもっと笑えたんじゃなかろうかと、
いま一度


「!」で、目がさめたとき赤ちゃんいたよね、
あの子はストリッパーの子で、アランがエレベーターの中でよその人に名前を問われて、
「カルロス」って言ったんだよ



だから、「!!!」でも、彼女のアパートで、大きくなった彼を見て、
ほんとはカルロスって言うんだよ、ってなことをアランが言ってたんですよね

それと、
中国マフィアのチャウとアランはこの騒動からメル友になってて、



「!!」で、バンコクのホテルで一緒に居る。
ラストのとこ、チャウがバンコクのホテルで、警察に捕まって、の流れも、

「!!!」で、チャウが脱獄に繋がる、ってことですね
アメリカのギャングに、チャウを連れて来い、って件も、
アランと付き合いがあったってことですか


と、殆んど忘れてる
一応復習して、より良く楽しんで

やっぱり、「~!」と「~!!」は最高
ドツボにハマる~~