「藁の楯 わらのたて」

2013年　　地上波

幼女の殺害犯（藤原竜也）を護送するSPふたり（大沢たかお、松嶋菜々子）
被害者の祖父が犯人を殺したものには１０億円の懸賞金を払う、というありえない話

なかなか面白かった、～と言うにはあまりにもえげつない内容でしたけど
でも、あくまでお話として、

藤原竜也の凶悪な変質者は、ぞっとしたし、
大沢たかおの正義感の強さには、いやいややっちゃえよ、みたいに思ったし
松嶋さんは、そこ目離したらあかんよ、って

他の刑事、岸谷五郎、永山絢斗、伊武雅人とかも人間臭くって良かったですね

三池崇史監督さん、納得です

けっこう目を離せない展開で良かったんですが、
事件の内容がエグイだけに後味の悪さは残りました

それにしても藤原竜也スゴイ迫力でした

「ナイトシアーズ～殺人者のための英国観光ガイド～」

世評に惑わされて「アナと雪の女王」行っとこかと思ったけど、・・らしくないか
今日はやっちまった夫のジャケットお直しだけ取りに行ってきます


SIGHTSEERS　　2012年　　DVD
sightseer:観光客、見物人



≪ストーリー≫
母親と一緒に暮らすティナは、３か月前から付き合っているクリスとキャンピングカーで旅に出る
母は自分の体が思うようにいかなくて娘には行ってほしくなかったが・・

旅行はヨークシャー地方の名所を巡る
キャンプ地に着くと、森の中とトイレの横しか空いてなくて、
大急ぎで森の方へとつける

そこで出会った一組の夫婦、何か気に食わない、
翌日クリスは犬の散歩に行っていた夫を崖から落とす・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

次々とささいな理由で、ムカつく人を殺していくんですが、
終いにはティナも同じことをしだすんですよね、しかもさらーっと、

副題があるからまあまあ予想はしてたけど、
しっかりブラックコメディーでしたよ


エドガー・ライト製作総指揮、
「ホット・ファズ」「ショーン・オブ・ザ・デッド」「リトル・ランボーズ」とか面白かったし、

でも、こんなんこわい旅人たちや
でも、面白かったです、風景も最高

目薬キライ

近頃、涙が流れて、こわもて猫のクールさがまるっきしなし


爆睡してるのに
お父ちゃん猫なで声で「ワチャっ、おいで」って突然抱かれる
ぽっちょ


またダマされたよ～～

「泥棒は幸せの始まり」

IDENTITY THIEF　　2013年　　DVD



≪ストーリー≫
妻とふたりの娘、小さな幸せの中に暮らす真面目なサラリーマンのサンディは、
ある日個人情報を巧妙な電話の手口で盗まれる

折しも、新しく会社を立ち上げる同僚に誘われ退職するが、
ニセIDを使ったカードでクレジットカードは高額支払いを請求され、
新しい仕事もヤバくなる

サンディの名を語る太った女〈ダイアナ〉を捕まえることで身の潔白をはらすことになり、
コロラドからフロリダへと飛ぶ・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

楽しい～～よう笑うた＾＾プッ
ロードムービー・・・・

気のいいサンディが初めはダイアナにウソばっかりついて逃げられまくるんやけど
大物からも命を狙われる彼女を身を呈して助けたりと、～まあこれは自分のためやけど～
いつの間にかふたりに信頼が生まれ、友情が芽生えてくるんですよね

ジェイソン・ベイトマンは「モンスター上司」
ぽっちゃりのメリッサ・マッカーシーは「ブライズメイズ」に出てた

何とも憎めないメリッサでしたね
けっこうホッコリしました
最後ちょこっとジーン
けっこう好き、しあわせな気分になれた、です

邦題は「嘘つきは泥棒の始まり」からのぉ～ですかね

「さすらいの女神（ディーバ）たち」

「レッド・クリフ」のころ、映画の話で盛り上がってたお兄さん
今でもたまに会うとそっちの話題が出て　

兄ちゃん「今、何にはまってます？『アナ雪』ですか」
わたし　「ハマってるっていうか良かったのは『プリズナーズ』かな、ヒュー・ジャックマンが出てた、」
兄ちゃん「ヒュー・ジャックマン、何か聞いたことあるけど」～みたいな

そっか、彼は最近見れてないんや
今、テレビで「X-MEN」やってるけど・・


TOURNEE/ON TOUR　　フランス　　2010年



≪ストーリー≫
元テレビプロデューサーのジョアキム（マチュー・アマルリック）は、アメリカのバーレスクダンサーたちを連れて母国のフランスに巡業に行くが、
パリでの公演をキャンセルされる
業界仲間だった伝手をたどるが、相手にされず、苦渋の旅が続くことに・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

まずマチュー・アマルリック主演・監督ですが
「慰めの報酬」に出てましたよね、フランスの俳優さんですか、知らんかったｗ

で、その彼が故郷に錦を飾ろうとパリ公演をするんですが、
そこがキャンセルされて、ひどい目にあって、
終いには、ダンサーにまで八つ当たりちゅうか、不満をぶっつけて、

でも、そのダンサーに本当の生き方を教わるんですよね
優しくて誇りを持っている

なんですか、とってもおとなな映画でした



ル・アーブルの港町が出てきて「ル・アーヴルの靴磨き」思い出しました

「ツリー・オブ・ライフ」

今日は母の月命日で仕事をおやすみしたんですが、
坊さんの都合でキャンセル？
ゆっくりのんびり一日過ごします


THE TREE OF LIFE　　2011年　　CS



≪ストーリー≫
現代で、成功したジャック（ショーン・ペン）は高層ビルのオフィスの一室で思いを過去に馳せる
19歳で戦死した弟・・

1950年代、厳格な父親(ブラッド・ピッド)と慈愛に満ちた母親（ジェシカ・チャスティン）に育てられ、ふたりの弟が生まれた時から自分だけの母ではなくなって、
大きくなるにしたがって父の威厳にオドオドしながら、
やがてはジャック自身も弱いものに威圧的になる

ときには、神に父が亡くなることを願い、
母に反抗的になりながら、自分の世界にと入っていく・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

Fさんが言ってた「見に行かなくていいですよ」の言葉納得
DVDもスルーして、ケーブル録画でやっと見ましたが

今まで数多くの映画を見て、ほとんどがパターン化されているのを感じてはいるけど、
この難解な映画、プロが見ると評価されるんでしょうが、ハイレベル過ぎて
テレンス・マリック監督、
カンヌ映画祭でパルムドール受賞なんですね

まあ大体カンヌ映画ってシュールですよね、だからビートたけしもウケるのかな？
ウチら凡人には？？？？

聖書のヨブ記うんぬん、
地球の誕生から生命の誕生と、ん？「ネイチャー」かい？

ジャックの家族史を現しながら、
自分自身も嫌ってた父親に似ていると気づき、父親もかたちは違うけど子供たちを愛してくれていた、と気づく

おそらく、天国へ行く道の水辺に、かかわってきた人々が現れ、そこは憎しみも悲しみもない穏やかな世界

生きとし生けるものの「THE TREE OF LIFE」深ーい



お昼寝してたし眠らず最後まで見ました(@_@)

「プリシラ」

THE ADVENTURES OF PRISCILLA, QUEEN OF THE DESERT　　1994年　　オーストラリア　　CS



≪ストーリー≫
シドニーのショーに出ている３人のドラッグクイーンのミッチ（ヒューゴー・ウィーヴィング）とフェリシア（ガイ・ピアース）、そしてバーナデット（テレンス・スタンプ）は、
ミッチの妻が経営しているオーストラリアの中央にあるホテルのショーに出演のため、バスに乗り3000㎞の旅に
そのバスの名前は「プリシラ」

田舎町のパブでは偏見で責められ、またバスの故障で砂漠を立往生し、
そこでアボリジニに出会い楽しいひとときを過ごしたり、
また車の修理で出会ったボブに優しくしてもらったり、
その後ボブは同行することになるが、

途中の町で調子乗りのフェリシアが暴行されそうになったりしながら、長い旅路でホテルに着く

そこにはミッチの妻と子供がいた・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

20年前の映画、
まあみなさんお見事でしたよ
ダンスと仕草さすがです

バーナデットは誇り高い性転換者
テレンス・スタンプ、「アンコール!!」でガンコ爺さん見たとこだって、
その彼がこんな役もしてたなんて、ビックリ

ミッチはバイセクシュアル、息子にどのツラ下げて会えるのかよ、って悩んでて、
ヒューゴー・ウィーヴィング、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」「マトリックス」とか見てたけど、ほんと意外

フェリシアは若くてやんちゃ
ガイ・ピアース、筋肉隆々のレディ、何でも演るんだね


同性愛者、マイノリティの悲哀感が沁み沁み、でも可笑しくって笑っちゃうとこもいっぱい、
けっこう好きです、良かったですね
音楽もなじみ曲ばっかりで


あと、
この前の英語レッスンで聞いた情報だったんですけど
偶然CATV放送を録画してたんです、ラッキーでした
でも、ヒアリングが悪かったせいか、ヒース・レジャーが出演してるって言ってたように思ったんだけど・・・てヘッ

神戸北野へ

５月爽やかな風
☆会で久々に神戸

まず「神戸文学館」

初代館長だったYさんの解説を聞きながら

明治３４年（1904年）関西学院大学のチャペルとして建てられた由緒ある建築で、
昭和２０年空襲で被災し、尖塔と屋根が抜け落ち、のち改修を重ね平成５年原状に復元
阪神・淡路大震災も乗り越え、今では所縁のある文学者の資料が展示されています

興味に思ったのは山本周五郎は元々東京の質屋にいたところ、
関東大震災で神戸に来て文学者になったそうな、

あと、谷崎潤一朗とか賀川豊彦とか・・・いっぱい聞いたけど忘れた

それと、使われていた窓ガラスですけど

ぶどう模様のかわいい装飾が施されていてとってもステキ
ドイツ製で一枚５万円もするんだと
震災前で神戸も金持ちだったらしい


良かったです、なんだか感動しました

そして
王子動物園へ

オウムとインコの違いは
頭の飾り羽根が立っている子が「オウム」で、ない子が「インコ」だって

この後娘と10数年ぶりに観覧車に乗って
高所恐怖症ですが８分間ゴンドラで、山の緑と、遠くに海も眺めて景色は抜群でした

パンダとコアラを見てから、昼食、北野散策

ベンの館


風見鶏の館


萌黄の館と、外側から見て


緑がいっぱい、木々の青葉若葉でリフレッシュ

近視眼的な日常に爽やかな風が吹き抜けた一日でした



アジア人観光客が大勢でした

ジェフリー・アーチャー著「死もまた我等なり」

ケータイにアドレスを変えたから登録お願い、って知らない人から届き、放っておいたら
またまた、赤ちゃんの写真まで添付されて、返事が来ないの再メールが、
で、こちらとしては丁寧に、どこのどなた様でしょうか、って返信したんですが、その後はプッツリ
いったいどゆこと？


The sins of the father



クリフトン年代記 第２部

ハリー・クリフトン：アーサー・クリフトンとメイジーとの息子、しかしヒューゴーと一度だけ関係を持った
ヒューゴー・バリントン：海運会社社長
ジャイルズ・バリントン：ヒューゴーの息子
エマ・バリントン：ヒューゴーの娘

第１部の続きです
≪ストーリー≫
エマとの結婚が不可能となり、戦場に行く前に商業船に乗ったハリーは
アメリカ人のトム・ブラッドショーの名をかたりますが、
アメリカ上陸と同時に、脱走兵の罪で刑務所に送られます

また、ハリーが水葬に付されたと聞いた母メイジーや、友人ジャイルズ・バリントン、ヒューゴー・バリントンたちは、それを信じます、
しかし、ひとりエマだけは彼が生きてると、単身アメリカにわたります
そして、真実を突き止めます

一方ヒューゴーは海運会社を破たんさせて出奔、そこで、ポーランドから逃れてきたユダヤ人の金持ちの女性と懇ろになり、
金目当てで結婚の約束をしますが、後に事件となり二人とも死んでしまいます

ハリーは刑期中突然の出所で戦場に、
ジャイルズも戦場で生死をかけますが

ふたりは戦火をくぐり抜け、イギリスに帰ることができます

ハリーはエマと再会後、ヒューゴー亡き後のバリントン家の相続問題の渦中の人となります、
非嫡出子ではあるが初めに生まれた子であるハリーは相続放棄を訴えますが
それは法律で定められたことでもあり、議論は両院で争われることに・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

解らないとこや、そこ飛ばし過ぎ、と思うことがいっぱい
ハリーの急な出所は何のためだったのかしら？


まだハリーがヒューゴーの子なのかどうかははっきりしていません

それにしても、ヒューゴーって悪い男！
物欲は強く、どこまでも金、金・・
ハリーの父親アーサー・クリフトンの事故死もうやむやにするし、
その証拠をつかんでいるアーサーの義兄スタン・タンコックをも、奥の手で自分サイドに引き入れてるし
終いには、ユダヤ女性ともめて殺されてしまうんですけど、


ヒューゴーがまいた種だから、「The sins of the father」ですね

第３部「裁きの鐘は」に続きます

普通じゃない

大方２か月ぶりの英会話レッスン
ご両親のお世話に、孫の世話、みなさん相変わらずストレスフルな生活です

最近のわたしの話題と言えば、パートタイムジョブに映画の話
「プリズナーズ」はGOOD
「スパーイダーマン2」はformがgood・・と言ったらfigure（人の姿、プロポーション）だって

あと、ドラッグクイーンのワーストワンの人の話
ロン毛、ひげ面の優勝者の写真が載ってたけど、
どう思う？みたいな
彼らの権利を認め、同性愛者たちが増えたら、世の中やっぱり「わたしを離さないで」みたいに、人工授精が増えていくのかな？
unusualな世界が広がっていくのかなあ？
「普通」って何だろう、「多数」が普通？

余談ですが、ヒース・レジャーの「プリシラ」が面白いらしい
今度見よ


それと、警察にいたずら電話を6か月間に160万回もしていた44歳の女性
内容は意味のない会話、もちろんどこの誰かもわかるけど、無下にできない警察
最後は40万円の罰金(fine)、とか

不思議な世界は増えていく・・・？