「31年目の夫婦げんか」

HOPE SPRINGS　　2012年　　DVD



31年目の夫婦ケイとアーノルド、
子どもも結婚し独立、ふたりだけの日々を過ごしている
そんな刺激のない毎日にケイは夫との触れ合いを求めるが、無視され続け、
ふと読んだ夫婦の危機のハウツー本の作者フェルド医師（スティーヴ・カレル）のところに
夫に無断でカウンセリングの予約をとるが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

今やセックスレス夫婦も多いとか、そりゃ結婚生活も長年になれば自然とそうなるかも、
それでも、アーノルドが不器用なのか、今更なのかちょっとわからんけど、
コミュニケーション無さ過ぎ？

自由意思に任せるといわれながらも、一緒に行くんですね
そりゃ、離婚になったら後の祭りやもん
31年もいたら、言葉にせずとも以心伝心って夫は思ってた
～昭和の男みたく～

先生ににかなり深いとこまで質問されて、逃げる夫
でも、結局のところ、言わずもがな、じゃなくて話し合うようになり、
妻を愛してて、妻を喜ばせることが大事と諭され、危機を乗り越えるわけで、
で、その後の180度転換がちょっと芝居臭いけど

メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズのカップルの演技はさすが
自宅から飛行機に乗ってカウンセラーのところへ行くんですね
そんな見も知らずのとこへわざわざ・・なんですね

ケイがこのカウンセラーを信頼したんでしょうかね

まあ、クスクス笑ったし、
夫婦のことにしてもあるあるで、
悪くはないですが、やっぱり年配向きの映画でした

私どっちか言うたらアーノルドサイドかな？

ここにも「アナ雪」が、

「続・最後から２番目の恋」やっぱり面白かったです
男前の千明・キョンキョンさんと、生ぬるい和平・中井貴一さん良いじゃないですか！
終わり方も粋でしたね


話はとっても変わりますが、昨日の朝日新聞に、
「アナ雪」と天皇制　ありのままではダメですか
ってタイトルで、＜皇室のお世継ぎ＞のことが載ってて
雅子妃殿下も「雪の女王」の如く、外務省の有能なキャリアウーマンだったにもかかわらず、
皇太子妃になって、職業的能力は封じられ、男子のお世継ぎを産むことばかりを期待され、やがて心労で閉じこもり・・とあって

「ありのまま」に生きられない妃殿下のことが「アナ雪」と被るとしてて、目からうろこ、でした

また「お世継ぎ」に対しての意見も他の作家？さんたちが続いてて、とっても興味深かったですね
そして最後は
皇太子の移動のために足止めを食ったホリエモンがツイートで
「ヘリコプターを使えば」と語って、非難囂々だったとか

どっちがより良いのか小市民には分かりまへんが、

近ごろ都議会では、女性議員への蔑視発言の収拾にかまびすしいですけど、
その程度の日本って感じですかね
時代は移ろっていってるんですよね


ちなみに「アナ雪」見てませんけど・・

イラッ、とするTシャツ

息子が買ってきた某ブランドのTシャツ
着てみたもののどうもチクチクする、らしい

洗濯したもののやっぱりチクっとする、らしい

ちなみに彼はアレルギー体質なもんで
夫に先入観を与えず着てもらったんです

始めはなんとも言わないんで、どうやら没にせずに済みそうかな？と思ってたんですけど、
２回目着たとき、なんだか変な感じ、と言うじゃありませんか
って、私もヒドイもんです

やっぱり、そっか、
では素材の問題やな、綿100％ってあるけど、織り方とか？

で、息子がショップに穏やかに、実はこうこうで、って話したところ
返品処理してくれることになったそうです

さすが、大手は違いますね

商売、損して得取れ、とはよく言いますよね

クレイマーではないですよ

「職員会議に出たクロ」

「さよなら、クロ」（2003年、妻夫木聡主演）は好きな映画です。こころがきれいになりそうで、
この前CS放送でやっててもう一度見ました

寿命をまっとうして長生きした犬の話ですが、
原作本を￥1で取り寄せ読みました

映画のなかの事実のエピソード、脚色してモリモリにしてるエピソード
映画用に作ったエピソ－ド、
違いはよくわかりましたけど、私は映画の方が好きですが、
まあ、ドラマ仕立てで、おお泣きしましたが

で、


1960年ころ、長野県松本深志高校に、
どこから来たやら「クロ」は、運動会で西郷ドンの犬役に抜擢？され、
その後は学校に住み着き、校内パトロールの仕事？に就き、
やがて職員名簿の最後行に載せられます

用務員室で寝泊まり、用務員さんと生活を共に、
～映画では井川比佐志さんが演じてこころあったまります～

彼の子どもは100匹に及ぶって、それがみんな貰われたって、
職員会議で寝そべって、授業中教壇で、校長室のソファで寝ころんで、
そのうち新聞やらテレビで取材されて有名になります

でもね、ほんとはそんな取材とかテレビ出演とかはいやだったかも、
自由に、ただのんびりと、みんなの中にいるのが好きだったんでしょう

学校へ来て11年、亡くなった後も告別式をしてもらい、
みんなにお別れの言葉をもらって、こんなに有名になった犬はいなかったかな、
～私は知らんかったけど～

本では、彼を意味づけ、位置づけているように思います

ただ、みんなに愛され居心地が良かったんでしょうねえ
みんなも和んで…

クロの無垢なこころは確かに「一点の曇りもなく生きた」んでしょう


やっぱり癒されます

「オシムの国」

今日で「ルーズベルト・ゲーム」最終回、
前回放送で、江口洋介演じる笹井専務が唐沢寿明の細川社長と心を合わすことにしたところはかなりウルルしましたが、
録画してたし、

今日は、その前にNHKスペシャルでワールドカップが開催されてるなか、
かつての、ユーゴスラビアのサッカーチームの監督をしていたオシムさんの放送をやってて
ついついそっちの方を見ていました

民族、宗教、文化の違いでユーゴスラビアが解体
クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルチェゴビナ、モンテネグロ、セルビア、マケドニアに

20数年前セルビア近隣で内紛が始まって、一般民衆、子どもたち20万人の命が亡くなったとか、
紛争は収まり、ボスニア・ヘルチェゴビナの国のサッカーチームを組織するときも、
異教徒同士が組み、お互いの家族が殺された忌まわしい過去を背負ってたたかうわけで、
それはチーム一丸となって、とは遠い話だったそうです

そして紆余曲折の後の今年のワールドカップの参加だったそうで、
オシムさんは故国でアルゼンチンとの対戦を見ていた様子が写っていました

サッカーにはホント興味がない私なんですが、
久しぶりにオシムさんのお国の事が流れてて、

数年前に見た映画や本のことを思い出していました、
チームや、人の背景が見えるとまた見る目が違ってきて興味がわいてきます

「ハリケーンアワー」

HOURS　　2013年　　BD



≪ストーリー≫
2005年8月ニューオーリンズ、
ノーランは5週間後に出産予定の妻が産気づき救急出産するが、妻は死んでしまう、そしてベイビーも保育器に入ることに、
しかし、このときハリケーン「カトリーナ」が近づき、他の患者や医師たちは病院を移ってしまう

まもなく停電し、生命維持装置にいる子どもは危険な状態に・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

カトリーナの襲来時はこんなこともあったかも、ですね

停電後バッテリーが持たず、発電機を運んできたり、輸液を探してきたりで

ノーランは限られた時間で必死でわが子を守るんですが、
その緊迫した様子はけっこう引き込まれます

途中、犬も出てきてだいたい結末は見えますが

パッケージには銃を持った主人公なんですが、アクション映画ではありません
意外とシリアスで、新しい家族を守ろうと頑張るお父ちゃんの姿です
ほとんどひとり芝居、
最後ちょっとホロッ(:_;)

突っ込むとこはいっぱいです
なんで、ひとりだけ取り残されたん？
でも、あえてポールだからそこはまあまあまあ、って

「ワイルド・スピード」とはかなり違います
「南極物語」を思い出しますね、犬だし、

ポール・ウォーカー好きなら見て!!
遺作ではないようですが、この後事故死しちゃうんですね


ちなみに「フルスロットル」が最後の作品だそうです、秋公開だとか・・

22日が日曜で前倒し、

先月納骨も済ませ、
誰もいない母の家に、今日は月命日のおまいり、

久しぶりの家は閉め切っていたせいかかび臭く、生ものは置いてなかったけど、
三温糖にカビが・・・うぇ～(@_@)

玄関前はお隣のビワの木がますます伸びてて、
ところどころに、実が落ちていました

やっぱり会いたいと思うことはあります
あんなに大変だった介護の日々ですが、
みんなが言う淋しいよ、って、しみじみと・・

94歳にもなってた老母でこんな思いするんだから、今一緒にいる家族が居なくなったら、と思うと
どうやって乗り超えていくのかしらん、なんてしんみりします
～らしくないけど～

愛しい人が世を去ることは、一番のストレスなんでしょうね

ジェフリー・アーチャー著「裁きの鐘は」

Best kept secret



クリフトン年代記第３部

≪ストーリー≫
第２部の続き
＜第３部＞
ヒューゴー・バリントン亡き後、
法律に則ってバリントン家の後継者が第一子であるハリー・クリプトンに定められてはいるが、
新しいルールを持つため、議会で争われることになる、
そして、最後の最後でジャイルズ・バリントンが正統な後継者と認められることに、

その後、ジャイルズは婚約者ヴァージニアと共に、選挙戦を戦うことに
また、ハリーは執筆活動に、

しかし、レディ・バリントン（ヒューゴーの妻）が突然の死を迎える、
その遺書にはジャイルズがヴァージニアといるかぎり、財産はハリーに残すと、

ヴァージニアはあの手この手でそれを阻止するために動きます
～ここでも、アレックス・フィッシャーと手を組むんですね～

バリントン海運会社の株を持ち重役になって、

しかし、ヴァージニアは狡猾なフィッシャーを使い捨てにし、ジャイルズは晴れて離婚できます

一方ハリーとエマ夫婦は、
ヒューゴーとユダヤ人女性との間にできたジェシカを孤児院から引き取る
息子セバスティアンとジェシカは気の合う兄妹となっていきます

セバスティアンがいよいよ大学へ進学のとき、
校則を破り、志望校への推薦がキャンセルになります
セスはアメリカに仕事に行ってる父母に知らせず、友人のブルーノの家に行き、
ブルーノの父ドン・ペドロ・マルティネスから小遣い稼ぎにブラジルのブエノスアイリスから、ある荷物を運んでほしいと頼まれるが・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

憎らしいヒューゴーが死んだ後、それに勝るようなフィッシャー（かつてのジャイルズの同級生）が彼らを陥れようと画策しますが、ここは乗り越えられます、

セバスティアンのくだりはラストが痛ましいですね
突然物語りが終わるんですが、
きっと、作者はこの後も書くんでしょうねえ

長編で中だるみもありますが、
そこそこおもしろいし、イギリス的なことも少しはわかってきて
さら～っと読んだだけでしたけど、十分楽しめました

Best kept secret:タイトルの意味は、
それぞれ秘密にしながらのアクションがあるわけで、
とりわけ、最後のハリーがセバスティアンに対する秘密裏の行動は、本のカバーと共にそういうこと？って納得しました


でも、でも、やっぱり「ミレニアム」は最高
I love that.

「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日」

THIS IS THE END　　2013年　　DVD



≪ストーリー≫
ジェイ・バルシェルは、LAに居る親友のセス・ローゲンのところへ遊びに行くが、
行きたくもないジェームズ・フランコの新邸でしているパーティーに行くことに、
そこには、ジョナ・ヒル、エマ・ワトソン、マイケル・セラや、歌手とかセレブたちがわんさと、

ところが大地震が起き、LAは大パニックに・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ヒドイんです。でも、面白くって、
全員実名で出演、

きわどいセリフは山ほどだし、下品
さすが、セス監督
彼の笑い方、やっぱり揶揄されてましたね
常々感じてはいましたが・・(^^ゞ

"スモーキング・ハイ"でジェームズとの共演シーンや、"ミスト"、"エクソシスト"　他いろいろのパロディがあって、
「良かった、いっぱい見とって、ここわかる～～」って楽しさも倍率ドン
でも、歌手はわからん(>_<)

大地震の後、エイリアンが攻めてくるし、世紀末状態、聖書「審判の日」の如く
でも、改心し人のために行動出来たら唯一救われ天国へ行ける、っていう話

何ともバカにしてるのか、おちゃらけてるのか、よう分からんですが、
劇場ではふざけ過ぎてちょっと引くかも、

最後にチャニング・テイタムまで出てきました
こんなんでええノン？


ギャラは？

「なんちゃって家族」

久しぶりに借りてきました


WE'RE THE MILLERS　　2013年　　DVD



≪ストーリー≫
麻薬密売人のデヴィッド（ジェイソン・サダイキス）は、アパートの少年ケニーと居るところ、
ヒッピーの娘ケイシー（エマ・ロバーツ）がチンピラに絡まれている
すると、ケニー（ウィル・ポーター）が助けようと走り出し、デヴィッドもひきこまれ、
逆にチンピラたちにヤクとお金を盗られてしまう

元締めブラッドの取り立てに困窮した彼は、穴埋めのためメキシコからブツを密輸することに、

そして思いついたのが、家族旅行の態で国境を超えることにする、
娘、息子の手配はでき、残る妻役は同じアパートに住むストリッパーのローズ（ジェニファー・アニストン）に、と・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

かなりおもしろい、楽しめました

ジェニファー・アニストンのストリッパーはなかなかのものですわ

このえせファミリー途中いろいろありまして、
キャンピングカーの仲間もおもしろい

～この父親、麻薬捜査官だったし、～

組織からの追跡もそこそこおもしろいし、

ケニーのvirginもおもしろい

それぞれのキャラも実はいい人で、みたいな

しっちゃかめっちゃかやけど、
テンポいいし、イヤミないし、スマートです
ま、もちろん下ネタはありますが、

ロードムービーで、音楽も好きです

最近コメディが楽しい