「ピザボーイ 史上最凶のご注文」

30 MINUTES OR LESS　　2011年　　DVD



≪ストーりー≫
ピザ配達のお兄ちゃんニック（ジェシー・アイゼンバーグ）、カーテクニックはあるけど、30分以内、が遅れる

ある日、財産目当てに父親を殺そうと企てるドウェインは、トラヴィスと組んで、
まず殺し屋を雇うお金を工面するため、
ピザ配達人に、銀行強盗をさせるべくピザを頼み、
気絶させてる間に爆弾ベストを着せる

気付いたニックは、時間内に金を持っていかないと爆破すると脅され
インド人の親友チェット（アジズ・アンサリ）に助けを求め
まず、スーパーで強盗グッズを買い、ふたりの友だちの父親の車も奪い
いざ、銀行へ

ニックたちは、割とうまく事は運び
さて、殺し屋にお金の引渡しとなるのだが・・・

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

あほうな２人と２人と２人

ノリノリの音楽とテンポの速さ

笑いっぱなしでしたね

時たま挟み込んでくるネタもあって


ま、ボロだらけの犯行やけど、
こんなんけっこう好っきやねん

クレジットロールの後のオチもウチはGOOD

いよいよゴールデンウィーク

火曜日、娘の用で1年ぶりの北浜でした
去年の中の島のバラは見事に咲き誇って
あたり一面にいい香りが
でも、今年はまだまだつぼみ

お気に入りのカフェ「MOTO COFFEE」さんでカプチーノをいただいて
またこれが、絶妙
もちろんコーヒーもおいしいのですが
わたしは、かつてのなつかしい味がして、ちょっと感動


おしゃれな外観と、窓から見る中ノ島界隈はほんのりと異空間
そして、暮れなずむ堂島川・・


やっぱ、このあたりは上品でオフィスレディもすっきりとしていて、・・
自転車もはやりかな？

老舗も多いけど
大阪の濃いおばちゃんが少なくって
久しぶりにオシャレな気分になれました

さて、今日からゴールデンウィーク
わたしはノープラン(^_^;)、唯一お友達と夕食の約束はありますが
夫は1泊2日でゴルフヽ(^o^)丿だと

「ヒトラーの贋作」

DIE FALSCHER/THE COUNTERFEITER　　オーストリア映画　　2007年　　CS
counterfeiter:紙幣の偽造者、贋金作り



≪ストーリー≫
1936年、
ユダヤ人のサロモン・ソロヴィッチ〈通称サリー〉が作るパスポートや紙幣の贋作技術はパーフェクト

ある日、犯罪捜査局のヘルツォークに逮捕され、オーストリアのマウトハウゼン強制収容所に送られる
そこで描いてた絵を見込まれ、ベルリンの北にあるザクセンハウゼン強制収容所へ転送される

そこでは、収容されてる者たちと隔離され、
「ベルンハルト作戦」と名付けられた贋金つくりのチームがあった
彼らはポンド札を作り上げる

そして次は米ドルの製造を強要されていた

完成すれば自分たちの命はないと思われ、できるだけ遅らせるのだが

・.・＊・.・*・.・*・.・*・.・*

サリーたちと一緒に作業に携わっていた印刷工ブルガーの本が原作とか

当時の英国経済を破壊するために、かなりのポンド札が刷られたみたいで、
次は米ドル、という時に終戦だったようです


従来、収容所映画というと、どうもしんどいものが多くて
これも、ツタヤに行くたび目にはしてたもののピックアップしなくて

でも、わりときっついシーンも少なくて、
ギャンブラーのサリー目線で振り返るところから始まるんで
彼らが生きて延びていることもわかってるんで
チョット楽でしたね

よく出来ていたと思います


※ところで、
主役のサリー、　ジェイソン・ステイサムの声質と似てて、
顔も年老いたらこんな感じ、みたいな

「ラスト・キャッスル」

THE LAST CASTLE　　2001年　　CS



≪ストーリー≫
アーウィン中将（ロバート・レッドフォード）は歴戦の勇士、
部下を死なせた咎で軍の刑務所で服役する事に

家庭を顧みずここまでやってきた彼の思いは、今はただ刑期を終えて娘や孫と一緒に過ごすことを願っている

所長のウィンター大佐（ジェームズ・ガンドルフィーニ）は実戦には出ていない
所長室には戦争のコレクター品が

囚人たちが周知のアーウィンには、誰もが一目置いているが
あくまで、彼はルールに従い他のものとは距離を置いていくが

その中で１人だけ、アギラーは禁止されている「敬礼」を続ける

次第に彼らとの距離がなくなって、徐々にリーダーシップをとるようになる

古城を改築して作ったこの刑務所には
未だに石塀を作り直すことが囚人たちに課せられていたが
そのやり方に左官工だったアギラーがリーダーになって

これらの事を見ていたウィンターは理不尽なやりかたで彼らを圧迫していく

そして、アーウィンを中心にある計画が立てられる

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

刑務所の中で戦が起こる
智将のアーウィンはさすが策略はバッチリ

反乱を起こすところは痛快ですね

マーク・ラファロが出てはいるんですが、ちょっと存在感が
ま、あとで、お決まりの活躍はするんですがね
それと、ここに至るワケは？とか
そんな事、気にしない気にしない


レッドフォ－ド、いくつになっても正義の味方です
でも、良いんじゃない？

期待しなかったんでけっこう面白かった

「キャプテン・ウルフ」

THE PACIFIER　　2005年　　CS
pacifier:なだめる人、（赤ちゃんの）おしゃぶり　～はいはい、そっか～



≪ストーリー≫
海軍特殊部隊のエリート、シェーン（ヴィン・ディーゼル）は、プラマー博士を一旦は助け出せるが、失敗に終わり
プラマーの核開発阻止プログラム「ゴースト」を探るべく彼の家に派遣されて

そこには思春期の子どもたちと、ベビーを含む５人の子どもたち

豪腕の兵士も家庭ではまったく通用せず
ハチャメチャに

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

鍛えられたボディーが家の中ではミスマッチで
どうして、おっぱいそんなに大きいの？なんて突っ込まれて

ハードな映画しか知らなかったんで、彼のギャップには笑える

ストーリーはとってもベタです
ま、そんなヴィン・ディーゼルの人の良さ、みたいな？

ＣＳを録画してたんで音声が吹き替えのみ
ゴリさんがやってたらしい
ながら観賞やったけど、やっぱり違うww

まあまあこんなもんでしょう

「インクレディブル・ハルク」

THE INCREDIBLE HULK　　2008年　　CS
hulk:廃船、図体ばかりが大きい船



≪ストーリー≫
科学者ブルース・バナー（エドワード・ノートン）は
自ら実験台になり、ガンマ線を浴び続け予期せぬ結果となる

実は、ロス将軍が人間兵器を作り出す計画だった

ブルースは心拍数が頂点に達すると緑色のモンスターに変身する

感情をコントロールできるように訓練するブルース

それを捕らえようとするロス

また、そのロスの娘（リヴ・タイラー）との愛

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

エドワード・ノートンが？って
意外でしたね
結構出演者がマジなんで、アメコミのヒーローものとはちょっと違う、かな？
色んな顔を見せてくれる俳優さんなんですね

以前、クリスチャン・ベイルの「ダークナイト」も、シリアスなバットマンでしたね

「岳-ガク-」

岳-ガク-　　2010年　　CS



山の申し子のような三歩（小栗旬）は山岳救助ボランティア
こよなく山を愛する
てっぺんで美味しそうにコーヒーを淹れてる

山岳救助隊の新人隊員久美（長澤まさみ）の成長と

そして遭難者の救出


美しい、美しい、山は美しい

北アルプスの山々は荘厳で気高い
安易な者を寄せ付けない、凛としている

でも、登ろうとする者のちょっとした油断を山は拒絶する

コミック本の映画化らしく、小栗旬は愛読していたんだって
ただ、「山」、と言われると山家でもないし、まして高所恐怖症だったって

長澤まさみに至っては、ハイキング程度しかしてなかったって言うから

役者魂はスゴイよね


雪山の眺望は美しい、（映像は）最高

「マネーボール」

MONEYBALL　　2011年　　DVD

≪ストーリー≫
2000年ごろ、財力のあるチームとそうでないチームとの格差に
スポーツというより金銭ゲームの兆候が出てきた

～日本のどっかもそんなとこあるなあ～

かのヤンキースの選手年棒の数分の１しか払えてないアスレチックスは
この年も最後のゲームを失い苦杯を飲む

GMのビリー・ビーン（ブラッド・ピット）は例年通り、選手獲得の交渉にまわるが
どうにも低予算で思うようにいかない

その交渉先の球団に居たピーター・ブランド（ジョナ・ヒル）の存在に目をつけ
彼と共に新たなチーム作りを始める



ピーターの独自の理論は、長年のデータ分析による選手の特性に注目したものだった

ポンコツや名も知らぬ選手を集めるが監督（フィリップ・シーモア・ホフマン）が起用するとは限らず、
終いには、監督が使う選手を突然トレードに出してビリーのコマを揃えていく

そんな強硬な手段を使いつつも
データだけでは勝利できないことも

しかし、着実に成功に近づいて行く

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

実話で、過去の実写も出てくるわけで、それらの選手を知っている人にはまたひとつ楽しみもあろうかと思うけど、・・わたしはさっぱり(^^ゞ

金持ち球団に立ち向かう姿は共感します

ビリー自身の過去も入れ、娘を愛するパパもあらわし
結構人間くさい映画でしたね

ヒーロー無しの、ただビリーの行動力とピーターの頭脳だけで勝ち得る

そこには非情な部分も見えるけど、

その後、他球団もやり方を真似るようになるとか

ラストもいい感じで終わって
私は結構好きですね


ブラッド・ピッド良かったですよ

「ミスター・ノーバディ」

MR. NOBODY　　2011年　　DVD



≪ストーリー≫
2092年、化学の進歩で不死の世界が作られ
118歳のニモ・ノーバディは、ただひとリ限りある命の最後の人間

その人生のインタビューで

9歳だったニモが両親の離婚で、どちらにつくかの選択を迫られたとき
父親と一緒の時、
母親と共にいたら、

そして、３人の女友達たち


アンナを恋したら・・
エリーナと一緒になったら・・
ジーンと結婚したら・・

と、記者に話す内容が千千に乱れる

真実はひとつのはずが、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

他のDVDを１本「名前のない少年、脚のない少女」（ブラジル映画）を見た後だったもんで
またこれが暗かった
心中した男女のうち男が生き残り
女はネットの中だけで生きている、

そんな彼女を見ているうちに思春期の少年は
父親を亡くした母とか
残された人の悲しみもわかる・・

みたいな？


返却日も迫って
見なくっちゃ、「ミスター・ノーバディ」
冒頭で、青い澄んだ瞳のアップ
ジャレッド・レトーはキレイな顔

で、少年時代とか出てくるんで、前のとカブって
それに、時軸が行ったり来たり、パラレルワールド満開
余計あやふやになっていく

ま、無理に理解せんでもって気分で

人間岐路に立つ事いっぱいあるけど
あの時、あっちへ行ってたらって思うときある

アンナ役はダイアン・クルーガー＝「イングロリアル・バスターズ」「アンノウン」
エリーナ役はサラ・ポーリー「あなたになら言える秘密のこと」「死ぬまでにしたい10のこと」

ミニシアターでやってた２本ですが
ちょっとどっちもややこしかった

「白いカラス」

THE HUMAN STAIN　　2003年　　CS
stain:汚れ、しみ



≪ストーリー≫
コールマン・シルク（アンソニー・ホプキンス）は名門大学の学部長
ある日、授業で欠席している学生のことを何気に話した言葉で
黒人差別用語ととらえられ、辞任する事になってしまう

納得のいかない彼はその憤懣やるかたない怒りを最愛の妻に吐露するが
彼女は心臓麻痺で急死してしまう

どこにも持って行きようにない悲しみに、作家であるネイサン・ザッカーマン（ゲイリー・シニーズ）に、本にしてもらう事を頼みに行く
初めは相容れないふたりだがだんだんと友情のようなものも・・

その後しばらくして、
コールマンは清掃婦の美しいフォーニア・ファーリー（ニコール・キッドマン）に出会い
ふたりは接近していく

彼女にはかつてDVの夫が居て、子供ふたりを火事で亡くした過去を持っていた
しかも、その夫（エド・ハリス）は執拗に彼女の周りをストーキングしていた

やるせない苦しみをもつコールマンとフォーニア

しかし、コールマンにはもうひとつ秘密があった



黒人の家庭に生まれたが、自身は白人のように白い肌を持って
母親や兄弟とは縁を切って暮らしていたのだった

そこには、かつての婚約者との破局があった

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

年老いた教授が最後の恋に命をかける
過去を持ったもの同士、切ない生き方でした


まあ、フォーニアは初め通りすがりの男としてとらえてたんですが
だんだん同じにおいのする者として愛していくんでしょうね

「白いカラス」はよく出来た邦題でした

タイトルは聞いたことありましたが、大人なシブい深い映画でした
原作本があるらしいことは推察できます
多分自分ではピックアップしなかったであろう一品ですが
結構重厚で良かったですね

それと、若き日のコールマンはドラマ「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーでした