「ヴィンセントが教えてくれたこと」

St. VINCENT　　2014年　　DVD



≪ストーリー≫
ひねくれ者のヴィンセント（ビル・マーレイ）、ギャンブル通いで金もない、バーからも嫌われ、
拗ねた毎日を送る、
隣に引っ越してきた母と息子オリバー、ひょんなことからオリバーの世話をすることに、
しかしそこは食わせ物のおやじしっかりと報酬は請求する、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

プライドだけは高く、子どもに合わせるなんてとんでもない、
まあ、ビル・マーレイだからね、

ちっこい（一応12歳）オリバーが転校生でお決まりのいじめがあって、
おじいちゃん、対処の仕方を伝授、これが功を奏するし、
また、競馬場へ連れて行って３連単当てるしで、お金は山分け、
酒場にも行ったり、一緒に踊ったり、

傍（はた）はもう心配なわけで、子どもに何するねん！って

ところがこのじいちゃん奥さんが施設に入ってて、認知症なんですね、
ここはとっても温かく、愛情たっぷりに接してる、

イーストウッドの「グラン・トリノ」は孤高のクールなじいさんだけど、
こっちはハチャメチャなわけで、逆に親近感わくよ、

タイトルがなんでこんな長い邦題かな、と思ってました、
「聖人」じゃあ日本ウケしないしね、と思ってたら
「St. VINCENT」納得です、
何でかは御覧じろ、的な？

まあまあベタな流れですけど、
ダンサーで妊婦役のナオミ・ワッツもいい味だし、
シングルマザーのメリッサ・マッカーシーも倍率アップで貫録十分でした、

白ペルシャ猫が特別出演（？）


先日の「パディントン」ですが、なんでビル・マーレイが出演してると思ったか、
実は、毎日新聞の日曜版に映画紹介記事があって、
その写真をてっきり彼だと思い込んだようです、
で、けっこう私その記事信頼してるもんで、劇場へ行ったんですね
彼が出てるし、おススメやし、ってことで

けっこう役者ですよね

「ツレがうつになりまして。」

2011年　　BS



漫画家・晴子（宮崎あおい）の夫幹夫（堺雅人）がうつ病を患い、共に歩んで絆を深める、

私の身近に同じ者が居て、
お弁当が詰められない、字が書けない、眠れない、
がんばれと言われるとしんどくなって、自分は生きている価値もなくなって死んでしまおうと思う、

ふとんを頭からかぶって出られない、
お日様が見られない、外に行けない、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

ずっと涙をこぼしながら見ていました、

「こころの風邪」とか言われるけど、風邪だったらすぐ治るよね、
長いし、ぶり返すし、死にたくなってしまう

自分は大丈夫と思ってても、気落ちしてくると、こころがざわざわする、
ちょっとパニックになる、
わたしは、そんなとき、プラシーボ効果で痛み止めを服用する
すると少し落ち着く、
気分転換で映画を見る、ゲームをする、本を読む、

この前なんかどうにも我慢できなくって飛び出してそこら辺をウロウロ、ウロウロ、歩く、
ちょっと落ち着く、

根本の解決にはならないかもしれないけど、大体これで乗り切れる、
夫にぶちまけるときもあるし、

うつ病にかかっている人の多さには今さらながらびっくりします、

わたしもこの年齢になって、ハードなこといっぱい経験して、
人間ってひとりじゃ生きられない、
愛がないと生きられないんだとつくづく・・・

この映画、そういう人には良いと思います
見るとしんどくなる人もあるかもわかりませんが、
わたしは見て良かったです


細川貂々のコミックエッセイが良いらしい
骨董品の吹きガラスの一輪挿し「こわれないでここに居ることが素晴らしい」、ウーン深いよ

「ジュラシック・ワールド」

JURASSIC WORLD　　2015年　　BD



USJパークのアトラクションでは、この「ジュラシック・パーク」が面白かった、
恐竜の顔を見ながら急降下するライド、そのフィニッシュはスリルでした。
「ハリポタ」もないころだったけどね

去夏けっこう長いこと上映やってましたよね、

内容はハイブリッド新種ダイナソー「インドミナス・レックス」が超賢くて、逃げたように見せかけて、実は檻（隔離している住環境）を開けるのを待ってたんですね、
そこからは、パーク全体が恐怖に、
相変わらず、オーナー側は秘密裏に処理しようと画策するけど、そんなこと言っちゃぁおられない、
～オーナー役のイルファーン・カーンはインドの大俳優「めぐりあわせのお弁当」とか～

で、オーウェンが４頭の飼いならしつつあるラプトルとの対決です、
、


過去作を見てるんでちょっとした懐かしさはあります、
でも、結局また同じことやってるんかいな！って

もう、22年前ですって、

夏休み大ヒットだったって、
恐竜の好きな子供たちは大喜びだったんでしょうね

甚だしいツンデレ=^_^=

近くに住む息子、週に一度くらいやってくる、
もちろん、ワチャに会いに、
外に自転車の音がすると、首をもたげて「誰か来た？」

お出迎え、したりしなかったり、
しばらく遊ぶけどノリが悪い


やっぱりゴロゴロしたまんま


終いには・・

「トランスポーター イグニション」

THE TRANSPORTER REFUELED　　2012年　　フランス　　DVD
REFUELE：燃料を補給する、
ignition:点火、発火
なんで、タイトル変えたんだろ？



≪ストーリー≫
運び屋のフランク、今回は美女３人を指定の場所で待ち受け隠れ家まで届ける、
そのうちのひとりアンナに依頼を受け、モンテカルロの銀行前で、最大一分遅れまで待つが、ふたりが遅れ、
警察とチェイス、
振り切り戻ると、そこにはフランクのリタイヤーした父親が捕われ12時間後に毒死すると、
そして次の任務を課せられる、
それは、アンナたちが居た組織のボスから大金をトランスすることだった・・・

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久々のレンタル、
カーアクションはそこそこ楽しめました、
さすがドイツ車アウディ、かすり傷ひとつない、ロケーションも良かったです、

フランクの父親レイ・スティーブンソンが大活躍、よく見る顔ですね、
「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードとショーン・コネリーの一作を思い出しました

「三銃士」の話がよく出てきましたけど、美女も４人居ました、
フランク（エド・スクレイン）は逆▽のボディはキレイ、
しかし、アクションにキレが・・
ジェイソン・ステイサムをやっぱり超えられてない、

美女たちハードメンタルなはずやのに、きゃぁきゃぁ言わんやろ、って思ったし、
ウーン、「エージェント・マロリー」と五分五分・・・

すべてお見通しストーリーでした

リュック・ベッソン製作・脚本なん？　ちょっとガッカリ
今回は美女たちです

淀屋橋～北浜

淀屋橋の露店で食料品を売る日、付き添いでたまに行く、
odonaビルのファッションストアけっこう良い感じ、でも高そうやし、よう入らん、

露店は２時からそれまで北浜あたりまでプラプラ、
途中 "KOHORO/コホロ" さんでランチ、
作家さんの陶器、雑貨・・などが並ぶ、
この日は「おひつ」もありました、かまどにお釜、昭和の日々・・



ずっと汁椀が気になりながらわが家を思い浮かべると、合わねぇ～な、

「ブリングリング」

怒涛の３連休が終わって、やっと平常に、


THE BLING RING　　2013年　　CS



≪ストーリー≫
LAのカラバサス、名だたるセレブたちが住む高級住宅地
高校生のレベッカは転校生のマークを誘い、留守中のパリス・ヒルトン宅へ侵入、
目にするゴージャスなファッションに歓喜し、盗む、

レベッカは友人のニッキー（エマ・ワトソン）たち５人で留守宅を狙い次々と泥棒していく・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

based on true story

憧れのハリウッドスターたちの家にしのびこんだティーンたち、
案外うまくことが運んで次もその次もと、けっこうな品数を盗っちゃうわけですが、

パリス邸には５回だったかな、
そんなに盗まれてんのにもっとセキュリティ強化しろよって思うけど、
初めのうちは気付かないんだろね、ようけ有りすぎて、

５人の少年少女役は、
ひとりはエマ、ひとりは「記憶探偵と鍵のかかった少女」に出てました、
男の子がだんだんあか抜けていくのが面白い、

ファッションとパリス邸はスゴイ、でも留守番とか居ないんだね、

「Somewhere」のソフィア・コッポラ監督

ロックでした(^^♪

tちゃんの追い出しライブがあって、
夫と娘の３人で行ってきました、

高校生のパフォーマンスにちょっとドキドキ、
普段と違う彼女に、もうびっくり(@_@)、


バラードの時は詞もわかってうるっときましたけど、
あとは・・・

熱狂的な？会場は夫と私だけ浮きまくり

キーボード担当の彼女は立派なパフォーマーでしたよ、







意外とやるやん

靴とスカート

奈良町で買った紐靴

NAOT NARAさんで
ヘアーカットしに行ったときに初下し、
初めちょっと硬いと思ったけど、すぐになじんで、もう自分のものって

で、

これは、アコーディオンをしている友人のステージ用ユニフォーム
モデルはウチの夫 ^m^ プッ
やっと完成
フリーサイズ巻きスカート仕立て、なので
お腹は出ないように・・心なしか嬉しそう

「チョコレートドーナツ」

ANY DAY NOW　　2012年　　CS



≪ストーリー≫
1979年カリフォルニア、
ドラッグクイーンのルディ（アラン・カミング）は今日もショーで口パクしながらダンス、
客席に弁護士のポール（ギャレット・ディラハント）を見つけ、ふたりはともに時間を過ごす、

家に帰ったルディは家主の取り立てに窮しながらも、隣人のいつもの大騒音に閉口、
行ってみると、ダウン症の男の子がひとり居て、
どうやら母親は薬物使用で警察に引っ張られたよう、

ルディはかわいそうに思ってその子マルコを家に入れる、
翌朝、朝食に何が良いと尋ねると「ドーナツ」と、

母親が居なくなってマルコは施設に預けられるが、
抜け出して歩いているところをルディが見つけ、ある決心をする・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

泣ける、
純粋に、ありのままに人を愛し、そして優しさがあふれている、
実話のようです、

いとこ同士と偽って15歳のダウン症の子供と一緒に３人幸せに暮らしてるんですけど、
世間的にゲイであることがばれて、法廷で争うんです、
切なくて悲しい物語です、

普通でないこと、偏見、差別、
ルディとポールの人間性はそんじょそこらにある優しさじゃないですね、
まったく頭が下がります、　、


先日の岸義紘師のメッセージの中で、
神様は「かわいそうに思って」というくだりの話をされたんですけど、
この「かわいそうに」・・の意味は、内臓する愛、つまり、はらわたが引きちぎられる思い、の事らしいです、

ちょっとそこが思い出されて、愛ある行動がスゴいなあって、


この作品、ゲイムービーくらいの知識しかなくて、
でも、とても深い愛情豊かな映画だったんだなあと、えらく思わされました
涙が・・・


監督はトラヴィス・ファイン