CINEMAとMOVIE?

英語&米語

映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

小川糸・著「リボン」

2013-07-08 12:07:38 | 読書


≪ストーリー≫
すみれちゃんと呼ばれるおばあちゃん
そのおばあちゃんが名付けたひばりちゃん

ひばりちゃんが小学生の頃、
お庭の木に鳥の卵があって、

すみれちゃんは、頭のお団子のなかで抱卵するんです
それをひばりちゃんが手伝っていたんです

3個のうち1個が孵って、ふたりで甲斐甲斐しく育てて、
ところが半年くらいたったころ、戸を開けたすきに逃げちゃうんです


そして、次は
臨月で死産だった女性
ふと出合った小鳥

次は、
「とりの家」で保護された子

そして、
余命を告げられたひとり暮らし女性の肩に乗ったインコは
そのまま家に一緒に帰って、
 
本の絵表紙を書くことになった彼女の元に来た編集者の女性

その女性の悲しいお話

そしてそして、
最後に20年もの時を経て、ひばりちゃんとリボンが再会します

・.・*・.・*・.・*・.・*

「食堂カタツムリ」は映画で見ましたが、
本は初めて、

最近オカメインコを飼い始めた友だちが、この本を貸してくれました

すみれちゃんのイメージは、
「西の魔女が死んだ」のおばあちゃん風

モダンで不思議なひと

物語の最後は「ベルリンの壁」が出てきて、ちょっとそっち?みたいな


けっこう感動しました
特に命が残り少なくなった女性の話では涙が・・・

どの章の話も良かったしあったかくなりました
私ならチョイスしなかった本です、
ありがとう


でも、オカメインコってとっても賢いんですね

あんなにちっちゃな頭なのにね