さて、ワイナリー併設のレストラン「ゼルコバ」でのランチでは、お料理とルミエールワインとのマリアージュを堪能いたしました
「ゼルコバ」とは、「ケヤキ」の学名だそうです。
お店のデッキに出ると巨大なウロがあり、900年に渡ってルミエールを開いた降矢家の屋敷を見下ろしてきたウロだそうで、「自然を敬い、自然を畏れ、伝統に学び、ワインを愉しむブティックワイナリー」ルミエールのシンボルになっています。
レストランでは季節折々の地元食材を用いて、バターは多用せず自家製ワイン、ヴィネガー、ピラン塩で調理、目に鮮やかで身体にも優しいお料理を提供してくださいます。
事前予約で、コースメニューをオーダーいたしました。
まずは、「ルミエール特製赤ワインベーコンと健美鶏 春キャベツのポーピエット」
赤ワインベーコンは手作り感のある温かみのある味わい、サッパリとした味付けのアクセントになっていました。
ワインは、グラスで2グラス違うものをオーダー、家族は量は飲まないので母と妹と私でシェア、(義弟はドライバーで申し訳ない。。。)
カベルネフラン、タナ、ブラッククイーン、メルローから造られたしっかりとした味わいのロゼ・スパークリングと甲州から造られた香りの心地よいコクのあるオランジェ、今話題のオレンジワインです。
いずれも、お料理がボリュームアップしても適応できるワインです。
「南部で採れたタケノコと武川四八米のリゾット 新鮮な木の芽と共に」
お腹にやさしいリゾットでした、味付けも上品で。。。木の芽の香りが心地よく、オランジェとのマリアージュ最高~
「富士山麓牛ロースト 新じゃがフォンダン添え ブラックガーリックと葱オイル風味」
お肉の周りにチューブで搾ったような茶色い丸いかたまりが、ブラックガーリックソースです。この頃には、ワイングラスが空になり、ブラックガーリックと牛肉となると、濃い目のしっかりした赤ワインがどうしても飲みたくなり、
私が感動したテンプラニーリョにするかボルドータイプのシャトールミエール(メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、タナ)にするか迷いに迷って、シャトールミエールにしました
有料試飲コーナーで久しぶりにテンプラニーリョを試したとき、2年前に飲んだときよりもエレガントに感じられ、私としては初めて飲んだときのような果実の凝縮感がもう少しほしかった印象で、おそらくヴィンテージにより味わいが若干異なるのでしょうね。
よりしっかり感を期待して、まだ試したことのないワインを。。。
食べることに夢中になり写メを撮り忘れました~、ごめんなさい🙇
色付きが期待以上に濃い目、黒系ベリーとスパイスの心地良い香り、口に含むとミネラルやカベルネ由来の青っぽいニアンスも上品に感じ取れ、豊かな果実味に細やかなタンニンが溶け込みバランス良くなめらかな口当り、まだまだ熟成のポテンシャルの高いお味でした。
なんといっても、ブラックガーリックを付けたお肉とワインとの相性が抜群に素晴らしく、幸せ感じましたね~
こういう時間って必要だなぁと、つくづく思いました。
自分がお客様になって、ゆっくりとワインとお料理を堪能できる時間、心も身体も癒されましたぁ
デザートは、「黒富士農場の卵で造った抹茶のクレームブリュレ チョコレートシャーベット」
抹茶のブリュレがシャーベットに支配されていて見えなかったので、食べかけ写真でスミマセン!
黒富士農場では、鶏が放し飼いだそうです。のびのびと育った鶏の濃厚な卵と抹茶のコラボにシャーベットのチョコ風味がアクセント、見た目よりも後味サッパリでした。「韮崎でエイジングされたコクテル堂のコーヒー」と一緒に楽しみました
ワイナリーでの滞在時間は4時間半ほどでしたが、凝縮された楽しさ溢れるひとときを過ごさせて頂きました。
次回のワイン会の構想がどんどん湧き上がり、ワインもたくさん購入してまいりました
また、ワイン会のご案内もいたしますので、ご興味ある方は、ブログをご覧くださいませ。
以上ご報告でした。