クリスマス商戦以降、連勤でなかなかタイムリーな情報を皆様にお届けできず、ごめんなさいm(__)m
まずはスパークリングワイン、クリスマス前後私の担当ショップが同じ場所で限られた商品のみでのセールスプロモーションでしたので、その中で印象に残ったものとなると少数になってしまいますが、ご参考になれば。。。
<スペイン>オリオル・ロッセール・キュヴェ・スペシャル ¥1380(税別)
クィーンズ伊勢丹さん定番スパークです。根強い人気なのがうなずけるアイテム。スペインの瓶内二次発酵製法カヴァ。リーズナブルな価格帯ながら、クリーミィな泡の上質感、花、洋ナシなどを連想する品の良い果実感、喉越しの爽快なドライ感が魅力です。
小規模な家族経営の手造り感がうかがえるスパークです。澱を瓶口に溜める「動瓶」も手作業とは、ビックリです
<オーストラリア>ジェイコブス・クリーク・シャルドネ&ピノ・ノワール ¥1380(税別)
当店でも取り扱ったことのあるアイテム。クィーンズ伊勢丹さんだけでなく、わりとあちこちのショップで目にする皆様お馴染みのジェイコブスのスパークです。今回ブログに掲載させて頂いたのは、改めてジェイコブス・クリークの素晴らしさを発見したからです。
試飲販売でも上記のカヴァと競合し大変人気の高いスパークでした。その魅力は、まず果実感が非常に親しみやすい。スティルワインで皆様よくご存知のシャルドネ、ピノ・ノワールで造られているので、よく経験される果実風味であること。次にシャルドネ主体(75%)ですが、果実味が豊かでほのかな甘味が伴うこと、喉越しは元気の良い泡とともにドライ感はあるものの、果実のボリューム感が先行するのでトータルではやんわり辛口の印象になること。スッキリ辛口という印象は上記のカヴァの方が強く感じられます。
他のアイテムと比べることで改めてジェイコブスの魅力を感じ取れました。ジェイコブスでは、日本でも人気の赤品種シラーズで造られた赤のスパークもご紹介させて頂きましたが、こちらも非常に好評でした。白と同じ、果実風味が豊か、シラーズにおいては、甘味を伴う凝縮した果実風味にスパイスと若干の渋味がアクセント! ボリュームのあるお料理にも負けないパンチのあるスパークです。
赤のスパークをご経験のない方もまだ多く、今回の試飲が新しい味わいの魅力を発見してくださった機会となったのは、売り手としては大変嬉しかったです。
<オーストラリア>タルターニ・Tシリーズ・スパークリング・ブリュット ¥1780(税別)
カリフォルニア・ナパ・ヴァレーのクロ・デュ・ヴァルとオーナーが同じ姉妹ワイナリーで、ヴィクトリア州1,2を争う規模、知名度の高いワイナリーです。
本格的なシャンパーニュ製法。ジェイコブスに比べるとやはり泡立ちはキメ細やか、同じシャルドネ、ピノ・ノワール使用ですが、使用比率が、それぞれ57%、43%とピノの比率が高めで、ピノの特徴がより強く出ている果実風味を感じます。具体的には完熟リンゴや蜜のニアンス、余韻にイーストを思わせるような複雑感がありお好みが分かれましたが、ワインツーの方や本格シャンパーニュを飲み慣れている方には、気に入って頂けるアイテムでした。JAL上級会員者様向けサクララウンジにて提供されるスパークです。
今回ご紹介のスパークは、セール価格でのご提供でしたので、実際にはもう少し高めのプライスとなります。
機会がございましたら、ぜひお試しくださいませ
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