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臨時災害FM局をご存知でしょうか?

2014年10月14日 | 活動報告

 東日本大震災において非常に有効な情報伝達手段で、
被災者はもちろん行政・ボランティアなど等の貴重な情報源として大いに活躍しました。

ポイント
 ①臨時災害放送局とは、災害発生時に市町村が開設できる
   臨時のFMの放送局(コミュニティ放送局より出力アップが可能)で、
   東日本大震災の際には、東北地方の24の市町が開設し、有効だった、と評価しています。

 ②免許手続きは、緊急時は口頭で可(臨機の措置)です。
   優先電話や衛星携帯電話等で近畿総合通信局無線通信部陸上第3課長に連絡する。

 ③より効果的な災害対応の為、臨時災害放送局の早期開設に必要なことは
   ・首長等の迅速な開設の意思決定、近畿総合通信局への連絡。
   ・機材、電源の確保や設置場所等についての事前の準備、関係者の協力のルール化。
   ・コミュニティFM局との協力関係の確立。

 ④なお、地元コミュニティFM局がベースになったところは速やかに開設ができます。

 ⑤現在三田市のコミュニティFM局の出力は30Wですが、臨時災害放送局は100Wまで
   増強でき、より広い地域に鮮明に電波を流すことができます。

私は、以前より災害時FM局開設について機材の準備、コミュニティFMとの協定を
   しっかりとするべきと主張してきました。
新庁舎が完成し危機管理室が出来ますが、いまだ機材購入設置の予定を告げられていません。 

 機材は、写真にある「NPO法人東日本地域放送支援機構」等が開発したシステムですと、
約1百万で手ごろでコンパクトであり、何より東日本大震災の被災地の実践からできたものであることは、
評価すべきであると考えます。

 広島市の災害に対する対応は、市民の生命財産を守るべき行政としては、
すこぶる疑問の残る事例です。

 三田市は、広島市の事案を「対岸の火事」ととらえずに、想定外をなくし、
真に「三田市民の生命と財産を守る」という観点から、事前の備えをしていただきたい。

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