壇上での質問。
今回の質問項目
(1)災害対策について・・・
広島市の土砂災害の状況を「対岸の火事」ととらえずに、
教訓として「ゼッタイに三田市民の命と財産を守る」という思いで、
三田市の防災行政に生かしていただきたいとの思いです。
①職員の参集状況について
②防災行政無線の有効性について
③臨時災害FM局について
④情報収集について
⑤新庁舎における災害対策室の情報対策について
(2)空き家対策について・・・
空き家対策・空き家バンクは、シティセールスの一環であり、
「子育てするならゼッタイ三田」子育て世代の流入促進、
コミュニティの再生などいろいろと波及効果が期待出来る
重要な政策であることを、しっかり認識していただきたい。
①マイホーム借り上げ制度の推進について
②空き家の植栽等の管理について
(3)街路樹対策について・・・
年間数億円の税金を使っての街路樹対策、予算削減による剪定・除草の回数削減
今こそ、根本的な対策を、行政と市民とで考えなければならない時期に来ていると考えます。
①ヤマモモ等の実のなる街路樹について
以上です。
項目ごとに日替わりで質問・答弁を報告していきますので、よろしくお願いいたします。
(1)災害対策について
①職員の参集状況について・・・広島市の災害では行政の不手際が数多く露呈していますが、
三田市も緊急招集に問題があると考えて質問しました。
質問① 台風11号時及びその後の気象警報(豪雨)における職員参集状況はどうであったか。
鉄道の運休・道路の通行止めなどで、急遽自宅に戻り自家用車で、またタクシーで
市役所にはせ参じた職員もいたとおききする。
また、今後の対策はどうするのか。
答弁① 台風11号の警報発令後1時間後で82%の参集状況で、
集中豪雨時は、1時間後で55%と低い状況であった。
台風の場合は予測が出来たので参集に対しての事前の備えが可能であった。
ゲリラ豪雨といわれる集中豪雨などは、突発的で、また局所的な事象であるため、
参集に対しての事前の備えや滞在する場所によっては気象情報の覚知がおくれたことも、
参集に時間が要した要因と考える。
再質問① 職員の招集については、単に役職順ではなく、三田市在住または近接他市(在住者)
からすぐに駆けつけることのできる体制が必要ではないか。
再答弁① 突発的な気象警報の発令に対しても、必要な初期対応が可能となるように、
改めて職員に対し意識の徹底を図るとともに、短時間で必要な人員が確保できるよう、
自宅からの参集距離等も勘案するなど、早急に配備態勢の見直しを図ってまいりたい。
再質問② 三田市では、気象会社(ウェザーニュース)などと、
気象情報を24時間提供してもらう契約などはしているのか。
再答弁② 行っていない。
広島市は、ウェザーニュースと提携していたが、その情報は、生かされなかった。
新聞による情報では、
広島市の場合、同社による最初の電話は、19日午後8時51分。
7回目の午前2時36分には、南西部に最高レベルの警戒が必要と伝えた。
8回目にも北西部にも同様の情報を伝えたが、・・・
市消防局は8回の電話を認め情報を生かせなかったとしている。
今回は情報を生かせなかったが、気象会社の情報で時間的余裕を
防災対策に役立たせられると考えます。
局地的豪雨対策には、有効ではないでしょうか。
個人質問は、40分です。
壇上での質問は15分、当局の遠回しの答弁18分で、再質問は7分、
再質問時間が短くて、不完全燃焼状態でした。
今回は、どの議員に対しても答弁が長く、再質問出来ない議員もいました。
これは、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
勘ぐりすぎでしょうか。
次号は、②防災行政無線の有効性についての質問・答弁を記載します。