前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

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三田市議員と関西学院大生の討論

2011年05月27日 | 活動報告
 またまた、久しぶりになってしまいました。申し訳ありません。

 国難の最中というのに、相変わらず国政では足の引っ張り合いの聞くに堪えない話ばかりで、うんざりしています。
被災者や被災地復興を、第一義に早急の手立てが必要なのに、国会議員・官僚・御用学者さんたちは、何を考えて居られるでしょうか。
 そもそも、原発を推進してきたのは、どなたなんでしょうか。
 この時とばかりに、うごめく外国政府。  お気を付け下さい。 御注意・御注意。
 一体どなたが、国民・国家のことを考えてくださるのでしょうか。
 私とて、嘆くばかりで、批判ばかりで申し訳なく思っております。
 国民総評論家となっているのでしょう。
 
 そんな折、三田市議会基本条例特別委員会に関西学院大生二人が、委員会傍聴に来てくださいました。
委員会終了後、お二人との意見交換をしました。
添付記事にあるように、「若者はなぜ政治に無関心なのか」「若者の投票率を上げるには」など話し合いました。
結論めいたものを見つけることは、出来ませんでした。

 この二人のように、少しでも政治に関心を持つ若者が増えることを期待したいし、我々も努力しなければなりません。

 委員会での意見交換の後、会派控室にて改めてお二人と話しました。
私がかねてより主張していることですが、大学は卒業したけれど、就職先が無い。
400社以上もエントリーしたけれども、内定がもらえないと嘆く学生さんの映像がありました。
英会話が出来ないと採用しないと宣言する会社もでてきました。
今までの中・高・大学での英語教育は、何だったのか。
若者の夢を実現させる為の教育が、その夢の実現させる会社への就職の足かせになっているのでは・・・。

 二人は、イギリスでの学生デモを例に、今の学生気質との違いを語っていました。
若者に『夢』や『希望』を与えられない、教育・政治・経済は、国家衰亡につながるのではないでしょうか。

 せめて私が関わる三田市政において、微力なが少しでも明るい未来が描けるように、頑張る事しかありません。
明治維新において地方から変わったように、ここ三田市から変えれればと思います。
「おもろい町やで三田は」と言ってもらえるようにしたいですね。


 ちょっと大口をたたいてしまいましたか。
若いお二人の将来に、幸多かれとお祈り致します。
お越しくださいまして、有難うございました。

がんばろう日本!!
がんばりまっせ三田!!

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中部電力浜岡原発停止について

2011年05月10日 | 活動報告
 先日、中部電力 浜岡原発の危険性について、投稿した後すぐに、総理大臣の停止要請が発表されました。
私も、びっくりしました。
浜岡原発のみならず、日本の原発の所在地について、一度地図で確かめてみてください。
そして、地震帯との関係を見比べてみてください。

 今こそ、日本のエネルギーの将来を考える時だと考えます。
いろいろな意見を、お聞きするべきであると思います。


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今こそ、政治を考えよう。

2011年05月09日 | 活動報告
 このたびの大震災・原発事故に対する、政府の危機感の無さ、統率力の無さ、利権等の関係か足の引っ張り合い、責任感の無さ、この国難にあってもなお、国家国民を置き去りにした党内党派間の権力闘争などなど
官僚の縦割り組織、事なかれ主義のかたまり集団、情報の操作。
 海外からの情報の方が、日本国民を慮ってくれているという現状。
 経済界においても、社会的使命はどこ吹く風の、工場・技術の海外移転。
 日本の若者は、就職浪人、派遣・フリーター。
 日本の将来は誰が支えるというのでしょうか。
 なんと嘆かわしい国になってしまったのでしょうか。
 この国は、どこへ行こうとしているのでしょうか。
 国家としての自覚もなく、ビジョンもなく、その時の権力になびく風に乗りカネカネの拝金者が闊歩する。


 ある方から、是非読んでほしいと本をお借りしました。
2010年8月26日 第1刷発行 そうです昨年8月です。
この度の東日本大震災の半年以上前に出版段階にあったということです。
タイトルは、『原子炉時限爆弾』(大地震におびえる日本列島)ダイヤモンド社
著者は、広瀬 隆 さん
 
 大きな見出しとして
序章   原発震災が日本を襲う
第一章  浜岡原発を揺るがす東海大地震
第二章  地震と地球の基礎知識
第三章  地震列島になぜ原発が林立したか
第四章  原子力発電の断末魔

 広瀬氏は、静岡県の駿河湾に面した御前崎の中部電力浜岡原発が、東海大地震によって東京電力福島原発のような被害をこうむるだろうと記されています。
私は、読ませていただくまでは、原発の安全性についてあまり考えていませんでした。
読むに従い、この国の政府は、国家国民のことを考えているのか、大いに疑問に感じました。
政治のみならず、経済界、メディア界、そして我々国民も・・・・

福島原発の事故について、やたら「想定外」という言葉が、腹立たしく聞こえました。
また、この事故の事後処理において、賠償責任問題でも、あの金融危機に際しての理解しがたい対応をされるのでしょう。

今なお、放射線被ばくを覚悟の懸命の対策がなされています。自衛隊・消防職員・電力会社職員、そして協力会社(親会社に言われれば、嫌とは言えない立場の下請けの職員、放射線におかされた水があるにも関わらず、短靴・線量計無しで作業する)、感謝いたします。

 今こそ、真の意味において、独立国家として国家と国民の生命財産を守り、世界が評価してくれているように、他人を思いやる温かい心・節度ある国民として、この国を立て直さなければならないと考えます。


実は、今回の東日本大震災の津波そして福島原発の対応を見るにつけて、政府の不甲斐無さ・政治家の愚かさが私の心の中で虚無感となって大きく立ちはだかりました。
しがない三田市の市会議員ですが、この町の将来のためと理想を持って活動をしていますが、抵抗勢力も有り、足を引っ張る人も有り、誠意だけではどうにもならない事も有ると感じていました。
それで、ブログの更新にさいしても気力がでませんでした。申し訳ありません。
もっと気楽に書けばよいのでしょうが・・・

 話が少しそれましたが、原発の是非はともかく、知識として一読をお勧めいたします。
そして、この国のあり方、人生のあり方、幸せのあり方など考える時が来たように思います。

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