前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

改革と行動で地方自治の新政を開く!!
活動状況 考え方 お知らせ お願い等

三田の農業の未来について

2011年01月26日 | 活動報告
 今日、農業振興課から記者発表しました。

「さんだ地産地消プロジェクト活動計画」において戦略目標として三田の『エコファーマー化率・県下一の実現』を掲げ、活動の4本柱を軸に「安心安全、ブランド化、販路拡大・売上向上」相互リンクさせながら活動計画の各取り組みを推し進めるとの発表でした。

私は、議員になって初めて農家の収入の少なさについて知りました。
今、世間で話題の『TPP』ですが、日本の農業を救うのは、輸入産品との差別化しかないと考えています。
その意味において、「安心安全、ブランド化、販路拡大・売上向上」は、私も以前から言ってきたことであり、大いに歓迎するところです。
エコファーマーは、その第一歩だと考えます。

 世界中に日本の食文化を発信する事が必要です。そのニーズは充分にあると思います。
私が欧州へ語学遊学した2000年には、少し大きな町に行けば大体「寿司店」がありました。
店員は勿論日本人ではありません。ネタは地中海産・北海などで、シャリも日本のものではないようでした。イミテーション寿司。
 しかし、近年本物志向や、日本産は安心安全の評価を得て需要は大きいと思います。
きっちりとしたトレーサビリティー(農産物や製造品の生産者や流通経路などが、さかのぼってたどれること)を付けることで、一段と信頼を勝ち取ることが出来ると考えます。

 農業を知らない者が、「何をブツブツ」とお叱りの方も居られるかと思いますが、今こそ農業の変革をしなければならない時が来たと考えています。
三田は、大阪、阪神間、などの大消費地に近く、何より物流の交通アクセスの良さは大きな強みです。
 食糧の安全保障は、国の安全保障の根幹の一つであると思います。
フードマイレージにおいても、省エネ・省資源であると考えます。

がんばれ! 三田 フレフレ! 農業振興課 そして・・・・・・も頑張ってください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガラパゴス日本

2011年01月06日 | 活動報告
 私が議員にならせていただいて最初の本会議での質問の中に、英語教育についてがありました。
自分が中学生の時に、文法でつまずいて英語が苦手になった経験、1999/2000年とイギリス・欧州に語学遊学した経験から、日本の英語教育はどこか間違っていると、常々思っていたからです。

 そして去年の夏、大学の同窓会で、理事長が「この春 就職浪人がでました。理由は英語が話せなかったからです。」との報告がありました。これからの時代は、英語とパソコンは必須条件になると、以前から事あるごとに言ってきた私にとっては、やはりこの時が来たのかと感じました。

 現在の就職戦線で、ある企業が「会議は英語でする」と宣言すると続々とそれに続く企業、部長になるには英語はもちろん第二外国語が話せる事が条件だと宣言する企業まで出てきました。

教育の目的は、子どもたちの夢を実現させる為の知識や技術を教える事だと考えます。それが良い大学に入る事が目的になってしまっている。そして今、良い大学は出たけれど、自分の夢を実現する企業に就職できない、就職口さえない、そんな事が起きています。
 私は、教育の目的が、本末転倒してしまっていると考えます。

 携帯電話の国際シェアに見る日本企業の割合は、本当に少ない。
日本の技術は素晴らしいが、国際標準は獲れない。商品は素晴らしいが、現地の使用環境を考えない。聞いた話ですが、アジアのどこかの地方に行けば、洗濯機で”イモ”を洗っていたとか、冷蔵庫には”カギ”がかけられていたとか。いくら性能の素晴らしい日本製でも、使用に耐えない。

グローバルな企業でも、自社の技術を過信して、技術がしっかりしていれば必ず売れると、思っている。しかし日本の製品の世界シェアをじっくり見れば、はたしてどうでしょうか。

まさに、”ガラパゴス日本”になっているのではないでしょうか。

もっと現場を知らなければ、本当のニーズを拾い上げない、グローバルには戦えない。
そのためには、コミュニケーション・ツールとしての、英会話が必須になるのです。しかるに、未だに受験英語に固執しているのは、おかしいと私は考えます。

まずは、ブロークンでもいい、日本語発音の英語でもいい、コミュニケーションが取れればよいのです。実際、私が経験したのは、イタリアやタイ、エジプトもそうだったかな、一緒に勉強した方々の英語は、”R”が舌を巻きこむ発音になってしまい、聞き取りにくいのですが、理解はできました。コミュニケーションはできるのです。

日本の戦後における統治国アメリカの下での英語教育と、英国のもとでのインドとでは、大きく違っています。その結果は、みなさん御承知の事でしょう。
中・高そして大学と、6年~10年も英語の勉強をしても、海外旅行に行って、レストランで注文すらできない、片やインドは、国内の多くの方言のような物かあり、全く通じない物も有るのに、英語ならインド全土で通じると聞き及びます。そして、アメリカ企業のコールセンターとしての企業も有ると聞きます。

私は、日本の将来を担う若者たちには、もっともっと海外に出て行って欲しいのです。
そうすれば、日本の素晴らしさ、伝統文化に奥深さ、平和の大切さ、貧富の格差の実態、文化の違い、宗教を大切にする国や宗教の違いによる問題、人生の価値観の違い、自分の出来る事や目的、日本の将来が見えてくると思うのです。
今の若者は、内向きであるといわれますが、そうさせているのは、我々大人ではないでしょうか。

テレビからは、世界のローカルなニュースでも知ることが出来、私たちは世界のことを知っていると思っていますが、はたして世界のどれだけの人々が、日本の事を本当に知っているでしょうか。
日本の名だたるブランドメーカーは知られていても、地図で日本はどこかと聞けば、どれだけの人が、間違いなく指し示す事が出来るでしょうか。

 我々の使っている世界地図では、日本が中心に描かれています。ヨーロッパで使っている地図を見れば、日本は遥か東の果て、つまり地図の右端に小さく描かれているのですよ。

日本の製品だけでなく、我々国民も、”ガラパゴス” になっているのではないでしょうか。
若者よ、もっともっと世界に羽ばたけ。
私は、そのためにも、英語をコミュニケーションの道具ととらえ、語学へと進める教育に変えるべきだと考えます。

 日本の国政も、企業ももっともっと本当の意味でのグローバルな物にならなければいけないと、私は考えます。素晴らしい世界に誇る技術を持ちながら、国内市場のみを見ている経営者、雇われマダムじゃあるまいに自分の任期だけ業績が上がればいいなんて、他人の足を引っ張る事に精を出す、もう止めにしませんか。
この国の、50年先100年先を見据えた、国家戦略を立て、日本国民のため、世界平和のため、日本にしか、日本人にしかできない事があると思います。

現に、中東の国々や、アフリカの国々においては、日本の勤勉さ、礼儀正しさ、協調性、平和性、宗教の多様性、等々を学びたいと考えていると聞きます。
当の我々がもう一度、自分の足元を見直して、”三度目の奇跡”を、起こそうではありませんか。


 我々に今必要なのは、明るい未来を示すビジョンです。

気持ちだけでも、明るく、背筋を伸ばし、しっかり前を向いて、歩き出そうではありませんか。

”これからが日本の、三度目の奇跡の夜明けぜよ”


 またまた、正月早々、大きく出ましたなあ!!
まああ、いいか。千里の道も一歩からですからね。
今年も、宜しくお願いいたします。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おめでとうございます

2011年01月02日 | 活動報告
 新年あけまして おめでとうございます。
 
元日は雪が積もる予想でしたが、晴れやかな青空の日になりましたね。
地方によれば、積雪で交通がマヒしているというのに、三田では本当に穏やかな年明けとなりました。
 三田市にとっても、この日のように穏やかな新たな年でありますように。

年末年始と、テレビでは日本の将来を考える番組が数多く放送されていました。
悲観的な意見が多かったように感じました、しかし日本人はきっとこの閉塞状態から脱却できると、信じています。
物事は見かた次第で変わります。
永い歴史の中で、今その変わり目にあると考えます。
共産主義(ソビエト)が崩壊し、アメリカの一国主義的資本主義がまさに崩壊仕掛っています。
我々は、その時代の変わり目に生きているのです。
誰かが何とかしてくれる、たかが私一人ぐらいでは・・・、と、つい考えてしまいますが。
永い永い日本の歴史の流れの中のたった百年程の変化で、駄目になる民族だとは思えないのです。
思いたくないのです。
ローマ帝国や大英帝国の盛衰などを教訓にして、きっと復活できると信じています。

日本の文化は欧米諸国に、多くの影響を及ぼしています。
みなさん良くご存じの『浮世絵』が、西洋絵画に、ふすまや障子などの建築様式が近代建築に、海から獲るだけでなく養殖というように、素晴らしいものが沢山あったのです、そしてあるのです。

追いつけ追い越せでやってきた日本、今、お手本とすべき国、頼るべき国を見失い右往左往しています。
今こそ、日本の夜明けを目指し、自らお手本になると自覚し、覚悟を持って時代を切り開いていくべき時ではないでしょうか。
我々一人一人はちっぽけでも、”こころざし”を同じくする者が集まって頑張ればきっと道は開けると考えます。
勿論、三田市議会も三田市も変われると考えます。
 正月から、ちょっと威勢のいい事を書き過ぎましたか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする