「孤独死」もしくは「孤立死」・・・死後4日以上経過して発見された
孤独死に関する全国データが厚生省ではなく警察庁の管轄であり、各県警本部によって事件性のない遺体に関しては、自殺を除いて明確な全国データが示されていない。
2011年に㈱ニッセイ基礎研究所が発表した「セルフ・ネグレクトと孤立死に関する実態調査と地域支援のあり方に関する調査研究報告書」の中に、全国の65歳以上高齢者の孤立死数の推計 (死後4日以上経過)が、15,603人(男 10,622人、女 4,981人)とありました。
三田市は、人口3万人のまちから今や11万5千人のまちになりました。10年間人口増加率日本一を誇るときもありましたが、時代の経過とともに、問題点も多々明らかになりつつあります。
その一つが、子供たちの巣立ちによる老人世帯の増加・独居老人の増加であります。
昨年12月知人から、フラワータウンでご老人の『孤独死』(孤立死ともいう)が、あったとお聞きして、居ても立ってもいられず、早速ネットでいろいろと活動等を検索しました。
北海道札幌市のNPO法人シーズネット・さっぽろ孤立死ゼロ推進センターの活動を知り、講演会などの活動をおたずねしました。事務局長の杉谷氏と電話でお話しするうちに、三田市でも是非、講演会を開催し市民の皆さんと、未来の三田の安全・安心な地域社会づくりについて意見交換をしたいと考えるに至りました。会派の議員と相談し、講演会を開催することとなりました。
杉谷氏のご紹介で、テレビ番組にも多くご出演されている、淑徳大学の結城康博教授を講師にお迎えし、来る6月9日(日)に三田市総合福祉保健センターにて講演会を開催いたします。
是非、是非、ご参加くださいまして、一緒に未来の三田について考えいただきたいと思います。