前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

改革と行動で地方自治の新政を開く!!
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今年の成人式

2010年01月16日 | 活動報告
 1月11日に郷の音ホールにて成人式が行われました。
昨年は、三田市はじまって以来の荒れた成人式でしたが、その教訓が生かされたのでしょう、今年の成人式は無事に行われました。

 もっと成人の門出を祝う、楽しい、記憶に残るような式に出来ないものかと考えますが、財政厳しい折であり、長引く景気の低迷にそれどころでない若者もおられる事を考えると複雑な思いがします。
 出席された若者からは、「厳粛でよかった」との評判も聞かれました。
成人代表の三人の若者は、しっかりと自分というものを客観的にも見つめているように感じました。特に育ててくださった親御さんや友達に感謝の言葉を、しっかりと述べていたのが印象的でした。

 以上の文章は、記入して非公開にしていた為、情報としては遅くなってしまいました。

 今日NHKのクローズアップ現代で、37歳?の青年が失職して餓死した事件のその後の反響について、放送していました。
社会的に自立した若者が、失職という状況から自力で抜け出せなくて、そこそこの家庭に育ち、高学歴で、プライドもあり、親にも頼らず、友人にも頼らず、行政には断られ?・・・
「全ては自分のせい」と、硬い殻に閉じこもり声無き悲鳴を発している。
そして、一人さみしく、自分が悪いと、餓死している。
 
 こんな国に誰がした。

 己さえ、自分さえ、わが家族さえ、害が及ばなければ良い。
他人の痛みも省みず、むしろ傷つける加害者となり、善人ぶった顔をして・・・

 私も含めて、この国の人の”こころ”は、どこに置き忘れてしまったのでしょうか。
経済も、政治も、道徳心も、全てが3流国・5流国となってしまったようです。

もう一度、自分を見つめ、人生を考え、家族を見つめ、地域を考え、会社をみつめ、日本を考え、世界を見つめ、地球を考え、今、何が大切か、何をすべきかをじっくりじっくり考えなければならないと時に来ていると思います。
 私も、しっかり考え、たとえ一隅でも小さな明かりを照らせるように成りたいと思います。

 

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市長の職員に対する年頭訓示の要約

2010年01月07日 | 活動報告
1月4日(月)午前10時から竹内市長の年頭訓示が行われました。
みなさんあけましておめでとうございます。
21年度は20年度に比べて税収が法人税を中心に約11億円減少。
22年度の新年度予算についても厳しく、大体市税全体で5億円くらいの減額予想である。

厳しい財政の中で、施策・事業の選択と集中を図りながら、市民生活の向上を中心にすすめていく。
5つの重点施策
 ①学校教育の振興と子育て支援
 ②市民の安心・安全なくらし
 ③環境問題、家庭ごみ10%減量作戦
 ④市民文化の振興
 ⑤産業振興と雇用という形で、農業についても、昨年末に市と兵庫県、
  そしてJA兵庫六甲で農業の戦略会議を立ち上げた。  
  第2テクノパークは、事業認可申請中であり、できるだけ早くに企業誘致等も  進めたい。など。

特に、①財政の問題
   ②市民の健康、命という医療の問題。
    市民病院の医師、看護師の確保そして市民病院の健全経営化をはかりなが    ら市民病院の再生に向けて取り組んでいきたい。
   ③協働のまちづくりを進めていきたい。
    昨年は、NHKで「白洲次郎」のドラマが放映された。
    年末には、九鬼家とゆかりのある裏千家十五代家元、千玄室大宗匠を招い    ての講演会があった。
    今年は、我が国の科学の祖と言われる川本幸民の生誕200年である。
    こういった三田の歴史・文化を広く内外に知らせたい。
    特に、私は多くの市民が住まれている中で三田のまち、歴史を知っていた    だく、そして市民の皆さんが三田を愛し、そして誇りに思いながら、協働    のまちづくりを進める、こんなことが大事ではないかと考えておりまし     て、こういった3つのことで大きな三田のまちづくりに、これからのロマ    ンをうたいあげていきたい。

昨年は、職員の皆さんに「気」という字をひとつの大きな目標として頂きたいとお願いした。本気でそして勇気を持って、根気よく行政を進めてほしい、いわゆる意識改革をお願いいたしました。ことしはさらに進んで、行動、実践をお願いしたい。特に今年は、そんな意味から、生まれる「生」という字がひとつの大きな目標にして取り組んでいただきたい。
 1つは皆さん方がこの生涯をかけた三田市の職員として、自らどう生きていくべ  きか。
 これからの限られた人員の中でどのように生かしていくか。
 3つ目は、次の時代を背負う職員を生んでほしい。

 皆さん方は、行政のプロでございます。そして市民は、皆さん方に対して大きな期待と信頼を寄せておられます。
市民の中に、また地域の中に皆さん方が出向いていただきまして、市民の目線、市民感覚でこれからの行政を進めてほしいと思っております。

 皆さんの先頭に立って、そしてまた皆さんと一緒になって、三田のまちづくりに全力を挙げて、取り組んでまいりたいと考えておりますので、今年もどうかよろしくご協力とご理解のほどお願いする次第でございます。

以上が、市長の職員への年頭訓示の要約であります。

 私は、竹内市長は良くやっておられる思います、エールを送ります。
しかしながら、職員の意識改革はバラツキがあるように感じます。
三田市の5年後・10年後・15年20年後は、大変な事になると考えます。

 皆さんは、NHKの「再生の町」というドラマをご覧になったでしょうか。
昨年10月3日(日経)に、「破綻懸念21市町村を認定」の見出し、ドラマのモデルとされる泉佐野市が早期健全化団体=破綻の警告段階に認定されていました。

 他市に比べて急激に老齢化をむかえる三田市にとって、対岸の火事では済まされない時代がやってくると考えます。
その事については、次のブログにてお知らせいたします。

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