5月17日 静岡県御殿場市に視察に行かせていただきました。
視察案件 御殿場市こども条例、御殿場市こども条例行動計画について
◆条例制定の経緯と背景
・子どもを取り巻く社会環境の目まぐるしい変化
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少子化の進行やいじめ、虐待の発生
核家族化や地域における人間関係の希薄化の進行による子育てへの不安
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このような時代だからこそ、子どもたちが健やかに成長することの出来る環境を
整えるために、社会の大人がそれぞれの立場から子どもの健全育成に携わる
「地域社会総がかり」で子どもたちを育てていくことが重要。
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「御殿場市子ども条例」の制定(H28.4.1施行)
◆条例の特徴と条例に際しての意見決定について
・子どもを育むための4つの理念の掲載
①子どもの育成に関わる関係者と行政が子どもの幸せと健やかな成長を
目指し、相互に連携を図る。
②子ども一人ひとりの人格を尊重するとともに、子どもが社会において
保障されるべき様々な権利を持っていることを認識する。
③思いやりのある心や郷土を愛する心を育み、自分で考え判断し責任ある
行動をとることの出来る子どもの育成。
④大人は、日頃の大人の言動が子どもに大きな影響を与えることを
十分に考え、子どもの模範となることとする。
★子どもたちを取り巻く環境は、大きく変化しておる。
”いじめ””虐待””経済的格差”などなど子どもたちが健やかに育つために
考えなければならないことを、「地域社会総がかり」で考える意味において、
あえて条例化する意義があったとのことでした。
子どもは、家族の宝、地域の宝、日本国の宝です。
時代を担う子供たちの健全育成は、我々大人のするべきことです。
これからも、しっかりと取り組んでまいります。