前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

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3・11以後

2011年07月05日 | 活動報告
 ご無沙汰しております。
3.11東日本大震災以降被災地の状況や政府の対応のまずさそして国会議員の足の引っ張り合いなど見るにつけ、つくづくこの国の将来がどうなってしまうのか考えさせられます。
あきれるどころか、怒りさえ感じます。
どう表現したら良いのか分かりませんが、この国の行く末が大変不安であります。

 この国にとって未曽有の国難であるのに、利権にうごめく永田町、国民の生命や財産・国土や領海をも奪い取ろうとする者たち、魑魅魍魎がチラチラ見え隠れしています。
 
 情報の隠ぺいや操作は、我々の生命財産を守るべき政府でさえ、真実を暴くべきメディアさえ、日常茶飯事のようです。

 11年前、ロンドンの英語学校で、「あなたが50歳になったらどうしたいですか?」の問いに、日本の18歳の若者と29歳の女性が同じ言葉を言いました。・・・「死にたい」「死にたい」

 それを聞いた私は、愕然としました。彼らには、「夢も希望もないのか」と。
しかし今、私は、彼らが平成22年のこの国の姿を、彼らはとっくに感じていたのではないかとさえ思うようになりました。

 また、先日の関西学院大学の学生との話の中で、「大学は出たけれど就職先が無い」イギリスや欧州では学生達はデモをするが、日本の学生たちは、「自分が悪い」と自分を責める。
何か間違っている、この国がおかしいと感じていました。

 態度がデカイ、声が大きい輩が幅を利かせ、声を出さない常識ある多くの人が馬鹿をみる。
いつからこんな国になってしまったのでしょうか。

 「衣食足りて礼節知る」・・・民は、生活が豊かになって初めて、道徳心が高まって礼儀を知るようになる。これは中国の事で、日本人は、貧しくても礼節は心得ていたと思います。
しかし今、衣食足りて権利を主張し、道徳は地に落ちてしまっている。(少し言い過ぎか。)

 坂本竜馬達が、中国のアヘン戦争などの二の舞になってはいけないと、命をなげうって勝ち得たこの国の自尊心はどこに行ってしまったのでしょうか。

 今こそ、我々国民一人ひとりが、この国のあり方、将来を真剣に考えなければならないと考えます。
 我々の生命財産は、誰が守るべきなのか?
 この国の平和と国益を誰が守るべきなのか?
 この国の未来像を誰が描くべきなのか?
 次代を担う子供たちに、負の遺産だけを残すのか?
 夢も希望も無く、50歳になったら死にたいと、若者に言わせるのですか?

 
 いち国民として、いち市会議員として、今、私に出来ることは何か?
市民の皆様の信託に応え、三田市をもっと住みやすい、住み続けたいまちにすることだと考えます。

 地方こそ国民の原点、地方自治から国の政治を変えるしかないかもしれません。
三田を良くするのも、日本を良くするのも、我々ひとり一人が、政治への関心を持つことだと考えます。
そう考えると、我々の一票は決して軽くは無いのです。
微力ながら、私、田中一良は、皆様と共に、三田を良くするために精一杯頑張ります。

 追伸
 永い間、書き込みをしなかったのに、いきなり重たい話しになってしましました。
本当は、アイガモの写真を入れて、軽い書き出しにするつもりでしたが、この国の将来を思うと暗くなりました。
読みずらい文面で申し訳ありません。ついつい思うまま書いてしまいました。

 



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