前三田市議会議員 田中一良のブログへようこそ!

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三田市の担当部局の職員と会派視察報告会(意見交換会)を開催。

2014年02月19日 | 活動報告

 18日 (火)
 15時半から総務部・都市整備部等の職員対象に
「ガバメント2.0」・・・ICTを使った市民参加・協働のまちづくり(前回のブログに書いた内容)を報告をしました。

 

 

 

 

 14時から経済環境部・学校教育部等の職員対象に

「プラスチック油化装置」・・・廃プラスチックから石油が生まれる! (株)ブレスト (神奈川県平塚市)の
視察報告をしました.

卓上油化装置  (約106万円)の写真
廃プラスチックを左の投入口から入れ高温で油化・気化し、右側の水道水により冷却し油を取り出す。

廃プラスチックのうち、PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)を油化した生成油は、軽質油相当(ガソリン相当)、灯油相当、重油相当が混ざった混合油である。
混合油を蒸留することでそれぞれ取り出すことが出来るが、設備やコストがかかる。
新開発の発電機(ドイツ製)は、混合油をそのまま使い電気を作ることが出来る。

 

例えば PE ですが、現在収集が進んでいるペットボトルのキャップ、集めて業者に渡し”ワクチン”購入資金になっている。 集めても結果が見えない。
PP ですが、スナック菓子の袋などもごみとして捨てられているが、これも油化できる。
1キログラムの廃プラスチックから約1リットルの混合油が出来る。

◆スクール油田・・・子供たちがごみとして捨てているこれらを集め、目の前で油に戻るのを見ることによって、ごみではなく資源であると自覚でき、資源の大切さが理解出来るのではないでしょうか。

同時に、東南アジアや世界のごみ事情・貧困についても学んでいければ、将来、世界にとって有益な人材になってくれるのではないでしょうか。
 是非、学校教育に生かしていただきたい。

 

 

 

 


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千葉市へ『ガバメント2.0』の視察に行かせて頂きました。

2014年02月13日 | 活動報告

 『ガバメント2.0』の実証実験を終え平成26年度から実施に入る千葉市に視察(会派視察)に行きました。
(私は、平成25年6月議会でガバメント2.0の推進について質問、その後も三田市に提言しています。)
皆様の中には、『ガバメント2.0』て何に?  と思われる方もおいでかと思いますので、少し説明をさせていただきます。

 アメリカのいくつかの都市で実施されている、市と住民とがスマホや携帯電話を利用して情報を共有し、まちの安全安心を担って行こうとするものです。

 NHK平成25年4月1日の「クローズアップ現代」で「ガバメント2.0」が放送され、今もネットでダイジェスト版を見ることができます。ご覧いただければ、有用性がお分かりいただけると思います。

 例えば、市民が危険な道路の陥没、根上がり等を発見したらスマホ等で写真を市役所へ転送、役所ではその情報でGPSによる正確な位置が特定され、各部署に連絡、担当者が確認しすぐに修繕等の手立てをする、というものです。
 日ごろ道路パトロールでは見つけられない、歩道や公園等の補修の必要な個所を見つけ処置するだけではなく、このシステムが市民に広く浸透すれば、災害時対応にも活用できるなど色々な、『市民との協働のまちづくり』に役に立つ方法であると、私は、確信しています。

 千葉市では、マイクロソフトの無償の協力を得て実証実験を、昨年7月1日から12月27日まで行いました。
以下、千葉市の報告です。

 

 

 


千葉市の報告(抜粋)

(1)行政を取り巻く環境の変化
  少子高齢化     ・・・平成27年には高齢化率が25.8%、職員数の削減、業務の効率化が必要。
  社会の絆の希薄化・・・自治会加入率が平成23年には71,5%、災害時要援護者が約4万6千人。
  財政再建      ・・・平成21年「脱・財政危機宣言」以降、財政再建が本格化。
(2)スマートなまちづくりへのICT活用
  「スマート」とは、「ムダ・モレ・ズレがないこと」
  業務を改善し、市民ニーズにあったサービスを提供・・・窓口業務のの効率化、ワンストップサービスなど
  市役所の制度、ノウハウ、データの公開・共有   ・・・オープンデータの推進

ちば市民協働レポート実証実験「ちばレポ」とは、
  目的・・・地域の課題について市民からスマートフォン等を使った位置情報付写真レポートを送ってもらい、              
        WEB上で市民と市役所が情報を共有し、その課題にスピーディに取り組むとともに、
        市民と市役所が協働して解決することをめざし、寄せられたレポートの分析を行う。
  参加者・・・市民 765名・職員 391名 合計 1,156名
  
  有効レポート総数・・・628件 (1日当たり 6,8件)
  分野別件数 ・・・道路 454件(72%) 道路補修、落書き、街路灯切れ、雑草 など
             公園 66件(11%)  落書き、樹木剪定、公園設備不良 など
              ごみ 32件(5%)、    不法投棄、放置自転車 など
            その他 76件(12%)  空き家、施設看板不具合 など
  レポート公開状況・・・公開済 409件(65%)、未公開 219件(35%)
                未公開案件 : 市所管外(公開に同意が取れないもの)
                           非公開基準該当(プライバシー等)など)

 ◆こんな実験もされていました。
      子供やお年寄り・体の不自由な方を想定し、車いすにカメラを取り付け町中を移動、
     危険な個所や不便な個所をスマホ等で送信データとした。

 

 

 

ちばレポの発展可能性
   (1)市民対応履歴管理システムとしての庁内情報基盤整備
   (2)通報だけでなく市民参加・情報収集・発信への活用
   (3)ネガティブな通報だけでなく、ポジティブな情報発信ツールとして
  発展させていくとのことです。

千葉市長マニフェストより抜粋   
    情報公開と市民参加のまちづくり
      ・自分がどれだけ税金を納め、どれだけ公的サービスをうけているかが一目でわかるサービスの実現で、
     税金の行方に対する信頼がもて、納得感のある市政を推進
   ・若者世代にも関心を持ってもらうようLINEなどの新しいツールを活用しながらより身近な市政を追及
   ・雑草、不法投棄、ベンチの破損などについて、市民が参加できるまちのメンテナンスシステムを創設
   ・市の計画が効率的に実行されているかのチェックや中長期的な課題の議論、市への提言等を担う
     「市民シンクタンク」の設立
 私も同じようなことを考えています。

 また、『ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会』
千葉市は、市が持っているビッグデータのうち公開可能なデータをオープンデータとして活用できないか検討。
・市民サービスの向上、市民主体のまちづくりの推進、新産業創出、経済活性化への寄与を目指す。
・企業、大学及び行政が連携
・構成団体 一班会員 武雄市・奈良市・福岡市・千葉市
        特別会員 東京大学大学院 情報学科 須藤修 研究室
               日本アイ・ビ・エム(株)
               日本マイクロソフト(株)
        協力者  ヤフー(株)・(株)リクルートホールディング・グーグルなど

以上。
千葉市の取り組みについて、抜粋しました。文字ばかりで申し訳ありません。

 私は、三田市11万5千人という人口は、本当の意味で「住民自治」・「市民主体のまちづくり」が出来ると信じています。
 そして日本国民として”伝統文化”と”もったいない精神””おもてなしのこころ””思いやりのこころ”等を大切にまちづくりをすれば、きっと素晴らしいわが町三田に出来ると信じています。

 山を愛し”エネルギーの地産地消”が、
 田畑を愛し”安全安心な食の地産地消”が、
 子供たちを愛し”世界中で活躍の出来る子供たちを育てる教育”が・・・・・
 きっと出来ると信じています。

 田中一良は、”未来の笑顔につながるまちづくり”の実現に向かって頑張ります。

 翌日は、平塚市の(株)ブレストのプラスチック油化装置を視察させていただきました。
これについては次回ご報告をいたします。

 新政みらいは、昨年に引き続き視察報告懇談会を三田市担当各部署の職員さんと行います。

帰りの新幹線からきれいな富士山を拝むことが出来ました。

 

 

 

 

 

 


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