5月15日(木)~16日(金)と青森県弘前市・宮城県石巻市を視察させていただきました。
弘前市は、「シティプロモーション」について。
石巻市は、「減災への取り組みと復興状況について」。
今回は、弘前市について報告いたします。
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三田市も「シティセールス」を進めようとしています。
弘前市は、平成24年度に「シティプロモーション担当」を設置し現在に至っており、少し前を行く同市は、良き手本になると考えました。
【目的】
弘前の魅力を創り出し、それを国内外に情報発信し、都市ブランド力・都市イメージ・認知度の向上を図ることで、交流人口を拡大させ、観光産業の充実など、新たな活力の創造に結びつけていきます。そしてこのような力を農業や商工業を含めた産業全体へ波及させることにより雇用やビジネスチャンスにつなげていくことを目的とします。
また、自慢できる弘前の魅力資源を再発見することで、郷土に誇りと愛着を持ち、まちづくりに積極的に関わる市民の増大を図り、弘前市の持続的な発展により「子ども達の笑顔のあふれる弘前づくり」を目指します。
写真は、弘前市の「ねぷた」・・・海岸線地域は「ねぶた」、内陸地域は「ねぷた」、方言だそうです。
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【キャッチコピー】
「いいかも!!弘前」
【推進イメージ】
①弘前の魅力を再発見する→ ②戦略的な情報発信 → ③-1 都市イメージ・認知度の向上
弘前の魅力を創る ③-2 市民の郷土愛と誇りの醸成
【重点取組事項】
・市長をトップに職員一人ひとりが「弘前のセールスマン」としてあらゆる機会を利用して、シティプロモーションを意識した取り組みを行います。
・全国メディアへのプレスリリースやホームページ・フェイスブック・ツイッターを活用した情報発信を促進します。
・など等
その他取組
「シティプロモーションアドバイザー」
「弘前PR応援サポーター制度」
など。
弘前市長の熱い思いが伺える事業であると感じました。
三田市のシティセールスに於いても市長の掛け声だけではなく、市職員全部から危機意識がなければ、お題目だけになってしまいます。
急激な高齢化を迎える三田市にとって、最も重要なものは、市職員の意識改革とやる気だと考えます。
都市間競争の勝者となるのか敗者となるのか。
年功序列ではなく、能力ある職員・やる気のある職員を積極的に登用し、保身に躍起な職員には、席を譲っていただかなければ、三田市は埋没してしまうと考えています。
魅力あるまちにするには、魅力の再発見だけでなく、魅力の創造が必要です。
「人は石垣、人は城・・・・」人材こそ、三田市の将来を左右するカギであると考えます。
近隣市との横並びの意識を捨てなければ、これからの地方自治は難しいと考えます。
防災対策においても、南海トラフ大地震が起きたら、被害が比較的軽微と予想される三田市は、阪神間の救援の拠点・物資の集積地、復興の拠点になると予想されます。その意識も気概も薄いように感じられます。
5億5千万円もの高額の血税を使っての防災行政無線事業、それも地域限定である。
全くあきれるばかりです。
やるべき対策を助言しても、何ら反応がない。
「費用対効果を考えまして・・・」と本会議での答弁ではよく使われるセリフですが、本当にそうですか。
市民の血税ですよ。
いかにコストを下げようかと考えてくれている職員もいます。でも・・・
今、企業にとって【CSR】(企業の社会的責任)は、大変重要な対策であり、行政とのコラボは企業にとってもメリットがあります。
企業への積極的な働きかけをもっとするべきであると考えます。