予算決算常任委員会の企画総務常任委員会分科会が9月24日に開催されました。
私は、副委員長ですので、正副委員長席から質問しました。
各委員からの多くの質問が出ました。詳しくは三田市ホームページの議会録画をご覧頂けます。
福祉文教常任委員会部会・まちづくり常任委員会部会がおこなわれました。
29日には、総括質疑。各会派ごと市の業務全般についての質疑が行われました。
私は、急激に高齢化を迎える三田市の将来を担う職員の現状、人材不足、意識改革、人事制度の見直し、やる気のある職員の育成などを踏まえて質問しました。
『消滅可能都市』 20~39歳の女性の数が、2010年から2040年にかけて、5割以下に減る自治体。
兵庫県下では、神戸市須磨区、洲本市、三木市、加西市、篠山市、養父市、丹波市、南淡路市、朝来市、淡路市、宍粟市ほかが指定されています。
三田市は、指定されませんでしたが、安閑としている時代ではありません。
三田市の独自税源は、個人市民税が41,4%,法人市民税が7,9%,固定資産税が38,5%,都市計画税が6,3%です。
たった7,9%の法人市民税、個人市民税を納めている市民の急激な高齢化は、もうそこに見えているのです。
ここで、埼玉県秩父市の例を挙げます。
水道管の老朽化で家に届くまでに3割の水が漏れ、修復のために水道料金を上げる計画。
議会の反対で半額にとどめ、一般会計で不足を埋める綱渡りになる。
人口減少で料金収入が減り、本来35%の値上げが必要とのことです。
決して対岸の火事ではありません。
2030年までに市長村の3割は人口が2割以上減少。
現役世代は、1000万人近く減り、国民の3人に1人が引退世代になる時代が到来する。
三田市の未来を考えるとき、三田市も市民も議会も一緒になって現状をしっかり吟味して、来る時代へ計画実行していかなければならないと考えます。
今、安部政権は、「地方創生」(まち・ひと・しごと創生本部)を打ち出し、金も人も出すから地方でアイデアをだし実行し、地方を、日本を元気にしようとしています。
今がチャンスなのです、やる気のある職員と市民と議員とががっちりスクラムを組んで、三田市を日本を変えようではありませんか。