健康福祉審議会・合同部会を傍聴させていただきました。 7月26日14時~16時 総合福祉保健センター
~「三田市地域福祉計画」及び「三田市社協地域福祉推進計画」の成果と課題~ では、
◆「まごの手本庄」・・・買い物支援、通院支援等実際の活動の動画も含めた
プロジェクターを使った事例発表がされました。
◆「カーボランティア”アユート”藍地区・・・外出支援
★佛教大学の後藤至功(福祉教育開発センター講師)からは、
”福祉を取り巻く5つの考えて欲しいこと”
その①・・・介護保険の重度者への方向転換、介護予防は市町村に責任。独居・認知症
その②・・・生活保護法の改正と生活困窮者対策。キーワードは、早期発見と伴走。
その③・・・4月から障害者総合支援法施行。
難病が対象になった。障害者の就労支援の強化。法定雇用率1,8%から2,0%に変更。
その④・・・社会全体で子育てを支える。ワークライフバランスの実現。
児童虐待は,6万件。
その⑤・・・東日本大震災での関連死の9割が70歳以上の高齢者。
このほか、いろいろな話がありました。
手前みそで申し訳ないのですが、6月9日に我々会派「新政みらい」が行いました講演会。
淑徳大学・結城康博教授をお迎えしての講演会それに続き、昨日(26日土曜日)BS11”インサイドアウト”において、結城教授が今後政府が”税と社会福祉”の関係で国民に、地方・市町村に責任と財政負担を強いる可能性について話しておられました。
まさに、三田市は、今後急激な高齢化を迎え、市税収の縮小と福祉財政の拡大という大変厳しい時代に入りかけています。しかるに行政サイド・市民サイド・議員サイドにおいて来る問題に関心が低い状況です。
市税負担が増え、行政サービス低下が進めば、市民は三田市から出て行くという選択肢も視野に入れるでしょう。
今こそ、三田市の将来ビジョンをしっかりと市民と共有し、かじ取りをしなければならないと強く感じます。