君とともに生き、君とともに逝くのならば、僕は君の為に生きよう。

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『君がいる幸せ』 限りある永遠(limitato etemita)編 2015クリスマス話

2015-12-26 03:52:18 | 『君がいる幸せ』 limitato etemita編二章
二年前。
とってもベタ甘なクリスマス話を書いていたのを読み直して、自分でびっくりしてしまいました。
こんなに甘いの書いていたんだと…。
過去の自分に負けないように頑張って甘いのをお送りしたいと…思っています。

さあ、「小説」リハビリの開始です。


☆アニメ「地球へ…」の二次小説です。
 <用語>
惑星ノア 大戦時ミュウが陥落させた人類の首都星
惑星メサイア ミュウの星 ノアに近い位置にある
惑星アルテメシア ジョミーの第二の故郷 ここの教育衛星で学園生活を送る
軍事基地ペセトラ 人類の軍事拠点 戦後十二人の代表で議会制になる
太陽系木星の軍事衛星メティス 大戦直後キースとジョミーが暮らした都市 
ジュピター キース警護時ジョミーのコードネーム
ベルーガ2 ジョミー所有の小型医療用シャトル(ワープ、ステルス機能)
<人物>
キース・アニアン ノアの首相 人類の評議会議長を兼任
ジョミー ノア副首相に就任 ジュピターは宇宙の軍を動かせる権限を持っている
ソルジャーズのブルー 人類が作ったブルーのクローン(タイプブルー)
      ジョミー 本当はジョミーのクローンではない(タイプイエロー)
シド ミュウの優秀なパイロット 今はジョミーの専属


※とまぁ、今はジョミーとキースが全く会えない状態だとか諸々の設定を置いてきぼりにして、ちょっとだけ時間が戻ります。

   『君がいる幸せ』 限りある永遠(limitato etemita)編 2015クリスマス話

「え、何?」
「ホワイトクリスマス」ふいにキースが言いだした。
ジョミーは外を想像する。
「ホワイトも何も、どこまでも白くて暗くて、僕らは遭難中じゃ…」
「惑星ファントムのブリザードを甘く見ていたな…」
と、この閉じ込められた状況を珍しくキースが反省をしている。まぁ、きっと彼はこの後の予定が大幅にずれ込む事を気にしているのだろうが…。
「仲間の船を呼ぼうか?」
「いや、この状況ではいくらお前たちでも二重遭難もありうるからな…」
「普通の人間もいるんだ。食糧は三日はもつと思うけど…。体力の限界がくる人もいると思う。何かあったら僕は呼ぶよ。きっとトォニィは気が付いてくれる筈。だから、ミュウの事はきにしないでいい」
「…ああ…」
と、キースは小さく頷いた。
「二百余名の人間を最優先に考えて…」
僕達は一般の客船でここ惑星ファントムに来て、遭難した。
通信も出来ないまま、6時間が過ぎていた。
「お前もこの船が墜ちた時に力を使い果たしてしまったのだろう。もう無理はするな。休んでおけ」
「うん。わかっているよ。キース。シドを診てくる」
シドは墜落時に頭に怪我をしていた。
「シド。大丈夫?」
「ジョミー。すみません…」
「治癒が出来なくてごめんね」
「いいえ。ジョミーも腕が折れてますよね?固定して治療をしないと…」
「僕は大丈夫。確かに落下の衝撃で折れちゃったけど、治ってきてるから心配ないよ」
「ジョミー。僕が自分やあなたよりも人間を助けてしまうなんて思ってもみませんでしたよ」
「シド…」
「きっとこれはあなたの影響でしょうね」
「…でも」
「ジョミー。僕は良いと思って動いたんです。だから、自分を一番になんて言わないで下さいね」
「シド。わかった。ありがとう」
ジョミーはシドの部屋を後にした。
その目の前をキースが通ってゆく、彼は装備を着こんで外へと出て行った。
ジョミーはその後を追った。




すみません。途中です。
ラストまで書けていますが、UPする程、出来上がっていません。
明日続きを書きます。



時間切れ「蒼穹のファフナー」を見てきます。^^ノ







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