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感情対立を起こせば「ダーク・サイド」確実だ。

2017-10-23 | 文学
 10月23日 月曜日

 おはようございます。 ロスト・ロスト大王です。


感性には感情の知らない道理があるにしても、

そこに激しい感情を煽れば対立も容易となる。

なぜなら、

感情は本質であるが万能ではなく、

感情では善悪の判断を誤るからである。

私達が感情人間であることは疑うまでもないが、

我々の感情や直感などはどれも当てにはならない。

だから、他人をコントロールするには、感情で反応させることである。


あなたが他人を傷つけるのは、感情であって、感性ではない。

ヒステリーや逆ギレは、感情であって本来の人格ではない。

あなたが嘘つきなのは感情であって、本心ではない。


危険なのは、

言い訳を失った瞬間、感情から生まれる衝動が、

対立を引き起こし、気が狂い、激しい感情が圧縮して爆発された状態である。


現象論では、感情的認識など存在しないことになる。

判断は感覚レベルの知覚であり、感性は崇高なものと位置づける。

人間の感情は正しく解釈された感情ではなく、生きる為に必須な感情でもない。

感覚認識論者たちの意見を借りるなら、

この世界の知りうる根源的事実から始めなければ説明にならないように、

そこには行動から育まれる感性の他に原因を持たない根源である感情が存在することに気づく。

感性でないものの存在は動物的な感情を暗黙のうちに含んでいるから、

感情の比較や対立は、感情的なものの存在を自然的なものへとその感性に導かなければ存在しているとは言えないのだ。


判断するのは感覚なら、行動するのは感情で、責任を引き受けるのが理性ならばそれで耐えられるのだろうか。

または、判断するのが感性ならば、行動こそが真実となり、そこで初めて結果に責任が持てるのではなかろうか。


感情は動物に与えられたものであり、自らの経験に従って感情を磨き感性に到達するように、

その人の感情の気質と習慣を見れば大体どんなダークサイド行動を取るかが判るように、

感情だけでは判断を鈍らせて苦痛を伴い、怠け者へと転がって行く。

経験や体験から切り離された感情は害にしかならず、全ての悪意はそこから出てくる動機によって結果となる。

感情的な単細胞ほどすぐに興奮して衝動を起こし、暴言を吐くように、感情レベルが低いと苦痛である。

感情とは原始的で動物的な存在でもあるから、単細胞生物ほど刺激を与えるとすぐに興奮するように、

したがって、感情人間を煽ればダークサイド。

足の引っ張り合いを無意識で行う「ロスト・ロスト社会」が容易となる。








  つづく。